
【スポーツコラム】南米王者のコリンチャンスは、セルジオ越後の古巣だった?
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2012年12月11日 19:41 visibility475
クラブワールドカップも、いよいよ明日から準決勝が始まり、南米王者のコリンチャンスが登場します。
コリンチャンスとは、ブラジルのサン・パウロに本拠地を置くチームで、2000年に開催されてた第一回クラブワールドカップでは優勝を飾っています。
今回来日したチームのメンバーの中には、浦和レッズなどで活躍したFW(フォワード)エメルソンや、鹿島アントラーズでプレーしたMF(ミッドフィールダー)ダニーロなど、日本でもお馴染みだった選手も来ています。
今回は、コリンチャンスに関する話題を紹介したいと思います。
<コリンチャンスはセルジオ越後の古巣?>
サッカーの辛口解説者として有名なセルジオ越後の事は、おそらく日本のほとんどのサッカーファンは知っているでしょう。
実はコリンチャンスというチームは、日本で有名なセルジオ越後が、かつて選手としてプレーしていたチームなんです。
日系二世としてブラジルで生まれ育ったセルジオは、17歳からコリンチャンスに所属。その後若くしてサッカー選手を引退した後に、藤和不動産(現在の南ベルマーレの前身)からアマチュアサッカー選手としてのオファーを受けて来日しました。
日本でプレーした後は日本中で子供向けのサッカー教室を開き、今では辛口解説者として、厳しくも愛のある解説で、日本サッカーを応援し続けていま す。
<ロナウジーニョの特技は、セルジオ越後の技だった?>
セルジオ越後がコリンチャンスでプレーしていたときに、当時のチームメートにリベリーノのという、やがてブラジル代表の名選手となる人がいました。
その選手が得意としていたプレーが「エラシコ」というプレー。足の外側でボールを軽く外側に押し出し、その直後に同じ足の内側で逆側に切り返すというプレーです。
このエラシコというプレーは、バルセロナやブラジル代表として活躍したロナウジーニョが頻繁にこのプレーを使用していたので、日本でも一躍有名になりましたね。
実はこのエラシコは、セルジオ越後がやっていたのをリベリーノがまねしたのが、始まりといわれています。
セルジオからこの技を教わったリベリーノがエラシコを披露したことで、ブラジル内で有名な技術となり、やがてブラジル中に広まっていくわけですが、もともとはセルジオ越後のプレーが始まりだったということ。つまり、ロナウジーニョが好んで使ったエラシコの起源は、セルジオ越後にあったというわけです。
セルジオ越後って、実はすごい人だったのかもしれませんね。
彼の古巣が日本で再び世界を制する日は来るのでしょうか?
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