【スポーツコラム】チームカラーを変えてしかも弱くなったヴィッセル。イギリスでも似たようなことが起こりそう・・・

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    2013年01月09日 20:53 visibility665

ヴィッセル神戸がJ2リーグに降格して以降、大久保や伊野波などといった実績のある選手たちがチームを去っていきました。

ヴィッセルといえば、2004年から楽天の三木谷浩史氏がチームを買収したチームです。

2005年からは、チームカラーを従来の白と黒から、三木谷氏の好みのカラーであるクリムゾンレッドとなり、現在に至っていますが、当時はコアなファンたちからは反発もでていたようですが、ほぼ強引にチームカラーを変えられてしまいました。

クリムゾンレッドは、三木谷氏の母校である一橋大学とハーバード大学のカラーであるので、三木谷氏にとって思い入れのある色であるようですが、これは明らかにオーナーの私的理由による変更と言えるでしょう。

その後チームが強くなればいいのですが、買収から2年後にJ2降格、1年後に再びJ1に戻ってくるもチームの強化は進まず、昨年には2度目のJ2降格となってしまいました。

チームカラーをオーナーの好みの色に変えられるなど、クラブを私物化されたうえに、成績まで悪くなってしまうようでは、ファンたちもあきれているのではないでしょうか。

<似たような出来事がイングランドでも・・・>

実は100年以上の伝統を誇るイギリスでも、前述したことを同じような事件が、つい最近起こりました。

イギリスのプロサッカークラブのカーディフ・シティ(元日本代表の稲本潤一がプレーしていたことがあります。)のチームカラーが、オーナーの都合で、青から赤に変えられてしまったのです。

このチームは、100年以上も前から青いユニフォームを着用しているためファンからの反発が多かったのですが、オーナーの都合で強引に赤に変えられてしまいました。

このチームのオーナーであるマレーシア人のヴィンセント・タン氏は、このクラブをアジアでも人気のあるクラブにするために、アジアの国旗でよく使われている赤を新しいチームカラーにしたかったと言われています。

これからチームが強くなればいいのですが、果たしてこのオーナーはチームを強くしてくれるのでしょうか?

ヴィッセルのようにならなければいいのですが、日本での前例を見る限りでは、あまりうまく行きそうにはありませんね。

オーナーがチームを私物化するといった行為はせず、ファンの気持ちを大切にするオーナーが増えていって欲しいものです。




































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