【スポーツコラム】スペインサッカーは明らかな格差社会?

  • news
    2013年01月25日 20:16 visibility456



国際監査法人の『デロイト』が2011-12シーズンのヨーロッパの各サッカーチームの収入を発表しましたが、そこには明らかな経済格差が現れていました。

この年のスペインのサッカーリーグでは、レアルマドリードが勝ち点100を稼いで優勝し、2位は勝ち点91のバルセロナでした。

そして3位はバレンシアだったのですが、勝ち点は61で、なんと30点もの差が付いてしまいました。

そしてこのシーズンの各クラブの収入を比べると、なんとこれでも大きな差が出たようです。

デロイトが発表したところによると、優勝したレアル・マドリーとの収入は、5億1260万ユーロ(約609億円)で、2位だったバルセロナは4億8300万ユーロ(約584億円)だったようです。

さすがに両チームとも世界的に人気のクラブなので、ものすごい収入を稼いでいます。

その一方、3位だったバレンシアの収入はというと、1億1110万ユーロ(約132億円)でした。

なんと2位のバルセロナと約450億円もの差が出ていたのです。

最近のスペインのサッカーリーグを、2強18弱のリーグだという批判をよく聞きますが、これだけ差があるのなら、それも仕方ないことかもしれません。

ただでさえ経済的に厳しい状況のスペインですから、3位以下のチームがここから収入を増やすのは無理かもしれませんし、この状態が続けば、スペインサッカー界の経済格差は、さらに大きくなっていくかもしれません。

果たして、この格差を解消する良い手立てはあるのでしょうか?






















chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。