1945年8月6日、原爆投下日に誕生したアスリートが東京五輪の最終聖火ランナーに

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    2013年08月06日 20:44 visibility112

今回は、8月6日という日と、オリンピックにまつわるエピソードを紹介したいと思います。

1964年に日本・東京で開催された東京オリンピック。

実はこのときの開会式で、日本は戦後の復興を世界にアピールするような演出をしたのです。それは、開会式での最終聖火ランナーに託されていました。

東京オリンピックの開会式では、原爆が広島に投下された日に、広島で生まれた男性(坂井義則)が、最終聖火ランナーを務めたのです。

坂井氏は、メーン会場だった国立霞ヶ丘競技場の千駄ヶ谷門で聖火を受け取り、トラックを半周したあと、聖火台までの階段を昇って聖火台に火を灯しました。

あの時に生まれた青年が、立派に開会式のフィナーレを務める事で、日本の復興を世界に大いにアピールしたのです。

現在、オリンピックは経済的事情に左右されるイベントになっていますが、昔は国のアイデンティティを示すものでもあったわけですね。

東京オリンピックといえば、現在、東京が2020年のオリンピック開催地に立候補しています。

もしも東京でオリンピックがもう一度開催された場合、今度は誰が最終聖火ランナーになるのでしょうか?

開催地が東京に決まった場合、そこにも注目してみると面白いかもしれません。

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