アスリートになった気分!これであなたもアスリート♪その2
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ひとまる
2015年04月26日 02:38 visibility104
診察台に上ってまな板の上の鯉になるまでの経緯は前の日記を見てくださいな♪
フットサル練習中にふくらはぎを痛めてスポーツ整形外科に来た俺。
診察台に上り新たなる戦いが始まる。
「足をさわっていきますんで、痛かったらいってくださいー」
「はーい。」
うつぶせ状態のまま素直に返事する俺。
「もうちょっと全体的に下におりてきてくださーい。」
どうやら、足を見るためにはこうベッドから足をはみ出す感じにしたほうが
いい感じらしく、下にさがるように要求される俺。
「はーい。ずりずりずり」
何回も言うがAWAYな環境のため素直に従う俺。
「ここ痛いですかー?」
「いえ、そこは大丈夫です。」
「ここはどうですかー?」
「いえ、そこは大丈夫です。」
「ここはーー?」
「いえ、そこも大丈夫です。」
「ここはー??」
「いえ、、そこも、、だいじょうぶ、、」
・・・・・・・・・・・・・・・
あれっ???
痛くないぞ、、、、、?
あれあれあれ??
あれれ?
少しは痛みがやわらいできたとはいえ、
階段の上り下りだとやっぱり痛みがはしるし、ジャンプするとまだいたい。
自分で触ったら普通に痛いし、
痛くないわけない、、、
、、、、がしかし、、、
緊張しているせいか、診察台の上だと痛くない、、、
ちょっぴり焦る俺、、、
ぐぬぬぬぬぬぬ
「このあたりはどうですかー?」
「そこは大丈夫です」
「ここはー?」
「あっ・・・!」
かすかーに、、、かすかーーに痛かったような気がする。
「痛いっ!! そこ痛いです先生っ!!!」
あまりにも痛みを感じなかったせいもあって思わず過剰に反応してしまう俺!
今から思えばそこもちょっとポイントが違ってた気がするが、
何せ全然痛くないのとちょっとでも痛みがあるのとでは大違いと思い
ここぞとばかりに痛いアピールをしてしまうダメな俺。
「おーふむふむ、この辺かー」
「じゃあこれはっ?」
こころなしか嬉しそうにまた別の場所を抑えてくる先生。
しかもちょっときつめの力でグイグイ押してくる。
「ををっ、、痛い、、痛いです!」
筋肉、、、というか、、骨のあたりがいたい。。。
「ふむふむ、、、じゃあこれは?」
そういって痛めてる右足と違う左足の同じ箇所をグイグイ押してくる先生。
「いててててててて、、、、痛いです・・・」
あれれ????
左足でもそこ押されたらやっぱり痛いですけど?痛いですけど??
軽く脳内がパニックになる俺
「なるほどー。大体わかりました。」
「筋肉の疲労ですねー簡単にいうと筋肉痛がひどくなった筋肉痛のなれのはてです。」
・・・・・ ををーーー なんというか、、、症状軽そうっ!!
「足の腫れもないし、むくみもないし、うっけつや内出血もないので、
筋肉の炎症だと思います。」
ふむふむ
「肉離れとかではないので、大丈夫ですよー」
ををっ!
痛みがはしってからちょっぴりネットで調べた俺的知識によると
軽度の肉離れの可能性もあったんで、とりあえず良かった。
・・・・・・
でも、、、、あんまり的確に痛みのある場所を伝えられなかったけど
ほんとに大丈夫かなぁ、、、ちょーーーーっと、、、ちょーーーーっとだけ心配だなぁと
不安にはなっていた俺だが、、、
「じゃあこの番号もって2階にいってくださーい」
そういって何やら黄色い番号の札を渡される。
「ありがとうございましたー」
お礼を言って診察室をあとにする俺。
2階で会計するのかなぁー湿布とか配られるんだろうかーと思いつつ
階段を上っていくと、、、、、
・・・・・・・・・・・・・・・
をっ?? ををををを?? 何ここ??
なんじゃここはあああああああああ??
えらい広いスペースにトレーニング器具が並べてあるのと
人人人で人がいっぱいいるうううううう!!
1階が狭いスペースだっただけに、この2階のスペースの
広さと人の多さに度肝を抜かれる俺。
「受付お願いしまーす。」
再び問診表みたいなやつを手渡され、持ってる黄色い番号札と
名前を書くようにうながされる。
何だかちょっぴり度肝をぬかれてビックリしてた俺は、気恥ずかしさも
手伝って、何故か慣れてる感を演出して、
あーはいはい、いつものやつねー
みたいな感じでさらさらっと紙に番号と名前を記載。
「そこで座ってまっててくださーい」
と受付のおねぇさんが指したのはおおきめのソファーみたいな感じの場所。
最初の衝撃からは幾ばくか回復したので、
「はーい」
ちょっぴり落ち着いて低音を響かせて返事をしつつ座ってまつ俺。
あたりを見渡してみれば、10代ぐらいの若者がうじゃうじゃといて、
あっちを見れば、筋トレみたいなのをしてたり、あっちを見れば歩く練習をしてたり
あっちを見れば、怪しげな機械からでてる線を体にはっつけた人がいたりと
はじめてみる光景に興奮を隠せずにいて、きょろきょろする俺。
この時思う。
あーなるほど。スポーツやってる人って怪我したらこういうところに
通って、リハビリするんだーと。
今までスポーツやってこなかったんで、全然縁がなかったんだけど、
はじめて、アスリートの世界をかいま見た気がしました。
そして待つこと15分・・・
「ひとまるさーん こちらへー」
あちこちの少年少女のリハビリ姿をほほえましくウオッチングしてた俺に
ついに声がかかる。
声をかけてきたのは若そうな男の先生風の人
「はーい。」
ちょっぴりこのAWAYな雰囲気にも慣れてきたがやはりそこは大人なので
素直に返事をして移動する俺。
ついに俺にもリハビリの番がきたか、、、、人生初リハビリやないか!
あれか、、、一生懸命やって、、、、こう手すりをもって歩いてて、、、、
足をがくっとくじいてこけても健気に立ち上がって、、、、まだまだっ!
これぐらいじゃ俺の心はくじけないですよっ!とかキラキラした顔でいいながら
リハビリするやつかっ!!
・・・・・などとほんとーーーーにしょうもない妄想をしながら移動してたら、、、
「この階段を上ってくださーい。」
「はーい」
再び素直に返事して、階段を上りはじめる俺。
これはアレやな・・・・
階段を上り下りでもして、筋肉の状態を見る的なリハビリやなっ!
などと勝手に決め付けながら階段を上るとそこはっっ・・・!
・・・・・・・・・・・・・・
2階とおんなじぐらいのスペースに診察用の台が5台ほど並んでるではあーりませんか!
あれれっ、、、リハビリするんじゃないのん??んんん??
またもかるーいパニックに襲われてる俺に先生が一言
「奥の診察台に座ってくださーい。」
あれれれ、、、?? まずは筋肉の状態みてからリハビリするの??ねぇするの??
ドキドキしながら診察台にむけて移動する俺
「靴下脱いで足こっちでうつぶせにねてください。」
何だかつい30分前ぐらいに聞いたことあるようなセリフを聞かされる俺。
「はーい。」
再びAWAYな雰囲気をヒシヒシと感じてる俺はまたも素直に返事をして
台にあがりはじめる。
・・・そして診察台の上の鯉状態第2ラウンドが始まる・・・・
またも長くなってきたので、次へ
ひっぱるほどのネタではないんですが(^^;;
- favorite5 visibility104
- 事務局に通報しました。
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