＠鹿スタ

今節はさまざまな出来事が盛り込まれたとても濃厚な試合となりました。

Ｊ１の舞台で上位対決などと言われるなんともくすぐったい感覚、それでも良い意味で注目を浴びる試合を迎えられることはうれしいことです。せっかくなら調子のよいベストメンバーで臨みたいところでした。私自信鹿島スタジアムで勝ったことが一度もないからなんとか勝って帰りたいと思いつつも経験豊富なベテランと勢いのある若手がうまく融合した、試合運びのうまい鹿島との試合は相当厳しいものになるだろうと気を引き締めていました。

結果的は「信じられない、勝ってしまった」というのが正直な感想。試合運びや流れ、アクシデントなど異様な雰囲気につつまれて、形勢不利なまま時間が進んでいたにも関わらず選手たちは黙々と仕事をし続けてくれたように思います。

先制されて追いつく、突き放されても追いつき逆転。

７試合で５失点しかしていないチーム相手に３点も獲った。

この勝利は、私たちが期待想像している以上に選手たちが前を進んでいることを示しているのかもしれません。

前半はとにかく攻め込まれ、よくぞ１失点で、しかも追いついて折り返すとは上出来でした。ウヨンのゴールはあの位置に蹴ってくれ！と祈っていた通りの軌道を描きゴールネットを揺らしました。技術に気持ちをのせた素晴らしいゴールでした。

奇妙な２失点目、確かに笛は鳴っていなかったかも知れない。それがルールなのかも知れない。でも誰の目でもオフサイドとわかるものをジャッジできないのであれば・・・。人は間違えるものだというのであれば何でも許されてしまう。そして副審は何のためにいるのだろう？副審のジャッジは不要ということになるのではないだろうか。選手は無抵抗なだけにしっかりとした判定をしてほしい。試合の空気を悪くした責任はいったい誰がとってくれるのか？

それでも選手は揺らがなかったところがすごい。

ＰＫは増川くんの大きさにたまらずＤＦが手を出したようなもの。増川アシストでもいいのではなかな。

今日は結果は除いてとにかくケイジローの初得点を心から喜びたいです。

ストライカーとして得点がないことは本当に苦しかったでしょう。それにこの試合でも何度かチャンスが巡ってきていたから悔しくてたまらなかったと思う。でもケイジローがいつも先頭にたって献身的に守備をしたりボールを追いかけている姿をみんなが知っているし感謝しているからこそ、やっぱり点を獲らせてあげたかった。

点をとっても「ほとんどマルキのゴールだ」と言う。きっと彼はまだまだ進化していくんだと思う。ブラジル人トリオにケイジローもゴールを決め始めると恐ろしいことになりそうだ。

今のチームは得点がたくさん入るし個人技も素晴らしいけれど、何よりもみんなが同じ方向を向いて良い時は良い、うまくいかない流れでも辛抱して流れを渡さないという大人のサッカーが出来つつあるところが頼もしく感じる。

勝ったり負けたりしても自分たちのサッカーを貫いてほしい。ただただそれを願うばかりです。

次はホームのたくさんの観客の前で楽しいサッカーをみせてほしい♪

～今回の遠征～

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神戸　→　大阪　→　東京　→　鹿島スタジアム

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