2014:J2:40節:A:vs横浜FC「現実的な選択」その2

2、戦評

負けた方は、昇格の可能性が無くなる。
正確には、岡山は、負けても若干昇格の可能性が残る可能性のある試合。
両チームとも攻撃と言うよりは、守備的サッカーを展開。
球際には、厳しく行くも今日の審判は、流す展開が多いためスピーディングな流れのあるサッカーとなった。
かと言ってカードを出さない訳ではなく、出すところでしっかり出す、見事なジャッジの中で行われた。
岡山は、ロングパス主体のリスクの少ない攻撃に徹する。
当然、岡山のチャンスが少なく、横浜が、主導権を握り攻勢を強める。
横浜は、セットプレーやサイドのスペースを使った攻撃や僅かなスペースを使う攻撃で、決定機を作るも岡山の体を張った集中した守備の前になかなか崩せないでいた。
逆に岡山は、味方のフリーランで出来たスペースを14押谷 祐樹が、しっかり使って決めて岡山先制。
岡山は、そこですぐさま30清水 慎太郎と14押谷 祐樹のポジションを変え、カウンター狙いに切り替える。
そこで、0-1で前半終了。
後半に入っても岡山は、守勢を崩さずじっと守備を固める。
当然、横浜が、後半もビハインドという事もあり、引いて守る岡山に対して、主導権を握って攻勢を強める。
前半同様に集中した守備で、ゴール前を固め、頑張って抑える岡山。
横浜は、選手交代で、守備の枚数を減らして、より攻勢に出る。
すると、横浜のシステム変更によるポジションチェンジにより慣れない所で、プレーしていた36松下 裕樹のミスから14押谷 裕樹が、GKとの1対1をしっかり決めて、岡山が、リードを広げる。
それでも諦めない横浜も最後まで、猛攻を仕掛けるも岡山は、最後まで集中を切らさず、0-2で、岡山が、しぶとく勝った。
この結果、横浜の昇格の可能性は、消滅。
岡山は、他チームの結果により、昇格に可能性を僅かに残した。
そして、岡山は、2か月ぶりの勝利、3か月ぶりの完封勝利となった。

3、得点経過

A:岡山:0-1:14押谷 祐樹(25田所 諒)

経過

14押谷 祐樹が、キープしてサイドに展開2沢口 雅彦を中心に攻めてクロスまで行くもクリアボールを拾われる。
しかし、この前のサイド攻撃で、上がっていた岡山の選手が前線からハイプレス。
最後もDHの10千明 聖典がバイタルエリア付近で、プレスをかけ、そこから出た苦し紛れのパスを50上田 康太がカット。
50上田 康太は、フリーで、中央にいた25田所 諒に預ける。
25田所 諒も14押谷 祐樹に預けるとスペースへ走る動き。
これによりスペース出来た所に14押谷 祐樹が、カットイン。
14押谷 祐樹は、そうした出来たシュートコースが見えると迷わず振り切る。
これが、完璧なコースに決まり、18南 雄太の手の先を超えて、サイドネットを揺らす完璧なゴールを決めて得点。

コメント

この場面に関しては、非常に厚みのある攻撃及び連動した守備が出来た素晴らしい得点だったと思います。
そして、14押谷 祐樹らしい素晴らしい精度の思い切りのいいゴールでした。

A:岡山:0-2:14押谷 祐樹

経過

相手攻撃に対して、自陣に入ると厳しいプレスを仕掛ける。
先制点同様苦し紛れのパスを3後藤 圭太が、スライディングタックルで、前方にクリア。
変な回転がかかってたのか36松下 裕樹が、ボール処理を誤り14押谷 祐樹が、ボールをかっさらう。
そのままゴールに向かって走り18南 雄太と1対1。
これを冷静に決めて大きな追加点。

コメント

プレスが生み出した素晴らしい守備からの得点。
これもこのサッカーでの理想的な得点だった。

その3に続く。

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