2014:J2:39節:H:vs京都サンガF.C.「集大成(終体制)」その3
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杉野雅昭
2014年11月30日 00:22 visibility166
A:京都:2-3:31大黒 将志
経過
30石櫃 洋祐のCKを11ドウグラスが落として、最後31大黒 将志がダイレクトボレーシュートが決まって失点。
コメント
31大黒 将志らしい素晴らしいシュートテクニック。
そして、またしても高さにやられた。
悔し過ぎる逆転劇。
4、試合から見えるポイント
4-1:運動量ベースとしたサッカー
個人技勝負だった38三村 真と26田中 奏一の両翼から25田所 諒と2沢口 雅彦のダイナモの両翼。
これによりサイドでの仕掛けが増えた。
効果的突破が、減ったものの驚異的上下運動の25田所 諒。
クロス精度の質と正確な状況判断、強いフィジカルという持ち味を出した2沢口 雅彦のコンビ。
運動量をメインとしたフィジカルとフリーランの質を活かしたプレーで、攻守が光った。
4-2:ビルトアップ
4近藤 徹志が、左CBに入ったものの6竹田 忠嗣が、入った事で、ある程度のビルトアップが、出来た。
そのため良い時期の効果的な攻撃が出来た。
前線の18関戸 健二が、出場したことで、繋がりも出来た。
また、ラインを高く保ちコンパクト化し、連動性を高めた。
試合中盤辺りまでは、自分たちの良さを前面に出し、しっかりとしたパスワークからゴールに迫った。
欲を言えばそこで、追加点を奪いたかった。
4-3:第一次ファジナチオ終焉
引いて守るという岡山の哲学は、通用しなくなった。
それは、一時期の理想のポゼッションサッカーを目指した上に守備を疎かにした部分が少なからずあった。
その影響の一つが、ラインを高くする戦い方を選択した中盤である。
CBの積極的な攻撃参加も増え、そのスペースをより突かれる様にもなった。
攻撃は、最大の防御という言葉通り一時期は、守備も安定していたもののサイドのスペースの弱点が、ばれるとどのチームもそこを徹底してついてくるようになった。
そこに出されるだけならいいが、そこからクロスをブロック出来た割合。
この部分の脆さが多くの失点を許した。
特に6竹田 忠嗣が、真ん中に入ってからは、高さが、中央に無くなったためより顕著な弱点となった。
結局のところ、数で守って来た岡山であったが、コンバートCBの選手が多かった事もあり、守備の個人技の面で、本職のCBに劣った。
結果的に旧守備方法と新守備方法の堅守の方程式が崩れた事で、守備が、中途半端となりチームとしての守備の方向性が、見えなくなった。
4-4:打開できなかったサンドバック状態
1点リードしただけで、リトリート。
序盤から中盤にかけてはこれでも戦えたが、終盤戦。
連携が良くなった連動性のあるチームや、チームとしての一貫性のあるチーム相手となると波状攻撃を受ける結果となった。
この試合でも試合時間の終盤になると岡山の攻撃意識というのが、異常なまでに低くなり、一方的に攻撃を受ける様になった。
案の定耐え切れず同点だけではなく、逆転されて敗戦。
本当の意味で、守から攻の切り替えができなかった今季の戦いを象徴する逆転負けだった。
5、満足度
3点(10点満点)
この試合に関して、敗戦後の帰宅後で、このタイトルが、浮かんだ。
多忙のため当時記事として出せなかったのが、悔やまれるが、試合記録とせず、ちゃんとしたレビューにしてみた。
正直1か月も前で、鮮明な記憶こそないものの影山 雅永の監督の退任が、決まった後で、公開というで、後出しじゃんけんみたいで、不本意ではある。
それでも、この試合が、私の中で、影山 雅永監督の限界を特に感じた試合だからこういったタイトルにしたのだと思うので、ちょっとの記憶を頼りに書きあげた。
来季は、どういった監督になるのか分からないが、しっかり総括で、今季を振り返りたい。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
経過
30石櫃 洋祐のCKを11ドウグラスが落として、最後31大黒 将志がダイレクトボレーシュートが決まって失点。
コメント
31大黒 将志らしい素晴らしいシュートテクニック。
そして、またしても高さにやられた。
悔し過ぎる逆転劇。
4、試合から見えるポイント
4-1:運動量ベースとしたサッカー
個人技勝負だった38三村 真と26田中 奏一の両翼から25田所 諒と2沢口 雅彦のダイナモの両翼。
これによりサイドでの仕掛けが増えた。
効果的突破が、減ったものの驚異的上下運動の25田所 諒。
クロス精度の質と正確な状況判断、強いフィジカルという持ち味を出した2沢口 雅彦のコンビ。
運動量をメインとしたフィジカルとフリーランの質を活かしたプレーで、攻守が光った。
4-2:ビルトアップ
4近藤 徹志が、左CBに入ったものの6竹田 忠嗣が、入った事で、ある程度のビルトアップが、出来た。
そのため良い時期の効果的な攻撃が出来た。
前線の18関戸 健二が、出場したことで、繋がりも出来た。
また、ラインを高く保ちコンパクト化し、連動性を高めた。
試合中盤辺りまでは、自分たちの良さを前面に出し、しっかりとしたパスワークからゴールに迫った。
欲を言えばそこで、追加点を奪いたかった。
4-3:第一次ファジナチオ終焉
引いて守るという岡山の哲学は、通用しなくなった。
それは、一時期の理想のポゼッションサッカーを目指した上に守備を疎かにした部分が少なからずあった。
その影響の一つが、ラインを高くする戦い方を選択した中盤である。
CBの積極的な攻撃参加も増え、そのスペースをより突かれる様にもなった。
攻撃は、最大の防御という言葉通り一時期は、守備も安定していたもののサイドのスペースの弱点が、ばれるとどのチームもそこを徹底してついてくるようになった。
そこに出されるだけならいいが、そこからクロスをブロック出来た割合。
この部分の脆さが多くの失点を許した。
特に6竹田 忠嗣が、真ん中に入ってからは、高さが、中央に無くなったためより顕著な弱点となった。
結局のところ、数で守って来た岡山であったが、コンバートCBの選手が多かった事もあり、守備の個人技の面で、本職のCBに劣った。
結果的に旧守備方法と新守備方法の堅守の方程式が崩れた事で、守備が、中途半端となりチームとしての守備の方向性が、見えなくなった。
4-4:打開できなかったサンドバック状態
1点リードしただけで、リトリート。
序盤から中盤にかけてはこれでも戦えたが、終盤戦。
連携が良くなった連動性のあるチームや、チームとしての一貫性のあるチーム相手となると波状攻撃を受ける結果となった。
この試合でも試合時間の終盤になると岡山の攻撃意識というのが、異常なまでに低くなり、一方的に攻撃を受ける様になった。
案の定耐え切れず同点だけではなく、逆転されて敗戦。
本当の意味で、守から攻の切り替えができなかった今季の戦いを象徴する逆転負けだった。
5、満足度
3点(10点満点)
この試合に関して、敗戦後の帰宅後で、このタイトルが、浮かんだ。
多忙のため当時記事として出せなかったのが、悔やまれるが、試合記録とせず、ちゃんとしたレビューにしてみた。
正直1か月も前で、鮮明な記憶こそないものの影山 雅永の監督の退任が、決まった後で、公開というで、後出しじゃんけんみたいで、不本意ではある。
それでも、この試合が、私の中で、影山 雅永監督の限界を特に感じた試合だからこういったタイトルにしたのだと思うので、ちょっとの記憶を頼りに書きあげた。
来季は、どういった監督になるのか分からないが、しっかり総括で、今季を振り返りたい。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
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