2014:J2:42節:A:vsカターレ富山「理想のサッカーと現実のサッカーの融合」その3

4、試合から見えるポイント

4-1:弱点であったロングパス対策

180㎝以上の長身の3人を並べる事で、空中戦に強くなった。
19久木田 紳吾が、本職がCFだけにやや不安を覗かせるものの成長著しい。
その分ビルトアップは、25田所 諒が、居る時より劣るものの守備の安定感では、4近藤 徹志に分がある。
25田所 諒、3後藤 圭太、19久木田 紳吾の初期の並びと比べて、連携や19久木田 紳吾の成長などもあり、安直に4近藤 徹志が、安定しているとは言えないものの新たな形をみせた。

4-2:17島田 譲の放り込みではない縦への意識

今までは、浮き球の縦パスを多用していたが、この試合では、足下に入れる縦パスを多く入れていた。
これにより、収まりが良くなり持続的攻撃は可能となった。
この試合は、コースがあっただけかもしれないが、いつもそういったパスを多く通す事が出来たら良い攻撃が出来た事は、間違いない。
この試合に関しては言えば、8割ぐらい前方へのパスで、10千明 聖典よりかなり割合が高く、かつ50上田 康太以上の素晴らしい数値ではないかと思った。
この試合の出来は、今季最高のパフォーマンスであり、チームとしても17島田 譲の良さを活かせる様にしていって欲しい。

4-3:怪我明け後に最後まで低調だった38三村 真のパフォーマンス

ゴールこそ決めたが、一時期のキレキレのドリブルは、見られなかった。
スピードに乗ったカウンターこそあるものの抜ききれなくなったのは、気になるところ。
来季に向けて、しっかりコンディションを向上させて、ドリブルのキレを取り戻して欲しい。
そうすれば、間違いなくチームに必要な選手だし、もっともっとチームに勢いにつく。
同じドリブラーの8石原 崇兆や26田中 奏一といったドリブラーに負けない選手として今後に期待したい。

4-4:来季に向けて

このサッカーを一度壊すのか。
このサッカーを継続するのか。
このサッカーに加えてサッカーのバリエーションを増やすのか。
来季は、どうなるのか。
情報が無いので、なんとも言えないが、足りない何か。
やはりこの試合の様に負けを恐れない積極的な攻撃参加。
攻撃のための守備。
そういったものである。
最後の辺りは、失点しないための守備が、目立った。
本来、守備は、やはり攻撃のためであるべき。
来季は、それが出来るか注目したい。

5、満足度

10点(10点満点)

今季の良かったところを全て出した。
これで、J1昇格という結果が、ついてくれば尚良かったが、それも叶わなかった。
ただ、来季に繋がる戦いが出来た。
今は、それを素直に喜びたい。
今季も感動を有難うファジアーノ岡山!!

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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