2014年ファジアーノ岡山総括(監督編)

1、評価基準

結果評価基準

A:昨季よりとても良かった。 
B:昨季より良かった。 
C:昨季並。 
D:昨季より悪かった。 
E:昨季よりかなり悪かった。

内容評価基準

A:監督として選手の力を最大限引き出した。 
B:監督として選手の力を引き出した。 
C:監督として選手の力を引き出せなかったが、選手の実力を発揮させた。 
D:監督として選手の力を引き出せなかった。 
E:監督として選手の持ち味を消してしまった。

2、結果評価

結果評価:C→C

順位:12位→8位:B
得点:52得点→52得点:C
失点:48失点→48失点:C
得失点差:+4→+4:C

結果から見えれば順位以外の変化は、見られなかった。
これは、影山 雅永監督にとっての限界であり、マンネリ化を否定できない。
それでも継続性の下に好調を維持出来るようになったという見方も出来る。
結果的に約5か月6位以上のキープしたものの爆発力という面が欠けており、1,2位といった順位に一度も辿りつけなかった。
まだまだ実力不足であるが、それでも監督の力で、昇格まで持っていって欲しかった。

3、内容評価

内容評価:C→B

今季のサッカー:C→B
選手起用:C→A
選手交代:C→C

18戦無敗時のサッカーというのは、本当に素晴らしかった。
ドリブルとパスといった個と組織の融合。
苦しい台所事情でのコンバートを含めた柔軟な選手起用。
ただ、良かった期間でも選手交代が遅かったり、守備的過ぎる所があり、結局最後まで影山 雅永監督だった。
しかし、5年目の集大成らしい素晴らしい内容のサッカーを見せてくれたという意味で、この地に影山 雅永監督は、確かな功績を残してくれた。

4、総合評価

総合評価:C→C

可もなく不可もなくといった所。
確かに全員攻撃全員守備の下、ハードワークで、堅守速攻、ポゼッションサッカー、3バックシステムの浸透。
そういった評価できる功績がある。
一方で、守備的過ぎる消極的采配というイメージが強く、逃げ切れない、勝ちきれない。
そういった試合が多かった。
今季は、勝ちきるサッカーを目指して臨んだが、昨季と違い終了間際の失点が激増し、結局それをクリアできず、昇格を逃した。
やはり、昇格を目指すという目標の監督としては、力不足だった部分は、否定できないシーズン結果と内容の評価となる。

5、まとめ

影山 雅永監督として、岡山で着実にチームを成長させてきた。
しかし、更なる歩みを進めるために監督の退任に至った。
影山 雅永監督が、監督としてより成長するためにもチームとして上を目指す上で、良いタイミングでの退任だった。
マンネリ化してきた部分もあるし、これから昇格を目指す上で、新たな血を入れて、来季優勝での昇格を目指す。
そういった決断になる結果に終わった。
監督が、変わったからといって、影山 雅永監督が、指揮したという歴史は、消えないし、これからもチームは、進んでいく。
新たな戦いが始まったが、影山 雅永監督には、感謝したい。
影山 雅永監督の事を忘れない。
敵として戻ってきたら影山 雅永監督の希望通り、ブーイングで、迎えてあげたい。
ありがとう「かげさん」。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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