J2:25節:大分トリニータVSファジアーノ岡山「現代では珍しい3-6-1or3-4-3同士の試合」

●山陽新聞予想スタメン

チアゴ
山崎・妹尾
田所・キム・竹田・沢口
植田・ストヤノフ・一柳
真子

●リザーブ

GK:李
DF:近藤(後藤)
MF:千明・小林・石原
FW:久木田・白谷(臼井)●大分前節スタメン

西・チェジェンハン・前田
イドンミョン・宮沢・井上・三平
カンソンホ・作田・土岐田
清水

●前節リザーブ

GK:丹野
DF:池田・安川
MF:永芳・幸野・長谷川
FW:刀根

●前節途中交代

作田→安川、三平→刀根

●注目選手

☆山崎

前回のスタメンから時間がそれなりに経った。
前回のスタメンでは、ほんとど仕事ができなかった。
ベンチを外れる事もあったので、この試合にかける気持ちは高い筈である。
持ち味の視野の広さを活かしたプレイでチャンスを作って欲しい。
そして、是非ゴールに直結する仕事をして欲しい。

☆妹尾

怪我から戻ってきて初のスタメン。
序盤戦と中盤戦を怪我で、ほとんど出場できなかったので、悔しかった筈。
まだ、本調子ではないと思うが、持ち味のスピードとドリブルでチャンスを作って欲しい。
そして、山崎と同様得点に絡む仕事をして欲しい。

☆田所

久々のスタメン奪取。
長い間怪我で、苦しい時期を過ごした。
この試合では、持ち味の運動量でピッチを走り回り、今まで溜まっていた鬱憤を晴らして欲しい。
積極的な攻撃参加からのクロスに期待したい。

☆一柳

久々のスタメン。
今までのWBではなく、右CBでの出場予想。
サテライトでの広島戦を見る限り必然と言える。
植田の様な積極的な攻撃参加を見せる、3バックのストッパーとしての適性を見せていた。
近藤よりは足下もしっかりしていると思うので、攻撃では十分期待できる。
スピードや運動量の面で、心配はあるが、周りの選手との連携で、そういった部分を補って貰い、持ち味を発揮して欲しい。

☆キム

前節ベンチスタートという屈辱を味わった。
この試合にかける気持ちは、高い筈。
持ち味のテクニックを活かしたキープ力とドリブル突破でチャンスを作りたい。

★イドンミョン

岡山からレンタル中の選手。
前線でのキープ力に非凡なものがあった。
このチームではWBをする等、新たな新境地を開いている。
この試合では、ベンチスタートかもしれないが、出れるなら楽しみ。

★前田

能力の高いテクニシャン。
ドリブル突破からシュートに注意したい。
数試合連続ゴールを決める等、好調のまま岡山に臨んで来た。

★土岐田

J1で実績のある選手。
CBながら攻撃的選手で、得点力のある。
セットプレイやオーバーラップに注意したい。

★西

ロアッソ熊本時代には「熊本のメッシ」と呼ばれていた通り高いテクニックからのドリブル突破は、迫力がある。
得点力もある選手で、要注意選手。

★宮沢

サカダイの選手名鑑では、「大分の心臓」、「左足の魔法使い」、「メトロノームの役割」といった表現されている通り、チーム唯一の30代として、重要な役割の担う選手。
彼のゲームメイク能力には注意したい。

●プレビュー(大分側)

大分はここまで、6勝7分7敗の勝ち点25の13位。
得失点差は、-3の23得点26失点。
大分は、シーズン途中から開幕当初していた4-4-2のシステムから3-4-3(3-6-1)に変更した。
それ以降は、そこそこの成績で来ている。
全員攻撃全員守備のスタイルを活かせる3-6-1というシステムは、大分に適していた様である。
WBの選手にもFW選手を起用する等、攻撃的布陣を引いている。
岡山の選手のOHの内、得点しているのは、白谷と久木田というFW出身の選手である。
そう考えると得点力に優れた布陣と言えるかもしれない。
どこからでも点が取れるというチームであると思う。
西、前田というドリブラーを上手く活かせるかが、大分のポイントとなるだろう。

●プレビュー(岡山側)

岡山はここまで、6勝5分9敗の勝ち点23の17位。
得失点差は、-9の24得点33失点。
岡山は、熊本に4-0で快勝するも次の試合の東京V戦で0-4で惨敗した。
今季連勝が無い通り、安定的な戦い方ができていない。
良い状態を維持できない。
ただ、怪我人が戻って来たので、起用方法によっては、浮上できる可能性は十分ある。
メンタル面で、弱さが目立つここまで、やはりキャプテン不在が響いているのかもしれない。
それでも、徐々にではあるが、状態が上がっていると思う。
選手が1試合1試合成長しているのを感じる。
それを結果として残したいところ。
この試合では、メンバーを大幅に弄って、より高みを目指そうという意識が感じられる。
前の試合0-4での大敗だった事も関係しているが、これが良い影響がでれば、勝利がより近づくだろう。

●プレビュー(相互)

通算対戦成績は、岡山の1勝1分1敗の全くの五分。
ただ、前年はホームのチームが勝っている。
岡山は、岡山のホームで引き分けているので、ホームの大分のやや優勢か。
同じシステム同士という事で、1:1での勝負が鍵を握る1戦となる。
同じシステムだが、大分の方が攻撃的選手を起用しており、攻撃面では、大分の方が上かもしれない。
守備に関しては、ここまでの失点を考えても岡山は不安な点が多いが、大分も怪我人が出る等、不安な面がある。
そういった事を考えるともしかすると、このカードでは初の点の取り合いになる可能性も秘めている。
勝ち点差は近く、岡山が勝てば順位を入れ替わるだけに両チーム共に大切な1戦。
どういった展開になるか楽しみ1戦である。

岡山から世界へ
To Be Continued

by杉野雅昭

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