2015:J2:13節:A:vsツエーゲン金沢「追加点を奪えず」その3

4、試合考察

4-1:金沢の戦い方に関する考察

金沢は、守備を固めて、前線の13水永 翔馬へと預ける基本戦術を取っている様だった。
自らポゼッションというよりは、迎え入れて、カウンターやロングパス1本で、勝負を決める狙いがある。
この攻撃を可能としているのが、13水永 翔馬の存在。
この13水永 翔馬という選手は、長崎でも同様にターゲットとして活躍し、長崎躍進の原動力となった選手である。
相手が、助走を付けて、高い跳躍するケースが多い競り合いで、上手く体を使いつつ、的確なポジショニングで競り合いを有利にし、高い跳躍で競り勝つ。
こういったプレーが出来ている事が、金沢の得点シーンから考えられる。
また、シンプルな守備と攻撃により、練習をセットプレーに時間を割いているのではないかと思われる。
どうやればファールが貰えるのか。
どうやればCKが増えるのか。
こういった正攻法とは違った観点からチーム作りを進めそこが洗練されている様に感じた。
安易に引いた金沢の守備に前がかりになればカウンター1本で、終わる。
岡山は、その誘いに乗らなかったか、前半戦。
この試合の様な慎重な選択も一つの方法である。
この辺り岡山が、ベテランと言える選手が増えた効果と言える。

4-2:20妹尾 隆佑に関して

出番こそないが、視野の広さは岡山で一番と言える。
相手の嫌の所を的確に突いて好機を演出する。
こういったものに優れている。
バイタルエリアを使う事を意識していたとあったが、無理してそこまで行かず、じっくり繋いでという意識を持ってそこを突いていけた。
シュート精度に関しては、改善の余地があるが、フィジカルなどを考えれば厳しいだろう。
その辺りを改善し、どう得点に絡めるか。
ベテランではあるが、まだまだ岡山の主力として期待される選手であり、今後出番があれば期待したい。

4-3:連戦未勝利の考察

一番は、運動量をより前面に出すサッカーというのが、影響があった。
前線からしっかり走るという方向性を持っていたが、メンバーを変えて行く中で守備の連動性は、まだ良かったが、攻撃では、不発に終わった。
ポジショニングや収まりが悪く、攻撃の機会が少なくなったのが、響いた。
守備は、連動性が光り、初の複数失点があったものの粘り強く守っていた。
今後は、そこの攻撃面の改善に努めて、勝利を重ねて、再びPO圏内に再浮上したい。

5、満足度

5点(10点満点)

オフサイドに助けられたが、オフサイドによってチャンスが潰れた。
お互い様である。
しかし、決定機を逃した事で、勝機を失って、引き分け。
あわや逆転負けという事になりかけた事は、反省点である。
次からしっかり準備期間があるので、持ち前の相手ごとの的確なアプローチで、勝利を手繰り寄せて欲しい。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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