2015:J2:17節:H:vs東京ヴェルディ「失策?監督采配の是非」その2
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杉野雅昭
2015年06月14日 17:31 visibility70
MOM
「8中後 雅喜」
値千金の先制ゴールを決めた。
1試合通して、司令塔としてゲームをコントロールし、攻守で、試合をまとめた。
MIP
「26田中 奏一」
途中出場ながら縦へのスピードで、持ち味を披露。
今後の切り札として期待できる活躍。
2、短評
早い時間帯に東京Vが、岡山のFK時の守備でのミスから先制点をあげる。
その後も東京Vは、前線からのハイプレスと球際での激しさ。
そういったものを活かす高い個人技で、岡山のゴールに迫る。
それでも岡山は、35岩政 大樹を中心とした堅い守備で、追加点を許さなかった。
しかし、岡山は試合を通して、選手の距離感が悪く、その影響で、ロングパスが多くなり、ボールロストが目立った。
10千明 聖典の投入で、全体のバランスを改善するまでは、苦しい展開が続いた。
26田中 奏一が、入るとさらに攻撃が加速するも最後までゴールが遠く、同点ゴールを奪えず、ここ最近の深刻な得点力不足が露呈した。
その結果、岡山で、自身のホームで痛い完封負けを喫した。
東京Vは、アウェーで、上位追撃に向けて、大きな勝ち点を得た。
3、得点経過&分析
A:東京V:0-1:7中後 雅喜
経過
6安在 和樹が、FKを蹴る。
この時11染矢 一樹が、動いてしまいその間を通される。
これが、ポストバーに当たり跳ね返りを8中後 雅喜が、押し込んで得点。
分析
11染矢 一樹が、動いてしまったのが、全て。
後の流れは岡山にとっては、不運であり、東京Vにとっては、幸運だった。
4、試合考察
4-1:采配の是非(10千明 聖典の投入)
この采配は、チーム状況を考えれば「是」である。
岡山の最近の試合の得点力不足の要因の一つである距離感。
これを10千明 聖典を中盤の底のアンカーと言えるエリアにどっしりと居座らせる事で、17島田 譲と8渡邊 一仁を少し前目に取らせる事で、改善するという狙いがある。
それでは、具体的な効果を説明していこう。
まず、1つ目は、DFラインからの中継地点(10千明 聖典)を作るという効果。
これにより最終ラインからのロングパスを減らして、前へ運べるパスの確率をあげて、少しでも前線に運ぼうという狙いがある。
実際に10千明 聖典へパスが集まり、そこからの展開も増えた。
最終ラインからのロングパスより距離が短い分、効果的パスが通る確率は、当然高くなる。
2つ目は、シャドーを一枚減らし、前に運ぶためのパスの中継地点を増やすという効果。
これは、前線まで運べずフィニッシュまで行けない距離感の悪さを緩和するという狙いがある。
シャドーが減った事で、前からのプレスやゴール前での数が足りないという面があるが、そこまで至る回数を増やす事で、得点を増やす事が出来る。
3つ目は、ビハインドという状況もあり、WB(ウィングバック)からSH(サイドハーフ)というポジションまで上げ易くなる。
これにより普段少ないクロスの回数を増やしゴールを奪うという狙いがある。
この3つを整理すると、攻撃の縦への速さは、やや遅くなるが、確率を上げて、フィニッシュまで行くための流れを改善するという狙いがあった采配と言える。
「8中後 雅喜」
値千金の先制ゴールを決めた。
1試合通して、司令塔としてゲームをコントロールし、攻守で、試合をまとめた。
MIP
「26田中 奏一」
途中出場ながら縦へのスピードで、持ち味を披露。
今後の切り札として期待できる活躍。
2、短評
早い時間帯に東京Vが、岡山のFK時の守備でのミスから先制点をあげる。
その後も東京Vは、前線からのハイプレスと球際での激しさ。
そういったものを活かす高い個人技で、岡山のゴールに迫る。
それでも岡山は、35岩政 大樹を中心とした堅い守備で、追加点を許さなかった。
しかし、岡山は試合を通して、選手の距離感が悪く、その影響で、ロングパスが多くなり、ボールロストが目立った。
10千明 聖典の投入で、全体のバランスを改善するまでは、苦しい展開が続いた。
26田中 奏一が、入るとさらに攻撃が加速するも最後までゴールが遠く、同点ゴールを奪えず、ここ最近の深刻な得点力不足が露呈した。
その結果、岡山で、自身のホームで痛い完封負けを喫した。
東京Vは、アウェーで、上位追撃に向けて、大きな勝ち点を得た。
3、得点経過&分析
A:東京V:0-1:7中後 雅喜
経過
6安在 和樹が、FKを蹴る。
この時11染矢 一樹が、動いてしまいその間を通される。
これが、ポストバーに当たり跳ね返りを8中後 雅喜が、押し込んで得点。
分析
11染矢 一樹が、動いてしまったのが、全て。
後の流れは岡山にとっては、不運であり、東京Vにとっては、幸運だった。
4、試合考察
4-1:采配の是非(10千明 聖典の投入)
この采配は、チーム状況を考えれば「是」である。
岡山の最近の試合の得点力不足の要因の一つである距離感。
これを10千明 聖典を中盤の底のアンカーと言えるエリアにどっしりと居座らせる事で、17島田 譲と8渡邊 一仁を少し前目に取らせる事で、改善するという狙いがある。
それでは、具体的な効果を説明していこう。
まず、1つ目は、DFラインからの中継地点(10千明 聖典)を作るという効果。
これにより最終ラインからのロングパスを減らして、前へ運べるパスの確率をあげて、少しでも前線に運ぼうという狙いがある。
実際に10千明 聖典へパスが集まり、そこからの展開も増えた。
最終ラインからのロングパスより距離が短い分、効果的パスが通る確率は、当然高くなる。
2つ目は、シャドーを一枚減らし、前に運ぶためのパスの中継地点を増やすという効果。
これは、前線まで運べずフィニッシュまで行けない距離感の悪さを緩和するという狙いがある。
シャドーが減った事で、前からのプレスやゴール前での数が足りないという面があるが、そこまで至る回数を増やす事で、得点を増やす事が出来る。
3つ目は、ビハインドという状況もあり、WB(ウィングバック)からSH(サイドハーフ)というポジションまで上げ易くなる。
これにより普段少ないクロスの回数を増やしゴールを奪うという狙いがある。
この3つを整理すると、攻撃の縦への速さは、やや遅くなるが、確率を上げて、フィニッシュまで行くための流れを改善するという狙いがあった采配と言える。
その3に続く。
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