今季の残り試合ファジアーノ岡山に求める事から来季へ向けて

後半戦に向けて現状のファジアーノの状況を整理し、ファジアーノに後半私の求める事から来季へ向けての事を書き綴ってみます。

記事項目

(1)6位以上を目指せるか?
(2)残りの試合の見方
(3)来季に向けて現状のチームの問題点への対策
(4)監督は続投か?
(5)3バックは継続すべきか?
(6)まとめ

 

(1)6位以上を目指せるか?

始めの誤算は、9アンデルソンの開幕前の離脱。
これによりセットプレイのキッカーが、居なくなり、セットプレイでの得点が激減した。
また、キャンプで、最多得点をあげていたため、流れからの得点源も失ったと言える。
10月に合流した所で、プレーオフしか見せ場は無いだろう。

また、本来そういった問題を修正するための夏の移籍期間での補強が実質難しい事。
平均8000人入らないと赤字なため無理な補強はできない。
期待されたネクストとの入れ替えも19中野→38三村のみ。
セットプレイのキッカーである26馬場と39福本を昇格させなかった時点で、私は後半戦に期待を持てなくなった。
松本戦での大敗を受けてその気持ちはより強くなった。
今後こういった試合を続けて入れば、観客も減り平均8000人を割り、赤字という結果さえ見えて来る。

ただ、残りの移籍期間の間にセットプレイキッカーを獲得出来れば、芽は出て来るので、少なからず可能性ある。
完全移籍は、かなり難しくレンタルになるだろうが、そういったリサーチが出来ているか。
資金が限られているためかなり難しい様に感じる。

ここ数試合勝てていないのは、7キムミンキュンが試合に出れていない所も大きい。
1中林、7キムミンキュン、20川又。
この3人は、外してはいけない選手。
それでも、彼らもやはり疲れるし、代役の選手が居ない。
選手層の薄さがここに来て響いている。

他チームも当然補強を行うでしょうし、現状は、6位以上は、厳しいと言わざる得ない。

(2)残りの試合の見方

残りの試合をどう見るかという事になって来る。
3つの見方がある。

1、来季の去就を考える。

影山監督の続投はあるか。
○○選手は残るか。
といった感じに見る事。
来季に何が必要か。
来季に何が不要か。
ファジアーノサポーターとして、そういった独自の考えを持つのも一つの楽しみ方。

2、新人内定から来季のサッカーを想像する。

やはり、終盤に差し掛かる程、新人の情報は自然と出て来るでしょう。
その中で、良い新人が加入すれば、期待も膨らむし、「1」の予想にも繋がる。
もしかすると、特別指定選手で、試合出場するかもしれない。
そういった楽しみはやはりありますね。

3、相手チームのサッカーに酔いしれる。

これはなかなか難しい事ですけど、今季のファジアーノ岡山は、期待できないのは、分かっているので、相手チームの良さを見て楽しむ。
ああいうサッカーをしたいなとか思ってみる。
また、あの選手が来て欲しいとか思いながらニヤニヤする。
岡山は、年々成長していますし、岡山戦で、活躍すれば、引き抜く日を来るかもしれません。
昨日の敵は今日の味方。

4、来季に向けて課題を考える。

どうすればサッカーが良くなるか考えるのも一つの見方です。
選手補強・移籍、監督の去就するストーブリーグの期間に答え合わせ的なのも面白いです。

ただ、やはりチームが勝たないと面白くないですし、観客は減るでしょうね。

(3)来季に向けて現状のチームの問題点への対策

1、セットプレイから得点力不足

本来即戦力になりうる大卒のプレースキッカーが居るのに昇格させないぐらいの選手をまず切り人員整理。
有望な高卒、ユース、即戦力の大卒から新たなプレースキッカーを探す。
トップでは、9アンデルソンの慰留と新たな即戦力の選手探し。

2、20川又以外の得点力不足

9アンデルソンと20川又、7キムミンキュンの慰留で、取りあえず来季は安泰。
後は、この3人に匹敵する即戦力の獲得で、選手層の充当。
結果を残せていない、11桑田は、放出。
ただ、11桑田が、今後結果を残す様になれば、来季もチームに居る可能性はありそうだ。
36関戸もDHで起用。
13石原もWBとして起用。
38三村と35上條は、今後のプレイ次第。
10チアゴは、セットプレイからしか得点できないし、稼働率が悪いので、即戦力の外国籍選手の獲得。
これで、来季こそ主力に怪我が出なければ、十分戦える戦力が揃うでしょう。

3、被シュート数の多さ

現状は、1中林がしっかり防げているので、問題無い。
シュートコースをしっかり切る守備で良いだろう。
現状ここに関しては、失点数の少なさを考えても現状維持で進めるべき。

4、シュート数の少なさ

シャードとFWの関係性の向上。
ただ、7キムミンキュン、20川又、9アンデルソンが揃えば自然とシュート数は増えそうな感じがする。
ここは、しっかりとした選手の起用する事。
昨季は、岸田、白谷、久木田といったストライカーらしい選手が揃っていた。
今季は、MF適性の強い選手が多く、シュート数が激減した。
7キムミンキュンがシュート意識が高まったのと、20川又という純正ストライカーが加わった事で、そこが増えたが、後の選手は物足りない。
3人ストライカーを揃える事が良いだろう。
7妹尾や13石原といったスピードが武器のMFもシュートまでなかなか行けず、なかなか得点を奪えなった。
そういった事を考えてもストライカーを揃えるべき。
喜山や久木田のレンタルバックで、応急手当は出来そう。
ただ、喜山のパスセンスを考えるとDHでの起用が面白いかもしれない。
DHからの強烈なミドルも狙ってくれそうです。
左右のCBの攻撃参加からのシュートやDHのシュートも持っと増やしていきたい。
後は、セットプレイで、直接狙ってのシュート。
地味ながらここは大きい。

5、選手層の薄さ

全体的に怪我をすれば、パフォーマンスが大きく下がる。
同じタイプの選手を揃えるのもありだが、違ったタイプの選手を揃えるのも一つの手。
そういった意味で、今季にプラスαして十分な戦力を整えたい。

(4)監督は続投か?

個人的には、続投で良いのではないかと思っています。
ただ、良い監督が見つかれば交代するのもありではないかと考えます。
目安として10位以上。
それ以下だと、続投は厳しいかもしれないですね。
昨季が13位ですからね。
それ以下だと続投はまずないでしょう。
松本戦こそ負けましたが、今季は、ある程度形として出てますし、惜しい気持ちをあります。
ここから意地を見せて、是非、影山監督には、続投して貰いたい。

(5)3バックは継続すべきか?

正直、ここまで来たら続けたいと考える。
世界的に見ても3バックは再評価され、採用するチームも増えて来た。
J1では、広島と浦和が採用して健闘している。
大事なのは、選手にあった起用方。
今季は、途中から4バックを採用する時間帯もあったし、併用していって問題ないと思います。
ただ、4バックをする上で、左SBの選手が居ない。
そこをクリア出来れば併用する感じで、良いと思います。
来季から恐らくクラブハウスもできますからビデオによる対策もできます。
そうすれば、4バックを最初から採用すると言う事も十分考えられますし、基本3バック継続で、オプションとして、4バックが持っておくのは、ありだと思います。
後細かい所で、2トップにして3-4-1-2とかもありだと思います。
その辺り幅広い柔軟なチームを目指して欲しいと個人的に思います。

(6)まとめ

正直こういった記事を書かざる得ないというのは、非常に残念な事です。
私も6位以上と予想していただけに非常に悔しいです。
ただ、まだ残り試合あります。
時間とお金が許す限りファジアーノ岡山のレビューを通じて、少しでも岡山のサッカーを楽しみたい。
今季は、私の中で、6位以上を考えた時に、あまりに険しい道過ぎて、期待できなくなりましたが、何試合か無敗の時期の様にチームの状態がもう1回上がって来る時期もあるだろうし、その期間を長くして、厳しいけど、6位以上に食い込んで欲しい。
頭の中では、分かっているが、応援したい。
それが、サポーター心理だと思います。
私は、最下位でも応援する。
ただ、厳しい言葉を掛けます。
サッカー好きですから、少しでも強くなって欲しい。
全力プレイと言う気持ちを見せて欲しい。

岡山から世界へ
To Be Continued

by杉野雅昭

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