2015:J2:39節:H:vsカマタマーレ讃岐「負けなしも途絶えてPOほぼ消滅」その2

2、得点経過

A:讃岐:0-1:10高木 和正(19仲間 隼斗)

サイドの5高橋 祐治のスルーパスが19仲間 隼斗に通る。
岡山もすぐ数をかけて対応するが、壁の上を超える斜め前にクロスとも言えるループパスを入れる。
サイドのファーサイドに回り込んでいた10高木 和正が、足で合わせる。
1中林 洋次も懸命に走り込んで飛び込むが間に合わない。
※訂正:25田所 諒→39篠原 弘次郎※もシュートコース上に走り込んでいたが、クリア出来ず岡山の失点。

H:岡山:1-1:39篠原 弘次郎(19片山 瑛一)

19片山 瑛一のロングスロー。
39篠原 弘次郎の前で、35岩政 大樹と4近藤 徹志が潰れて、フリーとなった39篠原 弘次郎が押し込んで得点。

A:讃岐:1-2:10高木 和正(PK)

ペナルティエリア内の中へのクロスを4近藤 徹志が触ってクリアするが、不十分で10高木 和正の前へ転がる。
これを10高木 和正がシュート。
4近藤 徹志がシュートブロックに行くが、足でコースが変わり手に当たってPK。
このPKを10高木 和正が蹴って、1中林 洋次がコースを読んで飛びつくが、後少しながらその先を抜けていき、岡山は失点。

3、試合評価

攻撃

評価:D

讃岐の予想外のハイプレスの前にビルトアップの段階でのミスが目立った。
サイドから崩して行くようなドリブラーも存在せず、守備時にゴールを固める讃岐相手に攻め手を見いだせなかった。
13久保 裕一と16関戸 健二もボールに関与がなかなかできずに、ポジショニングの悪さが目立った。
結果的に攻撃の停滞を招いた。
ロングスローで同点ゴールこそ決めれたが、その二人が交代した時に綺麗な崩しが見えた。
その時間帯に勝ち越しまで持っていく力はなく、厳しい1得点に終わった。

守備

評価:C

全員守備の下の豊富な運動量で、カウンターに対応したが、徹底していた裏へのパスで、綺麗に抜け出された。
オフサイドの数に出ている通り、高いラインの隙を突かれた。
ここまでの対戦で、ここまで徹底していたのは讃岐のみ。
来季に向けて、参考にすべき事の多い試合であった。
讃岐堅守速攻に加えて、積極的に攻めるというこの試合にかけるものがあった。
このメンタルティの部分で、讃岐には、負けていた。
4近藤 徹志も10高木 和正の対応に苦しみ、何度も突破されて悔しい試合となった。

采配

評価:D

讃岐のここ最近の戦い方に対しての対策をしていたが、完全に裏目に出た。
讃岐は、いつもと違うアグレッシブなサッカーで、選手にも動揺があった様にも見えた。
16関戸 健二の起用も完全に裏目に出た。
この日の長澤 徹監督の采配に裏目が出たが、残りの試合ぶれなく、来季に繋げられるかどうか見定めたい。

総合

評価:D

讃岐の徹底した岡山対策及び高いモチベーションに対して、完全に後手後手となった。
決定機が何度かあり、そこを決めていれば勝機もあったかもしれないが、久々の複数失点を喫した事も考慮してもチームの力不足というのを改めて痛感した。
こういった対策に対して、破る力がJ1に向けては、必要である。
POの可能性は、ほぼ消滅。

その3に続く。


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