2014:FUJI XEROX SUPER CUP:サンフレッチェ広島VS横浜F・マリノス「2014年シーズン開幕」その2
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杉野雅昭
2014年02月22日 17:28 visibility148
2、得点経過
1得点目:24野津田 岳人:広島:1-0
横浜が、広島のセットプレイを防ぎカウンター。
しかし、すぐ6青山 敏弘が潰す。
しかしまたしても22中澤 佑二が、奪いカウンター。
22中澤 佑二が、上がって分厚い攻撃を仕掛けようとする。
だが、広島の守備網にかかり、33塩谷 司の所に落ち着く。
そこからビルトアップではなく、1本のフィードから前線のサイドに残っていた9石原 直樹に通る。
9石原 直樹が、寄せに来た5ドゥトラを振り切り、グラウンダーのクロス。
ニアサイドで、11佐藤 寿人が、スルーもしくは、少し触ってコースをかえて、ファーサイドの24野津田 岳人の通る。
24野津田 岳人が、13小林 祐三が前に居たが、先にそのクロスに合わせてシュート。
これがゴールネットを揺らし、得点。
コメント
カウンターからのカウンターのカウンターという事で、攻めきった広島の方が、得点に繋がった。
しかも1本のフィードからのサイド突破という事で、攻守の切り替えの速さ及び、CBの33塩谷 司のフィード技術、9石原 直樹のオフ・ザ・ボールを含めたポジショニング良さが光った得点。
9石原 直樹のクロスに結果的に二人、しっかり跳び込んでいた辺りにチームとしての完成度の高さを感じた。
2得点目:29浅野 拓磨:広島:2-0
33塩谷 司、6青山 敏弘と囲まれても冷静さと、テクニックで、繋ぐ。
24野津田 岳人が、前を向いてドリブルで、仕掛ける。
前にスペースがあり、29浅野 拓磨の動きとポジション、相手CBの22中澤 佑二の位置等を冷静に把握し、良いタイミングで、狙いすました高精度の速いスルーパスを出す。
スルーパスにスピードがあったが、足のスピードがある29浅野 拓磨が、22中澤 佑二を振り切って、しっかりミートしたシュートを放つ。
そのシュートは、GK1榎本 哲也の脇を抜けてゴール。
コメント
このゴールでは、局面局面で、高い技術力、視野の広さ、身体能力の高さ等の各選手の持ち味を発揮した。
局面局面が、全体となって繋がり、高い連動性を感じる個人技を活かす、組織力でのゴールと言える。
シンプルなゴールではあるが、これだけのゴールは、なかなか難しい。
チームとしての完成度の高さを感じるに十分で、今季に期待を抱くに十分なゴール。
3、明暗くっきり選手層と若手の活躍及び完成度に差
広島
広島は、アクシデントがあり、前半で、負傷退場があったのに関わらず、早い段階で、選手交代し、カードを使いきった。
それに対し、流れを変えるために交代カードをきるべきである横浜FMが、後手後手を踏んでしまった。
この辺りベンチとスタメン選手との選手層の差を感じるに十分であった。
広島は、ユース上がりの選手や長い期間在籍した選手が多く、広島のサッカーをしっかり理解している。
個人技を活かす事が出来る組織力という土台があり、良いサッカーができ、これが成長にも繋がっている。
それを象徴するシーンが、24野津田 岳人のスルーパスに29浅野 拓磨の裏への抜け出しからのダイレクトシュートでの得点というシーン。
これは、10高萩 洋次郎と11佐藤 寿人を連想させる素晴らしいゴールだった。
この辺りに広島の連覇の秘訣がある様に感じた。
横浜FM
それに対し、横浜FMは、10中村 俊輔を中心とした個人技のチーム。
この試合では、10中村 俊輔は、厳しいマークに遭い、マークの厳しい中央や前線といった広島の脅威となるポジションから逃げざる得ず、まともな仕事が出来なかった。
10中村 俊輔の運動量を考えると、マークで抑えるというのは、本来難しいが、これは、広島の研究及び組織力のなせる技と言える。
また、控えの選手とスタメンの選手に少し開きがあり、局面を打開する力が無かったのも痛い。
その結果後手後手に回ってしまった。
広島の若手が、活躍したのに対し、横浜FMは、ベテラン選手の活躍というのが、光った。
横浜FMが、覇権奪取のためには、この辺り、若手の台頭が、必要不可欠。
レンタル移籍で、成長して復帰し、昨季から活躍している11斉藤 学に続く若手の台頭に期待したい。
特にこの試合で、再三の突破を許した5ドゥトラの所やマルキーニョスの代役となるストライカー探しと言うのは、急務と言える。
しかしここは、プラスに捕え、まだまだ完成度を高める事が出来ると考え、長いシーズンを見守りたい。
今季こそは、笑ってシーズンを終えれる様に頑張って貰いたい。
最後にファールを多く貰いセットプレイのチャンスを作れていたので、流れが悪くても得点に繋がるという意味で、今季も武器になる。
そういった長所を活かして、戦っていく事が出来れば、タイトル獲得は、十分可能という事を最後に言って感想を締めたい。
1得点目:24野津田 岳人:広島:1-0
横浜が、広島のセットプレイを防ぎカウンター。
しかし、すぐ6青山 敏弘が潰す。
しかしまたしても22中澤 佑二が、奪いカウンター。
22中澤 佑二が、上がって分厚い攻撃を仕掛けようとする。
だが、広島の守備網にかかり、33塩谷 司の所に落ち着く。
そこからビルトアップではなく、1本のフィードから前線のサイドに残っていた9石原 直樹に通る。
9石原 直樹が、寄せに来た5ドゥトラを振り切り、グラウンダーのクロス。
ニアサイドで、11佐藤 寿人が、スルーもしくは、少し触ってコースをかえて、ファーサイドの24野津田 岳人の通る。
24野津田 岳人が、13小林 祐三が前に居たが、先にそのクロスに合わせてシュート。
これがゴールネットを揺らし、得点。
コメント
カウンターからのカウンターのカウンターという事で、攻めきった広島の方が、得点に繋がった。
しかも1本のフィードからのサイド突破という事で、攻守の切り替えの速さ及び、CBの33塩谷 司のフィード技術、9石原 直樹のオフ・ザ・ボールを含めたポジショニング良さが光った得点。
9石原 直樹のクロスに結果的に二人、しっかり跳び込んでいた辺りにチームとしての完成度の高さを感じた。
2得点目:29浅野 拓磨:広島:2-0
33塩谷 司、6青山 敏弘と囲まれても冷静さと、テクニックで、繋ぐ。
24野津田 岳人が、前を向いてドリブルで、仕掛ける。
前にスペースがあり、29浅野 拓磨の動きとポジション、相手CBの22中澤 佑二の位置等を冷静に把握し、良いタイミングで、狙いすました高精度の速いスルーパスを出す。
スルーパスにスピードがあったが、足のスピードがある29浅野 拓磨が、22中澤 佑二を振り切って、しっかりミートしたシュートを放つ。
そのシュートは、GK1榎本 哲也の脇を抜けてゴール。
コメント
このゴールでは、局面局面で、高い技術力、視野の広さ、身体能力の高さ等の各選手の持ち味を発揮した。
局面局面が、全体となって繋がり、高い連動性を感じる個人技を活かす、組織力でのゴールと言える。
シンプルなゴールではあるが、これだけのゴールは、なかなか難しい。
チームとしての完成度の高さを感じるに十分で、今季に期待を抱くに十分なゴール。
3、明暗くっきり選手層と若手の活躍及び完成度に差
広島
広島は、アクシデントがあり、前半で、負傷退場があったのに関わらず、早い段階で、選手交代し、カードを使いきった。
それに対し、流れを変えるために交代カードをきるべきである横浜FMが、後手後手を踏んでしまった。
この辺りベンチとスタメン選手との選手層の差を感じるに十分であった。
広島は、ユース上がりの選手や長い期間在籍した選手が多く、広島のサッカーをしっかり理解している。
個人技を活かす事が出来る組織力という土台があり、良いサッカーができ、これが成長にも繋がっている。
それを象徴するシーンが、24野津田 岳人のスルーパスに29浅野 拓磨の裏への抜け出しからのダイレクトシュートでの得点というシーン。
これは、10高萩 洋次郎と11佐藤 寿人を連想させる素晴らしいゴールだった。
この辺りに広島の連覇の秘訣がある様に感じた。
横浜FM
それに対し、横浜FMは、10中村 俊輔を中心とした個人技のチーム。
この試合では、10中村 俊輔は、厳しいマークに遭い、マークの厳しい中央や前線といった広島の脅威となるポジションから逃げざる得ず、まともな仕事が出来なかった。
10中村 俊輔の運動量を考えると、マークで抑えるというのは、本来難しいが、これは、広島の研究及び組織力のなせる技と言える。
また、控えの選手とスタメンの選手に少し開きがあり、局面を打開する力が無かったのも痛い。
その結果後手後手に回ってしまった。
広島の若手が、活躍したのに対し、横浜FMは、ベテラン選手の活躍というのが、光った。
横浜FMが、覇権奪取のためには、この辺り、若手の台頭が、必要不可欠。
レンタル移籍で、成長して復帰し、昨季から活躍している11斉藤 学に続く若手の台頭に期待したい。
特にこの試合で、再三の突破を許した5ドゥトラの所やマルキーニョスの代役となるストライカー探しと言うのは、急務と言える。
しかしここは、プラスに捕え、まだまだ完成度を高める事が出来ると考え、長いシーズンを見守りたい。
今季こそは、笑ってシーズンを終えれる様に頑張って貰いたい。
最後にファールを多く貰いセットプレイのチャンスを作れていたので、流れが悪くても得点に繋がるという意味で、今季も武器になる。
そういった長所を活かして、戦っていく事が出来れば、タイトル獲得は、十分可能という事を最後に言って感想を締めたい。
その3に続く。
こちら。
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