2016:J2:6節:H:vs東京ヴェルディ「3連勝は逃すも20藤本 佳希が堂々のデビュー」その3

4、試合後記

MOM

「29北脇 健慈」

岡山を地獄へと落とす終了間際のスーパーゴールでの同点ゴールを決めた。

MIP

「20藤本 佳希」

この試合でのデビューながら周りをしっかり把握できており、正確かつ的確なポストプレーで、数多くのチャンスを演出。
東京Vのゴール前での密集地帯でもプレスという圧力でもその精度は落ちず、しっかり繋げていた。
24赤嶺 真吾という空中戦にも強く、足下も上手く、ポストプレー出来る選手が居るが、20藤本 佳希という新たな起点がシャドーに出来る事で、WBと連動したプレーで、好機に作れるようになった。
岡山に24赤嶺 真吾と20藤本 佳希が同時出場出来れば、岡山のゴール前でのシーンは、間違いなく増える。
それに伴いシュート機会は間違いなく増えるだろう。
また、自ら仕掛ける事も可能で、強引にシュートまで行くことが出来ていた。
実際に浮き球のボールを上手く処理して、シュートまで行った際のアイデアと実行できるテクニックを見てもストライカーらしい感性を持っている。
ドリブルに力強さがあり、どんどんゴールに迫っていく重戦車の様であった。
更に重心の低い躍動感のある走り方をしており、プレー1つ1つを見ても欧州のサッカーの様な柔らかさと躍動感がある。
岡山史上最高の新人であり、J2→J1→欧州といった感じにステップアップ出来る可能性を秘めた選手。
レベルの高い、J2屈指の攻撃陣の中で、出場機会を得るのはなかなか難しい事だが、怪我がさえ無ければ、間違いなく出場時間は長くなっていくだろう。

満足度

10点(10点満点)

試合に関しての満足度というよりは、20藤本 佳希を見れたという点が満足度を高めている。
TRMで見た際に実力は本物と感じていたので、この試合で改めて見て、J2では規格外の選手であるという事を確信出来た。
20藤本 佳希がどんな伝説を残してくれるのか。
そういった期待を抱くに十分な内容であった。
今後の活躍が非常に楽しみ。

岡山から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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