2016:J2:11節:A:vs横浜FC「連戦を考慮した采配ずばり」その3

H:横浜

他のJ2クラブと違って運動量の少なさを感じた。
全くプレスが無い訳ではないが、リトリートした守備を引いていた。
その分、前半は、岡山は、そのスペースの無い守備を崩し切れず、チャンスは開始早々の30豊川 雄太とGK1渋谷 飛翔とのシーンぐらいだった。
また、前線の高さとパワーというのは、脅威を岡山に与えたものの、35岩政 大樹を中心とした空中戦とその後のプレーへの守備意識の高さにより、その先の展開まで行けず、決定機を作れなかった。
また、前線に推進力不足で、高さとパワーに比重が傾いたロングパスでのパワープレーは、通る確率は低く、空中戦に強いチームには、攻め手を欠く事が予想される。
そういった相手に対しての有効な手段として、多彩なパターンを確立できるかどうかが、今後の課題。

4、試合後記

MOM

「30豊川 雄太」

背後のスペースを徹底して狙うという姿勢。
これが再三の決定機に絡むという事に繋がった。
また、フィジカルコンタクトにおける球際でのデュエルの強さ、それを活かすテクニック。
そして、思い切りの良さといった長所を発揮しての大活躍だった。
時には空回りする事もあり、その積極的なシュート意識の高さが、逆に批判の対象になる事もある。
それに負けない強気な所が、彼の武器でもあり、弱点でもある。
今後そこと向き合っていく中で、どう結果を出すか楽しみであり、今後は、この試合の様な活躍出来る試合を増やしていって欲しい。

MIP

「14アブドゥラーヒム・ラーヤブ」

190センチの高身長という事もあるが、35岩政 大樹との空中戦に互角以上の戦いを見せた。
中央に張るだけではなく、サイドに流れてボールを受けるなど、一定の運動量があった。
そして、遠くからでも狙える飛び道具も持っている。
とても怖い存在で、脅威だった。

満足度

7点(10点満点)

久々の完封勝利。
そして、しっかり追加点を奪っての勝利。
何より、24赤嶺 真吾の今季初ゴール。
今後に期待の持てる良い勝利だった。

岡山から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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