2014:J2:10節:A:vsモンテディオ山形「相性の良さと選手層の厚さという要素を活かし初尽くしの勝利」その3

3-4:32片山 瑛一に関して

判断の遅さが少し目立った。
今後スタメンで、出場するには、その辺りを磨いて、高さとフィジカルの強さを活かしたプレーをしていかないといけない。
連動性に関しては、良いプレーもあったが、スタメンを掴めるかと言えばまだ厳しい。
ロングスローも出来るという武器もあるし、加入一年目とはいえ、大卒なので、少しでも即戦力として、スタメン候補になるぐらい活躍できる選手になって欲しい。

3-5:パスワークと個人技でゴールに迫る力では、前節のスタメン以上

攻める回数や時間は、短い。
しかし、サイドで、自分で仕掛ける事が出来る事とシャドーの選手のサポートする力。
この辺りが良く、繋がった時の連動性は、素晴らしかった。
狭い所を個人技とパスで、潜り抜け決定機に近づける。
ゴールへ迫る力というのを感じた。
細かい部分での連動性に少し課題を残すものの控え組とは思えないパフォーマンスだった。
今季の岡山の真骨頂と言える試合を出来た。

3-6:影山 雅永監督の守備組織の構築力

怪我人続出で、急造3バックのメンツで、北九州戦でこそ3失点したものの1週間で立て直し完封を2試合連続。
攻撃は、やや停滞していたものの攻撃から守備への切り替えの早さ、運動量、守備意識の高さ。
これがチームにあり、個人技で、守ったというよりは、チームで守った。
チーム作りの部分で、こういった状況で活きてくるのが、こういった時の全体の意思統一。
誰が出ても軸となる部分をブレずに出来る。
そういった選手層であるし、継続性がある。
ただ、問題は、そういった戦力が、怪我人が少なく、多くの選択肢がある時の起用方法。
開幕時の思い付きで、15鎌田 翔雅をWB起用。
こういった迷いなどの不味い采配が、序盤の苦戦を招いた。
状態を見ての選手起用が大事だが、選手の力を最大限活かし、自分たちのベストの布陣で臨む起用。
それが出来なかった。
そこは、変わらない事実であり、この連勝を受けて、監督に不満がある人の不満は、そうそう減らないだろうし、改善すべき点はある。
前回の記事でも書いたが、監督がここからどう成長していくか。
今後そこに注目していきたい。

4、満足度

9点(10点満点)

試合結果及び内容というより見たかった選手が見れたという側面が強い満足度。
内容は、あまり良くない時間帯があったものの随所に良いプレーというのが、見えた面白かった。
前半の攻勢と後半の守勢という1試合で、2種の内容を楽しめたという点も大きい。
選手層の厚さをようやく活かせる試合を作れた事は、大きい。
間違いなく今後の連戦に繋がる勝利の連勝となった。

岡山から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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