2016:J2:17節:A:vs徳島ヴォルティス「問われるカウンター対策」その2

2、得点経過

H:徳島:1-0:18佐藤 晃大(17佐藤 凌吾)

10矢島 慎也(CKの毀れ球を繋ごうとする)→徳島の選手(クリアから繋ぐ)→17山崎 凌吾(カウンターで、長い距離をドリブル→スルーパス)→18佐藤 晃大(裏へ抜け出してGKの1対1でシュート)→1中林 洋次(セーブできず)→ゴール

A:岡山:1-1:6竹田 忠嗣(19片山 瑛一)

7伊藤 大介(右CK)→19片山 瑛一(ニアでファーにヘッドですらす)→6竹田 忠嗣(足で押し込む)→ゴール

A:岡山:1-2:7伊藤 大介(19片山 瑛一)

19片山 瑛一(パス)→24赤嶺 真吾(ポストプレー)→19片山 瑛一(仕掛けてマークを振り切り中へのパス)→7伊藤 大介(難しいクロスに上手く合わせてシュート)→ゴール(クロスバーに当たってのIN)

A:岡山:1-3:14押谷 祐樹(19片山 瑛一)

39篠原 弘次郎(自陣からのFK)→19片山 瑛一(ゴール前で胸でボールを落とす)→14押谷 祐樹(ダイレクトボレーシュート)→31長谷川 徹(懸命に飛びつくも届かず)→ゴール

H:徳島:2-3:16渡 大生(9長谷川 悠)

6カルリーニョス(パス)→8岩尾 憲(楔形パス)→9長谷川 悠(スルーパス)→16渡 大生(GKの動きを見てシュート)→1中林 洋次(反応するも届かず)→ゴール(GKの守備範囲を見極めてのシュートが右隅に決まる)

3、戦評

数値評価

攻撃評価:B
守備評価:D
采配評価:D
総合評価:C

文章評価

主体的に攻めた事で、前掛かりになったスペースを使われての失点が1つ。
高くラインを保つ守備の裏のスペースをパスで攻略されての失点がもう1つ。
特に前者の方は、今季を象徴する失点パターン。
攻めきれずにカウンターを受けるシーンと高い位置でミスからショートカウンターを受けるシーン。
これに関してはシュートで終える事と、ミスを少なくするというシンプルな課題である。
しかし、これは、強いチームの失点パターンであり、「前掛かり」になれる程、攻めているという事である。
ラインの裏に関しては、今季はそこまで攻略されたことが無かったが、1失点目も2失点目もスルーパスを通されて、GKと1対1になっている。
寄せとポジショニングで、パスコースを限定し、しっかり人も付く。
非常に難しいプレーが要求される。
少ない人数で如何に守るか。
35岩政 大樹へのイエローカードが増えている通り、昨季以上に無理しており、負担が大きくなっている。
チームとして、どう遅らせるて守るか、もしくは、どう攻め切るか。
強者に成り切れてないのは、攻守でのこの部分に対して、不慣れな部分が大きい。
また、今季守り切れてない理由の1つとして、カウンターの精度が低い事にも理由がある。
リードしても同じ攻め方をしており、したたかにある程度攻撃をセーブして、カウンターを仕留める。
こういった攻撃が今季は少ない。
遅攻で攻めて、攻めきれずカウンターを受けて失点。
J1定着を目指して行く上で、遅攻だけではなく、速攻を有効に使うという戦い方が出来れば、より勝ち点を獲得できるだろう。
一方で、それを魅力的にサポーターが感じるかどうか。
川崎の様に勝ち点だけではなく、如何に魅力的なサッカーをするか。
そういった路線で行くのか。
岡山サポーターとしては、その部分は気になるが、今が応援して来た中で、面白い試合をしているのも事実である。
何れにせよ、J1昇格を目指す上で、最低でもPO圏内を維持するためにも攻守で、最後までやり切る。
そういったプレーを大事にしていって欲しい。

試合評価

MOM:19片山 瑛一
MIP:6カルロス・ペレイラ・ベルト・ジュニオール
満足度:7点(10点満点)

岡山から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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