2016:U-23代表:国際親善試合:vsU-23南アフリカ代表「選出メンバー躍動」その2

2、得点経過

A:南アフリカ:0-1:14ギフト・モトゥパ(PK)

南アフリカの選手(ロングボール)→15亀川 諒史(クリアではなくトラップを選択)→15亀川 諒史(その際に僅かに手が当たる)→PK→14ギフト・モトゥパ(左隅に蹴る)→1櫛引 政敏(右に飛んでしまい決められる)→ゴール

H:日本:1-1:13中島 翔哉(8大島 僚太)

日本の選手(楔形パス)→日本の選手(潰れながらも繋ぐ)→10矢島 慎也(絶妙なタイミングでスルーパス)→8大島 僚太(GKと1対1にフリーの選手へパス)→20ジョディー・フェブラリー(パスストップにはノーチャンス)→13中島 翔哉(無人のゴールに流し込む)→ゴール

H:日本:2-1:10矢島 慎也(2室屋 成)

日本(スローイン)→13中島 翔哉(味方に預ける)→11野津田 岳人(ワン・ツーリターン)→13中島 翔哉(細かいタッチからのサイドチェンジ)→10矢島 慎也(溜めてから預ける)→2室屋 成(ダイレクトで折り返し)→10矢島 慎也(しっかりミートしたシュートを放つ)→20ジョディー・フェブラリー(1歩も動けない)→ゴール(クロスバーに当たって下に跳ねてからゴールネットを揺らす)

H:日本:3-1:13中島 翔哉(16浅野 拓磨)

南アフリカの選手(バックパス)→16浅野 拓磨(隙を突いてボール奪取してから向き直してクロス)→13中島 翔哉(ヘッドでしっかり合わせる)→20ジョディー・フェブラリー(飛びつくも届かない)→ゴール(左隅決める)

H:日本:4-1:16浅野 拓磨

5植田 直通(ロングフィード)→南アフリカの選手(足を伸ばすもクリア出来ず)→16浅野 拓磨(戻りながらボール回収)→南アフリカの選手(シュートコースを塞ぎに戻って立ち塞がる)→16浅野 拓磨(ドリブルによりシュートコースを作ってからシュート)→南アフリカの選手達(止めようとアクションを起こす)→ゴール(その上超えて行ってゴールネットを揺らす)

3、戦評

数値評

攻撃評価:A
守備評価:B
采配評価:A
総合評価:A

文章評

この試合から数日後に発表された選出メンバーの働きに驚いた。
怪我あがりの2室屋 成、13中島 翔哉も問題無くプレー出来ていた。
むしろ、チームの中におけるサッカー選手の本質におけるプレーというのが光った。
テクニックがあるという巧さではなく、本当にサッカーが巧い。
そう感じさせるものだった。
また、今回のメンバーの中で、1櫛引 政敏、10矢島 慎也、2室屋 成、10中島 翔哉、8大島 僚太、5植田 直通、16浅野 拓磨は、素晴らしいプレーと内容だった。
12中村 航輔、15亀川 諒史、3遠藤 航といった選手も出場機会が無かったり、内容や結果がそこまで良くなかったが、選出も充当と言えるだろう。
選出理由として考えられるのは、
16浅野 拓磨:スピード&得点力&招集回数。
10矢島 慎也:技術&万能性&招集回数。
10中島 翔哉:ドリブル&パス&シュート。
8大島 僚太:技術&視野の広さ&招集回数。
15亀川 諒史:左右SB可&運動量&招集回数。
2室屋 成:左右SB可&高いインテリジェンス&安定感。
5植田 直通:空中戦&デュエルの強さ&前への意識。
1櫛引 政敏:安定感&連携&招集回数。
3遠藤 航:ポリバレント性&リーダーシップ&精神力。
12中村 航輔:セーブ力&身体能力&Jリーグでの実績。
ここまで10人。
ここに塩谷 司、興梠 慎三、藤春 廣輝、更に南野 拓実、久保 裕也という貴重な海外組を加えて、15人。
実質残り3枠という狭き門は、7原川 力、17井手口 陽介に加えて、怪我で今回招集されてなかった岩波 拓也が、掴んだ。

試合評

MOM:13中島 翔哉(日本)
MIP:2室屋 成(日本)
満足度:8点(10点満点)

その3に続く。

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