2016:J2:29節:H:vsカマタマーレ讃岐「苦杯を嘗めて来たダービーでついに勝ち越す」その2
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杉野雅昭
2016年08月21日 15:23 visibility155
2、得点経過
H:岡山:1-0:33金 珍圭
岡山(ビルトアップ)→17島田 譲(左サイドからクロス)→21加地 亮(中にヘッドで折り返す)→讃岐(足で触るだけのクリア)→33金 珍圭(毀れ球を1トラップしてからロングシュート)→1清水 健太(逆に動いた事で一歩遅れ、飛びつくも届かず)→ゴール(アウトにボールにかかったシュートが決まっての得点)
A:讃岐:1-1:19仲間 隼斗(10高木 和正)
讃岐(ビルトアップ)→11馬場 賢治(楔形パス)→6竹田 忠嗣(触っってカットするも毀れ球処理を譲る)→35岩政 大樹(同じく譲る)→10高木 和正(その隙を見逃さずボール奪取してからラストパス)→19仲間 隼斗(冷静にスライディングを避ける)→17島田 譲(限定していたシュートの選択肢を消すタックルで選択肢を変えさせ逆にフリーにさせる)→19仲間 隼斗(新たに出来たシュートコースに蹴り込む)→1中林 洋次(反応するも逆に体が行ってしまう)→ゴール(右隅にコントロールされたシュートが決まっての得点)
H:岡山:2-1:14押谷 祐樹(PK)
岡山(ゴールキックの流れからなんとかマイボール守る)→35岩政 大樹(裏へのロングパス)→14押谷 祐樹(裏へ抜け出しかける)→20萩野 広大(手を使って倒す)→PK(岡山)→14押谷 祐樹(左に蹴る)→1清水 健太(遅れて反応したため左に飛ぶも触れず)→ゴール
H:岡山:3-1:30豊川 雄太
讃岐(ビルトアップ)→33木島 良輔(ミドルシュート)→讃岐(味方に当たる)→35岩政 大樹(アバウトなクリア)→20萩野 広大(頭で繋ごうとする)→30豊川 雄太(頭でカットし裏へ抜け出すとそのまま独走し、ゴール前でシュート)→1清水 健太(前に少し出て体を張って止めようとするも触れず)→ゴール
3、戦評
数値評
良:A~E:悪
攻撃評価:B
守備評価:B
采配評価:A
総合評価:B
文章評
讃岐の対岡山システムに序盤苦しみ押し込まれるも焦る事も無く、冷静に修正した辺りチームとしての成熟度を感じた。
その守備に堪える形で、先制して追いつかれた後に再びリードを奪うと、試合終盤に5-4-1システムで逃げ切りを計った。
この采配がずばり当たり、追加点を終了間際に奪うという形で上手い試合運びを見せた。
一方で、20藤本 佳希にも30豊川 雄太の様な働きをして欲しいが、現状はなかなか見せ場を作れず苦しんでいる。
デビュー戦で魅せた様な連動性や力強い仕掛けといったシーンを増やして欲しい。
何故なら30豊川 雄太が終盤に出てこなければ、1点に苦しむ事が多く、もう一枚強力なカードが欲しいからである。
19片山 瑛一、25酒井 宣福といった選手はカウンターに強いというタイプではなく、カウンター特化の選手が二人も居れば、より脅威を与える事が出来る。
バランスや対戦相手を考えた戦術的柔軟性により、色んな状況に対応できるようにしたい。
加えて、3点目のシーンで、24赤嶺 真吾が終盤に30豊川 雄太と並走していたシーン。
これは、非常に大事なプレーであり、ハードワークをチームを支える大事な要素であり、こういったプレーをチームが成長していく中でも、怠らず続けて欲しい。
また、少し前の試合で、失点に直接ではないが絡んでしまった33金 珍圭だが、その時のレビューを『正しい評価を』という趣旨の内容のレビューを書いたが、この試合では、その高い実力を発揮してくれた。
目が覚める様なミドルシュートでの得点。
10矢島 慎也が、得点出来るDHになりという強い意志を持っているが、33金 珍圭は、まさに得点が出来るCBである。
流れに絡んで得点するCBは多くてもあれだけのシュート精度と威力を持った技術レベルの高さを感じるゴールを奪えるCBは少ないだろう。
少ない出場機会の中で、こういった結果を残してくれた事で、33金 珍圭に対する評価が高まった事で、悪いイメージを払拭出来たのではないか。
しかしながら年齢の部分での将来性を考えた時に実力的には、高いものがあっても主軸として使っていく事はどうなのか。
そういった複雑な部分も考えて行かないといけないので、どう起用していくのかに注目したい。
実力的には、正確なフィードを見てもCBにおける足下の技術に絡んだ攻撃力は、岡山でナンバー1なので、勝利だけ考えれば、スタメンの3枠に入る事を証明した。
最後に4試合連続で、観客数1万人以上を達成。
着実にJ1に向けて、チームとしての順調に成長している。
自動昇格圏も見えて来たという事で、継続と挑戦の下、更なる高みを目指して欲しい。
チームとしての成長を感じると同時にクラブとしての成長も感じる8月のホーム戦であった。
鬼門であるフクアリでの千葉戦で初勝利し、こういった勢いを確固たるものにし、終盤戦を駆け抜けたい。
試合評
MOM:33金 珍圭(岡山)
MIP:10高木 和正:(讃岐)
満足度:7点(10点満点)
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
H:岡山:1-0:33金 珍圭
岡山(ビルトアップ)→17島田 譲(左サイドからクロス)→21加地 亮(中にヘッドで折り返す)→讃岐(足で触るだけのクリア)→33金 珍圭(毀れ球を1トラップしてからロングシュート)→1清水 健太(逆に動いた事で一歩遅れ、飛びつくも届かず)→ゴール(アウトにボールにかかったシュートが決まっての得点)
A:讃岐:1-1:19仲間 隼斗(10高木 和正)
讃岐(ビルトアップ)→11馬場 賢治(楔形パス)→6竹田 忠嗣(触っってカットするも毀れ球処理を譲る)→35岩政 大樹(同じく譲る)→10高木 和正(その隙を見逃さずボール奪取してからラストパス)→19仲間 隼斗(冷静にスライディングを避ける)→17島田 譲(限定していたシュートの選択肢を消すタックルで選択肢を変えさせ逆にフリーにさせる)→19仲間 隼斗(新たに出来たシュートコースに蹴り込む)→1中林 洋次(反応するも逆に体が行ってしまう)→ゴール(右隅にコントロールされたシュートが決まっての得点)
H:岡山:2-1:14押谷 祐樹(PK)
岡山(ゴールキックの流れからなんとかマイボール守る)→35岩政 大樹(裏へのロングパス)→14押谷 祐樹(裏へ抜け出しかける)→20萩野 広大(手を使って倒す)→PK(岡山)→14押谷 祐樹(左に蹴る)→1清水 健太(遅れて反応したため左に飛ぶも触れず)→ゴール
H:岡山:3-1:30豊川 雄太
讃岐(ビルトアップ)→33木島 良輔(ミドルシュート)→讃岐(味方に当たる)→35岩政 大樹(アバウトなクリア)→20萩野 広大(頭で繋ごうとする)→30豊川 雄太(頭でカットし裏へ抜け出すとそのまま独走し、ゴール前でシュート)→1清水 健太(前に少し出て体を張って止めようとするも触れず)→ゴール
3、戦評
数値評
良:A~E:悪
攻撃評価:B
守備評価:B
采配評価:A
総合評価:B
文章評
讃岐の対岡山システムに序盤苦しみ押し込まれるも焦る事も無く、冷静に修正した辺りチームとしての成熟度を感じた。
その守備に堪える形で、先制して追いつかれた後に再びリードを奪うと、試合終盤に5-4-1システムで逃げ切りを計った。
この采配がずばり当たり、追加点を終了間際に奪うという形で上手い試合運びを見せた。
一方で、20藤本 佳希にも30豊川 雄太の様な働きをして欲しいが、現状はなかなか見せ場を作れず苦しんでいる。
デビュー戦で魅せた様な連動性や力強い仕掛けといったシーンを増やして欲しい。
何故なら30豊川 雄太が終盤に出てこなければ、1点に苦しむ事が多く、もう一枚強力なカードが欲しいからである。
19片山 瑛一、25酒井 宣福といった選手はカウンターに強いというタイプではなく、カウンター特化の選手が二人も居れば、より脅威を与える事が出来る。
バランスや対戦相手を考えた戦術的柔軟性により、色んな状況に対応できるようにしたい。
加えて、3点目のシーンで、24赤嶺 真吾が終盤に30豊川 雄太と並走していたシーン。
これは、非常に大事なプレーであり、ハードワークをチームを支える大事な要素であり、こういったプレーをチームが成長していく中でも、怠らず続けて欲しい。
また、少し前の試合で、失点に直接ではないが絡んでしまった33金 珍圭だが、その時のレビューを『正しい評価を』という趣旨の内容のレビューを書いたが、この試合では、その高い実力を発揮してくれた。
目が覚める様なミドルシュートでの得点。
10矢島 慎也が、得点出来るDHになりという強い意志を持っているが、33金 珍圭は、まさに得点が出来るCBである。
流れに絡んで得点するCBは多くてもあれだけのシュート精度と威力を持った技術レベルの高さを感じるゴールを奪えるCBは少ないだろう。
少ない出場機会の中で、こういった結果を残してくれた事で、33金 珍圭に対する評価が高まった事で、悪いイメージを払拭出来たのではないか。
しかしながら年齢の部分での将来性を考えた時に実力的には、高いものがあっても主軸として使っていく事はどうなのか。
そういった複雑な部分も考えて行かないといけないので、どう起用していくのかに注目したい。
実力的には、正確なフィードを見てもCBにおける足下の技術に絡んだ攻撃力は、岡山でナンバー1なので、勝利だけ考えれば、スタメンの3枠に入る事を証明した。
最後に4試合連続で、観客数1万人以上を達成。
着実にJ1に向けて、チームとしての順調に成長している。
自動昇格圏も見えて来たという事で、継続と挑戦の下、更なる高みを目指して欲しい。
チームとしての成長を感じると同時にクラブとしての成長も感じる8月のホーム戦であった。
鬼門であるフクアリでの千葉戦で初勝利し、こういった勢いを確固たるものにし、終盤戦を駆け抜けたい。
試合評
MOM:33金 珍圭(岡山)
MIP:10高木 和正:(讃岐)
満足度:7点(10点満点)
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
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