2016:J2:31節:H:vsレノファ山口「パスワークからの攻撃を凌ぎ狙い通りの勝利」その2

2、得点経過

H:岡山:1-0:7伊藤 大介

岡山(前線へのパス)→山口(ボール奪取)→30豊川 雄太(素早く寄せて体を入れてボールを再奪取してからボールを預ける)→10矢島 慎也(素晴らしいボールコントロールから何故かフリーとなり、クロスを入れる)→19片山 瑛一(胸での落とし)→7伊藤 大介(シュート)→30村上 昌謙(セーブ)→7伊藤 大介(毀れ球を再シュート)→39平林 輝良寛(クリア仕切れず)→ゴール

3、戦評

数値評

攻撃評価:B
守備評価:B
采配評価:B
総合評価:B

文章評

山口のダイレクトでのパス回しに獲りどころをを見つけられず、ゴール前まで侵入を許すも最後の所で、しっかり守って無失点に抑えた。
5渡邊 一仁と2澤口 雅彦をスタメンで起用し、守備的に入った事も大きい。
2澤口 雅彦のポジショニングであったり、フリーランというのは、攻守のでの安定感を生み出す事が出来る。
そして、5渡邊 一仁の運動量と球際にしっかりチャレンジする事も、奪えなくても効果的である。
どれだけ大事かと言えば、勝敗を決するぐらいのプレーにもなる。
実際に岡山の先制点の場面もフリーランする選手に何故かついていき、寄せるべきボールホルダーである10矢島 慎也に寄せにいかなかった。
その結果、10矢島 慎也が中をしっかり見て、フリーの19片山 瑛一へのピンポイントパスを通せる余裕が生まれた。
そして、それが貴重な7伊藤 大介の決勝ゴールに繋がった。
逆を言えば、こういったプレーを90分間続けた事で、無失点に繋がった。
これは、攻守の運動量の総量は、かつての岡山よりは減ってるかもしれないが、走るべき所で、しっかり走れている証明である。
この試合でも岡山は、パスを繋がれても走るべきところで走り切る事で、シュートコースを消したり、最後の所でしっかり寄せて、シュートブロック出来たり、そういった守備の固さに繋がっている。
そういった意味では、特に前半は劣勢だったが、押され気味でも辛抱強く戦うメンタル的にタフさ。
そういったものを強く感じた。
チームとしてのまとまりであったり、決勝点を奪うような最後の個の力。
こういったものは、岡山史上最高であり、J1への向けて機運は、11,225人(J1にGO!)を考えても高まりを強く感じる。
この試合の様にしっかり走り切って、J1昇格を勝ち取って欲しい。

試合評

MOM:7伊藤 大介(岡山)
MIP:30村上 昌謙(山口)
満足度:7点(10点満点)

岡山から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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