2013:J2:27節:H:VSガンバ大阪「2度夢を見れた試合」

 岡山 VS G大阪:2-3
得点者:19久木田 紳吾、39宇佐美 貴史、9ロチャ、9ロチャ、14押谷
祐樹
観客数:18269人

1、チーム情報&評点

評価基準:良1~5悪

審判

主審:河合 英治:3.5
副審:伊東 知哉、大友
一平:3.0

H:岡山

監督

影山 雅永:3.5

スタメン

19久木田 紳吾:2.5
11桑田 慎一郎:3.0、18関戸
健二:4.0
25田所 諒:3.0、10千明 聖典:3.5、7仙石 廉:3.5、26田中 奏一:3.0
5植田 龍仁朗:4.0、6竹田
忠嗣:4.0、3後藤 圭太:4.0
1中林 洋次:4.0

リザーブ

GK:21真子 秀徳
DF:4近藤 徹志
MF:35島田
譲、2沢口 雅彦、8石原 崇兆、34妹尾 隆佑
FW:14押谷 祐樹

途中交代

18関戸 健二→8石原 崇兆:2.5、7仙石 廉→14押谷
祐樹:2.5、26田中 奏一→34妹尾 隆佑:3.0

 

A:G大阪

監督

長谷川 健太:2.0

スタメン

9ロチャ:2.0
19大森 晃太郎:2.5、39宇佐美
貴史:2.0、10二川 孝広:4.0
7遠藤 保仁:2.0、7明神 智和:3.0
4藤春 廣輝:2.5、15今野 泰幸:3.0、26西野
貴治:3.5、21加地 亮:3.0
1藤ヶ谷 陽介:3.0

リザーブ

GK:29木村 敦志
DF:2オ・ジェソク、5丹羽
大輝
MF:25岡崎 建哉、27内田 達也
FW:14平井 将生、18川西 翔太

途中交代

10二川 孝広→27内田 達也:3.0、19大森 晃太郎→25岡崎
建哉:3.0、26西野 貴治→5丹羽 大輝:評価不可

MOM

「7遠藤
保仁」

攻撃の起点となり、2点を演出した。
繋ぎ役とプレースキッカーとしての格の違いを見せた。
また、観客動員の原動力としても偉大さを示した。

MIP

「19久木田
紳吾」

先制ゴールと最後の惜しいシーンに顔を出した。
プレイ内容でもポストプレイや裏への抜け出すスピード等、CFとしての引き出しの多さを見せた。
また、90分間走り切れるスタミナを持っている事を証明した。

2、ゴールシーン

1得点目:H:岡山:19久木田 紳吾(11桑田 慎一郎)

11桑田
慎一郎得意の後ろ方向へのテクニカルなパスを受けた19久木田 紳吾が、ドリブルで、仕掛けてからシュート。
シュートが、相手選手に当たって、1藤ヶ谷
陽介の飛んだ方向とは、逆に転がってゴール。

コメント

11桑田
慎一郎のパスが、良かったですね。
あのパスは、なかなか通せないですよ。
後ろを確認しとかないといけないですし、技術も要りますからね。
19久木田
紳吾も思い切りの良いシュートだった。
球質も少し遠かったですが、しっかり抑えが効いていて球足のある素晴らしいシュート。

2得点目:A:G大阪:39宇佐美 貴史(19大森
晃太郎)

クリアボールを拾った19大森 晃太郎が、1トラップ後に39宇佐美 貴史にマイナスのパスを出す。
39宇佐美
貴史は、小刻みなボールタッチで、シュートの間合いに持って行き反転気味ながら威力のあるシュートを放つ。
1中林
洋次は、ボール触るも威力があり、弾き出しきれなかった。

コメント

39宇佐美
貴史のボールをコントロールするテクニックとシュートテクニック等の個人技の高さを感じるゴールでした。
5植田
龍仁朗のクリアが、中途半端だった事が、悔やまれる。
そこを逃さないG大阪の破壊力というのは、凄い。

3得点目:A:G大阪:9ロチャ

7遠藤
保仁のドリブル突破からのヒールパスで、フリーになった19大森の強烈なシュートを1中林
洋次が、弾く。
毀れ球を9ロチャが、押し込む。

コメント

7遠藤の 保仁のプレイが全て。
19大森
晃太郎をフリーにしていのも問題。
9ロチャは、FWらしく嗅覚を感じる泥臭いゴールでした。

4得点目:A:G大阪:9ロチャ(7遠藤)

7遠藤
保仁のDF側がノーチャンスのピンポイントのCKに9ロチャが、頭で合わせてゴール。

コメント

代表クラスの凄い次元のプレースキックでした。
これは、防げない。

5得点目:H:岡山:14押谷 祐樹(8石原 崇兆)

パスを繋いだ後に8石原
崇兆が、浮き球の柔らかいパスをゴール前に入れる。
そのボールに14押谷
祐樹が、渾身のジャンプからのヘッドで、合わせる。
ヘッディングシュートは、ループシュートみたいに1藤ヶ谷
陽介が、飛び付いた頭の上を越えてゴール。

コメント

8石原
崇兆のパスが、良かった。
14押谷 祐樹も良く合わせた。

3、レビュー

A:G大阪

ゴールへ迫る力というのは、今まで対戦したチームでも最高クラス。
流石G大阪という感じ。
パス回しが、素晴らしい上にゴール前に来ると個人技で、突破してくる39宇佐美
貴史の存在感が、際立っていた。
パスサッカーでも厄介なのにそういった個人技のある素晴らしいチームと感じた。
一方で、守備は、不安定で、得点力の低い岡山に2失点喫してしまった。
その辺り、付け入る隙は、あったので、出来れば引き分けに持って行きたかった。
しかし、終盤の時間の使い方とかは、流石といった感じだった。
岡山も1-3から1点を返すのが精いっぱいだった。

H:岡山

H-1、夢

先制してもしかして、勝てるかもという夢。
1点返して、引き分けあわよくば逆転という夢。
この二つの夢が、見えるチームになったと思うと感慨深い。
まだまだ足りない物が多いが、これからそれを埋めていき、G大阪の様な強豪クラブに勝てる様になりたい。

H-2、19久木田
紳吾の1トップ

合格点ですね。
今後もスタメンで、十分行ける。
即戦力として期待される大卒の選手も岡山に来て、さらに成長してくれているのは、素晴らしい。
38三村
真も今季花開いたし、これからの活躍が楽しみ。
さて、本題に戻って19久木田
紳吾のの1トップだが、ポストプレイ、スピードを活かした裏への抜け出し、運動量、連携、サイドへ開く動き、シュート等。
この辺りは、なかなかの動きでした。
後は、個人技が、向上させて行けばもっと活躍出来る選手だと思います。
19久木田
紳吾が、現状だと一番バランス良いですし、次の試合で、スタメンとして試合に出場して欲しい。

H-3、第3の存在への守備

岡山は、人数をかけてしっかりかけて守っているが、3番目の選手への守備が甘い。
どうしてそこで、フリーというシーンが、何度かある。
後ろから上がってきたり、一度視界から逃れるため下がって、再び飛びこんできたりする動きに弱い。
こういった動きの出来る選手が、岡山に少ないために戸惑うのかもしれないが、この辺りしっかり対応して、守れる様にならないといけない。

H-4、対個人技

今季の傾向を見ていると個人技の突破にやられるケースが目立つ。
人数は、揃っているのに狭い所を突破をされている。
やはり、日頃そういった個人技のある選手が、少ないと言うのも関係してそうだ。
そういった選手の獲得をして、攻守共にレベルをあげて行きたい所。
現状は、1対1という場面を減らし、複数の人数で、対応するといった感じが、大切。

H-5、際立つ運動量

相手選手が、二人足を攣って交代しましたよね。
その辺りを考えても岡山の運動量が、高いレベルにある事の証明。
終盤の強いのは、その辺りがある。
ここは、大きなストロングポイント。
そういった選手を中心に獲得し、岡山のサッカーカラーとして、浸透させていき、レベルを上げたい。

H-6、絶妙なバランス感覚による試合巧者ぶりを発揮している今季の岡山

負け試合は、全て1点差。
勝ちも1点差が多いが、2点差で、勝ってる事もある。
この辺り、現状の戦力で、上手くバランスを取って戦えている証拠である。
1点差であれば、十分引き分けや逆転を狙えるという期待を今季の岡山に持てている。
運動量もある程度セーブしたり、リスクを最小限に抑えたりする。
サッカーは、15分もあれば、同点逆転まで、持って行ける。
今季の岡山は、その15分にかけている傾向にある。
それまでは、しっかり守る。
そういった戦い方が出来ている。
逆に先制したり、するとバランスが、崩れ上手く行かない事もある。
ただ、終盤までリスクを冒さない事で、相手が、リスクを冒した時に驚く。

4、満足度

8点(10点満点)

負けはしたもののG大阪相手に頑張ってくれた。
次対戦する時は、J1で、今度は、勝ちたい。

岡山から世界へ

To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki
sugino)

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