2013:A代表:親善試合:H:VSウルグアイ「フィニッシュまでの力とフィニッシュ精度に差を感じた試合」

日本VSウルグアイ:2-4
得点者:10フォルラン、10フォルラン、9スアレス、10香川 真司、20ゴンザレス、4本田 圭佑

1、チーム情報&評点

評価基準:良1~5悪

審判

主審:2.5
副審:2.5

H:日本

監督

アルベルト・ザッケローニ:3.0

スタメン

19柿谷 曜一朗:3.0
10香川 真司:2.5、4本田
圭佑:2.0、9岡崎 慎司:3.0
7遠藤 保仁:3.0、17長谷部 誠:3.5
16酒井 高徳:4.0、15今野 泰幸:3.5、22吉田
麻也:4.5、2内田 篤人:4.0
1川島 永嗣:3.0

リザーブ

GK:12西川 周作、23権田 修一
DF:6伊野波 雅彦、21森重
真人、3駒野 友一、5長友 佑都
MF:13山口 蛍、14青山 敏弘、20高橋 秀人
FW:8清武 弘嗣、18工藤 壮人、11豊田
陽平

途中交代

22吉田 麻也→6伊野波
雅彦:3.5、19柿谷 曜一朗→11豊田 陽平:3.5、17長谷部 誠→13山口 蛍:3.0、2内田 篤人→3駒野 友一:3.0

 

A:ウルグアイ

監督

オスカル・タバレス:3.0

スタメン

9スアレス:1.5、10フォルラン:1.5
7ロドリゲス:2.0、14ロデイロ:2.5
5ガルガロ:2.5、20ゴンザレス:2.5
22カセレス:3.0、3ゴディン:3.0、2ルガノ:3.0、16マキシミリアーノ・ペレイラ:2.5
1ムスレラ:2.5

リザーブ

GK:12マルティン・シルバ
DF:4コアテス、6フシレ
MF:8エグレン、11アルバロ・ペレイラ、15フェルナンデス、18ラミレス
FW:21ストゥアニ

途中交代

5がルガノ→8エグレン:3.0、14ロデイロ→18ラミレス:3.0、7ロドリゲス→11アルバロ・ペレイラ:3.0、14ロデイロ→21ストゥアニ:3.0、22カセレス→6フシレ:3.0、3ゴディン→4コアテス:評価不可

MOM

「9スアレス」

多くのゴールで、存在感を発揮。
その突破能力やフィジカルの強さ等、高い能力をみせつけた。

MIP

「4本田
圭佑」

2得点に絡む活躍。
この試合の様なパフォーマンスを今後もみせて欲しい。

2、得点シーン

1得点目:A:ウルグアイ:10フォルラン

裏へのスルーパスで、9スアレスが、裏へ抜け出す。
ペナルティエリア内に侵入するとマイナスのパスを入れる。
これに10フォルランが反応し、9スアレスのシュートに備えていた1川島
永嗣が、空けた方にシュートを放ちゴール。

コメント

裏へ抜けられたのが、全てですね。
しかし、こういったチャンスをしっかりものにするのは、流石ですね。

2得点目:A:ウルグアイ:10フォルラン

10フォルランが、右足のFKを蹴る。
壁を越えたボールは、1川島
永嗣が、そのコースに立っていたが、ボールが見えなかったのか、逆方向にステップしたために反応が、遅れゴールを決められる。

コメント

そっちのサイドに立っていたので、止めて欲しかったが、見えなかったり、駆け引きというのが、あるので、それに敗れたという事ですね。
失点した直後だったので、痛い失点でした。

3得点目:A:ウルグアイ:9スアレス

16マキシミリアーノ・ペレイラのクロスを22吉田
麻也がクリアするが、中途半端になり、9スアレスに渡る。
それを1トラップ後左隅にシュートをしっかり決められゴール。

コメント

22吉田 麻也のクリアが全てですね。

4得点目:H:日本:10香川 真司

7遠藤 保仁中へのパスを4本田
圭佑が、ダイレクトで、浮き球のスルーパス。
9岡崎 慎司が、中で潰れて囮になり皆そこに集まって、9岡崎 慎司が触れず、そのままフリーで、10香川
真司に通り、10香川 真司が、無人のゴールへシュート放ち、これが、決まってゴール。

コメント

7遠藤のキープ力と、4本田 圭佑のポジショニングとパスの質、判断、9岡崎
慎司の引き付ける動き、10香川 真司の嗅覚。
どれも目立った良いゴールだたっと思います。

5得点目:A:ウルグアイ:20ゴンザレス

14ロデイロの浮き球の裏へのスルーパスに7ロドリゲスが、反応し、裏へ抜け出す。
1川島
永嗣も飛び出すが、触れず浮き球のパスを入れられる。
1川島
永嗣が、釣りだされていて、フリーで20ゴンザレスがヘディングシュートを放つ。
ゴール前にいた16酒井
高徳が、懸命に足を伸ばすも届かずゴール。

コメント

ゴール前の判断能力の高さをそれを実行する技術の高さ。
そういった物を感じるウルグアイらしいゴールだったと思います。

6得点目:H:日本:4本田 圭佑

4本田
圭佑が、左足でFKを蹴る。
壁を越えたボールは、右にカーブがかかっていて、1ムスレラが、懸命に飛び付いて手を伸ばすも届かず右隅に決まってゴール。

コメント

素晴らしいFKでした。

3、レビュー

A:ウルグアイ

少ない人数でも最後まで、持って行ける個の力。
これをとても感じた。
守備のチームというよりは、攻撃のチームで、少ない人数で、攻めてチャンスの時に上がるという基本戦術を敷く事で、守備と攻撃のバランスを取っている。
また、運動量も多かったが、後半少しスローダウンしていた様に感じた。
強力な2トップの前に日本は、4失点してしまったが、ウルグアイの守備には、少し課題がありそうだった。
ただ、コンディション面を考慮すると、条件によっては、もっと良いパフォーマンスを見せてくれるかもしれないので、次の対戦までに日本のサッカーを向上させ、互角に戦えるようにしたい。

H:日本

H-1、ポゼッションをゴールに繋げたい

ポゼッションが出来るが、ゴールに繋げるか。
これが、ここまでの日本の課題。
最近こそ、ある程度ゴールを決めれる様になったが、まだまだ満足の行くレベルで無い。
世界の強豪と戦かうとそういった攻撃の部分で、どうしても負けてしまう。
日本が、そういった相手に負けないためには、日本の長所であるポゼッションを磨きゴールへ迫る力を上げて行く事が大事。
パスに緩急をつけて、高い連動性から綺麗でなくてもゴールに繋げられるサッカーを目指して欲しい。

H-2、足りない個の力

皆さんは、個の力と聞いて何を想像したでしょうか?
私は、DF陣の個の力。
この辺りを指摘しています。
やはり、世界で、戦う上で、1対1の守備であったり、ボール奪取能力。
ウルグアイの選手が、その辺りに優れていたとまでは、感じなかったもののそういったものは、日本足りない物だと感じる。
世界で、経験を積んでいるDFの少なさ。
経験を積んで居ても若い選手。
まだまだ世界で、高いレベルとまでは、いかない部分がある。
前線を見てみると世界のビッククラブで、結果を残している選手も出てきており、成長著しい。
今度は、DFの部分でもそういった選手が出て欲しい。
5長友
佑都や、2内田 篤人、22吉田 麻也、16酒井
高徳。
この辺りの選手には、チームの守備を引き締める攻守で、好影響を与えれる様に海外でもっと経験を積んで頑張って欲しい。

H-3、19柿谷
曜一朗

高いテクニックを存分に発揮してくれたと思います。
フリーランの質、ボールコントロール、創造性等、1トップとして多彩な才能を発揮してくれたと思います。
ゴールやアシストという結果この残せませんでしたが、十分効いていたと思います。
見ていて面白い選手ですし、人を魅了する事の出来る素晴らしい選手ですね。
今後の日本を引っ張っていく選手の一人になって欲しい。

H-4、サイドの所でのパス繋ぎ

この試合では、サイドの所で、パスコースが無くなって奪われるというシーンが目に付いた。
サイドというところは、ただでさえ、パスコースがラインで、無くなるので、そういった状況になり易い。
だからこそセーフティファーストで、外に出したりする。
基本的に守備で出す場面が、多い。
この試合では、攻める時にパスコースを切られ、バックパスしたり狭い所を通そうとした時に奪われた。
この辺り、ウルグアイの守備の視野の広さや組織力の高さを感じる素晴らしいチームだと感じた。
日本が、ボールを奪う上で、この辺りを向上させていけばというヒントにもなった。
勿論、攻撃でも状況判断を早くし、技術も向上させ、そういった状況でも通せるようになる事は、大事。

4、満足度

8点(10点満点)

負けはしたもののゴールが多く見られて面白かった。
日本が、攻め込む時間もあったし、最後のアイデアとかフィニッシュ精度を上げて行けば十分世界でも戦える。
そういうポテンシャルを秘めていると感じる事が出来た試合。

日本から世界へ
To
Be Continued

by 杉野
雅昭

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