2016:U-19代表:AFC U-19選手権バーレーン:グループリーグ1節:中立:vsイエメン「低調な前半も後半は地力を発揮し快勝」その2

3、戦評

数値評

攻撃評価:C
守備評価:C
采配評価:B
総合評価:C

文章評

前半のチームとしての連動性が低く、機能していなかった。
主導権を握って引いてカウンターのみを狙うイエメンに対して、攻めあぐねていた。
アンダーの代表であれば、圧倒する事が多いが、しかし攻撃の形を作れず苦しんだ。
前線の2トップにボールが入ってもそこからの展開がなく、中盤の8三好 康児のシュートが少しあったのみという寂しい内容だった。
15堂安 律の仕掛けの多さというのは目立ったが、単発で終わる事が多く、ドリブル後のパスが繋がらないことが多かった。
セットプレーで先制するも状況は、好転しなかったが、解説の方が指摘されていた2トップの関係性とチームとしての守備の連動性の低さ。
選手交代後に好転した事を考えると、この指摘はあっているだろう。
先日のU-16代表ではパスが出た先にもう次の選手が寄せに行っており、落ち着きどころがなかった。
しかし、この世代は、プレスが単発に終わりそこからずるずると日本のペナルティエリアまで侵入を許すシーンもあった。
つまり、対戦相手にとって選択肢を与える余裕を与えていたことになる。
これが、強いチームあれば危険性が上がる事を考えれば、この辺りを修正して、10年ぶりのU-20WCに向けて、改善しなければ、かなり出場権獲得は困難な道となるだろう。

それでも選手交代後に2トップのストライカーらしいプレーが見れた点は良かった。
そして、2CBの安定感というのは頼もしく、イエメン相手という事もあるが、危なげなかった。
次のイラク戦で、どれだけ安定したプレーを見せる事が出来るか注目したい。

試合評

MOM:9小川 航基(日本)
MIP:15堂安 律(日本)
満足度:3点(10点満点)

日本から世界へ
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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