2016:J2:J1昇格プレーオフ 準決勝:A:vs松本山雅FC「限界を超える時」その2
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杉野雅昭
2016年11月27日 20:17 visibility112
3、戦評
数値評
評価基準
良:A~E:悪
攻撃評価:A
守備評価:B
采配評価:A
総合評価:A
文章評
「堅守」、「ハードワーク」、「粘り強さ」こういったイメージが長い間、岡山を観戦した中で、強く意識づけられている。
この中で、「ハードワーク」に関しては、「90分間全力で走りぬく」という意味から、「90分間考えて走りぬく」という意味に変わった。
この試合では、群馬戦の反省と格上の松本相手という事で、守備を第一として試合に入った。
その結果、松本の猛攻を受けたが、守備を第一に考えた事で、シュートコースをしっかり切るという事に集中出来た。
攻撃時は、少ない人数で如何に得点を取るかというテーマの下、縦に速いサッカーを目指した。
先制点も自陣深くからの11三村 真のロングパスに24赤嶺 真吾が競り勝った事で、頭で落として、フリーで裏へ抜け出した14押谷 祐樹が、GK1シュミット・ダニエルの動きを見つつ冷静にコースを狙ったシュートを決めた。
主体的に攻める事が少なかった分、カウンターで得点を狙うというシンプルな狙いに集中でき、精神的な余裕が持てた事による生まれた先制点ともいえるだろう。
先制してからも戦い方は変えずに終盤に追いつかれたものの逆に追いついた事で、戦い方に選択肢の出来た松本。
松本の「守」と「攻」の比重が「守」に向かった事で、岡山にパワープレーを狙うという選択肢を持てた。
松本は、ラインを上げるという積極的な守り方を採用するものの、ボールを奪ってから得点を狙うというスコア上で、勝ち越すためのカウンター実行する必要があったが、そういった強者の戦い方するには、J1での経験が松本は不足していた。
もし、パワープレーをしてきた岡山に対して、切れ味鋭いカウンターを見せる事が出来ていれば、岡山の攻める時間と体力を削ぐことが出来た筈である。
しかし、実際は、75分間続けられてきた「攻」の「松本」と、「守」の「岡山」が、完全に入れ替わり、「攻」の「岡山」と、「守」の「松本」となってしまった。
勝ち越しを決めた時間帯も良く、上記の様な「攻守が入れ替わる」という時間帯を作らせなかった。
以上を考えて、プラン通りという快心の勝利と言えるが、C大阪には、高い個人技とJ1での豊富な経験。
こういった事を考えても90分間での隙を見つけて、そこを突くというのは、より難しくなるだろう。
また、同様にゴール前を固めただけの戦い方を採用した場合、その守備網を超えて、突き破るJ1級のクオリティも持っている。
その辺りをどう考えて、戦うのか勝負を分けるポイントとなる。
ここまで来るなら後は、勝利してJ1へ行きたいが、一度も勝てた事のない相手。
しかし、サポーターは、初めて「チャレンジ1」の1つである観客数の平均一万人を達成した。
後は、J1に昇格するだけであり、それを達成する機も熟した。
試合評
MOM:24赤嶺 真吾(岡山)
MIP:15宮阪 政樹(松本)
満足度:9点(10点満点)
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
数値評
評価基準
良:A~E:悪
攻撃評価:A
守備評価:B
采配評価:A
総合評価:A
文章評
「堅守」、「ハードワーク」、「粘り強さ」こういったイメージが長い間、岡山を観戦した中で、強く意識づけられている。
この中で、「ハードワーク」に関しては、「90分間全力で走りぬく」という意味から、「90分間考えて走りぬく」という意味に変わった。
この試合では、群馬戦の反省と格上の松本相手という事で、守備を第一として試合に入った。
その結果、松本の猛攻を受けたが、守備を第一に考えた事で、シュートコースをしっかり切るという事に集中出来た。
攻撃時は、少ない人数で如何に得点を取るかというテーマの下、縦に速いサッカーを目指した。
先制点も自陣深くからの11三村 真のロングパスに24赤嶺 真吾が競り勝った事で、頭で落として、フリーで裏へ抜け出した14押谷 祐樹が、GK1シュミット・ダニエルの動きを見つつ冷静にコースを狙ったシュートを決めた。
主体的に攻める事が少なかった分、カウンターで得点を狙うというシンプルな狙いに集中でき、精神的な余裕が持てた事による生まれた先制点ともいえるだろう。
先制してからも戦い方は変えずに終盤に追いつかれたものの逆に追いついた事で、戦い方に選択肢の出来た松本。
松本の「守」と「攻」の比重が「守」に向かった事で、岡山にパワープレーを狙うという選択肢を持てた。
松本は、ラインを上げるという積極的な守り方を採用するものの、ボールを奪ってから得点を狙うというスコア上で、勝ち越すためのカウンター実行する必要があったが、そういった強者の戦い方するには、J1での経験が松本は不足していた。
もし、パワープレーをしてきた岡山に対して、切れ味鋭いカウンターを見せる事が出来ていれば、岡山の攻める時間と体力を削ぐことが出来た筈である。
しかし、実際は、75分間続けられてきた「攻」の「松本」と、「守」の「岡山」が、完全に入れ替わり、「攻」の「岡山」と、「守」の「松本」となってしまった。
勝ち越しを決めた時間帯も良く、上記の様な「攻守が入れ替わる」という時間帯を作らせなかった。
以上を考えて、プラン通りという快心の勝利と言えるが、C大阪には、高い個人技とJ1での豊富な経験。
こういった事を考えても90分間での隙を見つけて、そこを突くというのは、より難しくなるだろう。
また、同様にゴール前を固めただけの戦い方を採用した場合、その守備網を超えて、突き破るJ1級のクオリティも持っている。
その辺りをどう考えて、戦うのか勝負を分けるポイントとなる。
ここまで来るなら後は、勝利してJ1へ行きたいが、一度も勝てた事のない相手。
しかし、サポーターは、初めて「チャレンジ1」の1つである観客数の平均一万人を達成した。
後は、J1に昇格するだけであり、それを達成する機も熟した。
試合評
MOM:24赤嶺 真吾(岡山)
MIP:15宮阪 政樹(松本)
満足度:9点(10点満点)
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
sell2016年ファジアーノ岡山
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