ファジアーノ岡山2017シーズン前考察Part5「TRM環太平洋大学」ぞの5
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杉野雅昭
2017年01月29日 21:33 visibility544
2本目:前線
20藤本 佳希、王 靖斌(ワン・ジンビン)
練習生
練習生は、懸命にプレーされていましたが、即戦力という感じでは無さそうでした。
20藤本 佳希が降りてきたり、中盤のサポートを受けて一定のパフォーマンスになっていたので、実質2トップの二人で崩していた印象。
20藤本 佳希が力強いドリブルから王 靖斌(ワン・ジンビン)受けてとしてコンビとして面白かったと思います。
20藤本 佳希は、結構パスを選択する場面が消極性として昨季イメージとして残ってましたが、うまくパスを引き出せれば、選手を集めてスペースを使って、乱れた所を押し込むというパターンを持っている感じでした。
これをリーグ戦で作れるかどうか、もしくは岡山のスタイルに合ったプレースタイルに変化させるか。
何れにせよ良いところを悪いところを整理して、上手く爆発させてほしいと思う限りです。
王 靖斌(ワン・ジンビン)も戦力としてリーグ戦で良いプレーをみせて欲しい。
2本目:守備ライン
31下口 稚葉、39篠原 弘次郎、2澤口 雅彦
ビルトアップに関しては戦える水準にあったものの肝心の守備でのプレー強度、プレーの判断、連動性といった部分は正直厳しいレベルにあった。
39篠原 弘次郎が中心選手としてコーチングする場面があったものの2本目での失点の仕方が悪かった。
例えば、2本目の1失点目。
26田中 奏一がインターセプトを狙って守備でのアタックを狙ったものの入れ替わってしまいそのままバイタルエリアまで侵入を許し、奇麗な曲線を描いてのミドルシュートが右隅に決まった。
26田中 奏一のプレーも確かに問題があったが、こういった積極的な守備のミスした後の対応も不十分だった。
十分な人数が居たのに対して、気が付いたらバイタルエリアまで侵入を許し、ミドルシュートを「奇麗に決められた」というよりは、「奇麗に打たれてしまった」という方が印象が悪い。
バランスを崩してでもドリブルのスピードを遅れさせ、シュートコースを消す必要があったが、それが出来ていなかった。
こういった積極的な守備でミスをした26田中 奏一が目立ち、逆に消極的な判断の守備によって失点しまう事で、積極的な守備が影を潜めて、消極的な判断でのミスが蔓延するようではJ2は戦えない。
そして、2失点目に関しては、2澤口 雅彦がボールをロストした流れからの失点だったが、2澤口 雅彦にコーチングでボールロストを防げなかったのか。
その後の対応もシュート打たせないもしくは、シュートをブロックする粘り強さを発揮できなかったのか。
40李 京泰(イ・キョンテ)の反応が遅かった事もあるが、中林 洋次であれば防げたかもしれないというシーンで失点することが今季はあるので、そういった甘い対応ではなく、厳しい守備ができるかどうかというのは、生命線となる。
本気でJ1昇格を目指すならこういった甘いプレーというのは、排除していく必要があり、プロらしい戦える守備まで状態をあげて欲しい。
2本目:中盤
28加藤 健人、16関戸 健二、25武田 将平、26田中 奏一
サイド攻撃に関しては、28加藤 健人が裏へのスペースを狙うパスを出しており、20藤本 佳希や王 靖斌を活かす狙いは分かったが、精度の向上の必要があった。
21加地 亮に近いプレーぶりではあったが、若さを考えると運動量であったり、アグレッシブさも欲しい所で、中に入っていくプレーであったり、判断も改善の余地があった。
16関戸 健二と25武田 将平の関係性は良く、ボールを持つゆっくりな自然体のキープが得意な16関戸 健二と判断良く小刻みにパスを出せるのに大型DHである25武田 将平と嚙み合っていた事は良かった。
2人ともシュートまで行けるシーンもあり、前線との関係性は良かった。
16関戸 健二もミドルシュートを決めて得点を決めるなど、攻撃的な組み合わせとして採用できる可能性がある。
最終ラインの守備強度不足もあったが、守備の部分での連動性を高めて行き、バイタルエリアで閉めてシュートを打たせないようにしかなければならなかったが、打たせすぎであった。
26田中 奏一に関しては、アグレッシブではあるものの攻守で判断の質を高める必要がある。
クロスであったり、仕掛けの部分で余裕が持てるかどうかで、安定感に繋がるので、そういった部分を改善できれば復調も期待できる。
中盤全体で、前線と最終ラインの関係性を考えれば、2失点が示す通り、不十分で、こちらも実戦では、特に守備の部分で、バランスを取っていかないといけない。
7、このTRMの捉え方
正直なところ、前日にようやく全体を使っての戦術練習を行ったという事で、内容や結果を残せるかどうかというテストというよりは、課題を見つけれるかどうかという位置づけであると考えるべきである。
組み合わせの可能性の探り、その組み合わせを煮詰めて行くかどうかの判断。
何人かの主力を温存した事を考えても総合力の底上げという意味合いが強いと考えるのが自然である。
こういったメンバーを主軸に考える必要こそないが、守備に関しては、実戦で戦えてなかった事を考えても守備の総合力を上げる事が出来なければ、怪我人や出場停止になった時に守備が不安定になる可能性の大きさを感じる内容であった。
誰が出てもある程度安定感のある守備にできるかどうかは課題である。
正直守備の面では課題があり過ぎるぐらいなので、しっかり分析して、練習で修正を進めていって欲しいと思います。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
20藤本 佳希、王 靖斌(ワン・ジンビン)
練習生
練習生は、懸命にプレーされていましたが、即戦力という感じでは無さそうでした。
20藤本 佳希が降りてきたり、中盤のサポートを受けて一定のパフォーマンスになっていたので、実質2トップの二人で崩していた印象。
20藤本 佳希が力強いドリブルから王 靖斌(ワン・ジンビン)受けてとしてコンビとして面白かったと思います。
20藤本 佳希は、結構パスを選択する場面が消極性として昨季イメージとして残ってましたが、うまくパスを引き出せれば、選手を集めてスペースを使って、乱れた所を押し込むというパターンを持っている感じでした。
これをリーグ戦で作れるかどうか、もしくは岡山のスタイルに合ったプレースタイルに変化させるか。
何れにせよ良いところを悪いところを整理して、上手く爆発させてほしいと思う限りです。
王 靖斌(ワン・ジンビン)も戦力としてリーグ戦で良いプレーをみせて欲しい。
2本目:守備ライン
31下口 稚葉、39篠原 弘次郎、2澤口 雅彦
ビルトアップに関しては戦える水準にあったものの肝心の守備でのプレー強度、プレーの判断、連動性といった部分は正直厳しいレベルにあった。
39篠原 弘次郎が中心選手としてコーチングする場面があったものの2本目での失点の仕方が悪かった。
例えば、2本目の1失点目。
26田中 奏一がインターセプトを狙って守備でのアタックを狙ったものの入れ替わってしまいそのままバイタルエリアまで侵入を許し、奇麗な曲線を描いてのミドルシュートが右隅に決まった。
26田中 奏一のプレーも確かに問題があったが、こういった積極的な守備のミスした後の対応も不十分だった。
十分な人数が居たのに対して、気が付いたらバイタルエリアまで侵入を許し、ミドルシュートを「奇麗に決められた」というよりは、「奇麗に打たれてしまった」という方が印象が悪い。
バランスを崩してでもドリブルのスピードを遅れさせ、シュートコースを消す必要があったが、それが出来ていなかった。
こういった積極的な守備でミスをした26田中 奏一が目立ち、逆に消極的な判断の守備によって失点しまう事で、積極的な守備が影を潜めて、消極的な判断でのミスが蔓延するようではJ2は戦えない。
そして、2失点目に関しては、2澤口 雅彦がボールをロストした流れからの失点だったが、2澤口 雅彦にコーチングでボールロストを防げなかったのか。
その後の対応もシュート打たせないもしくは、シュートをブロックする粘り強さを発揮できなかったのか。
40李 京泰(イ・キョンテ)の反応が遅かった事もあるが、中林 洋次であれば防げたかもしれないというシーンで失点することが今季はあるので、そういった甘い対応ではなく、厳しい守備ができるかどうかというのは、生命線となる。
本気でJ1昇格を目指すならこういった甘いプレーというのは、排除していく必要があり、プロらしい戦える守備まで状態をあげて欲しい。
2本目:中盤
28加藤 健人、16関戸 健二、25武田 将平、26田中 奏一
サイド攻撃に関しては、28加藤 健人が裏へのスペースを狙うパスを出しており、20藤本 佳希や王 靖斌を活かす狙いは分かったが、精度の向上の必要があった。
21加地 亮に近いプレーぶりではあったが、若さを考えると運動量であったり、アグレッシブさも欲しい所で、中に入っていくプレーであったり、判断も改善の余地があった。
16関戸 健二と25武田 将平の関係性は良く、ボールを持つゆっくりな自然体のキープが得意な16関戸 健二と判断良く小刻みにパスを出せるのに大型DHである25武田 将平と嚙み合っていた事は良かった。
2人ともシュートまで行けるシーンもあり、前線との関係性は良かった。
16関戸 健二もミドルシュートを決めて得点を決めるなど、攻撃的な組み合わせとして採用できる可能性がある。
最終ラインの守備強度不足もあったが、守備の部分での連動性を高めて行き、バイタルエリアで閉めてシュートを打たせないようにしかなければならなかったが、打たせすぎであった。
26田中 奏一に関しては、アグレッシブではあるものの攻守で判断の質を高める必要がある。
クロスであったり、仕掛けの部分で余裕が持てるかどうかで、安定感に繋がるので、そういった部分を改善できれば復調も期待できる。
中盤全体で、前線と最終ラインの関係性を考えれば、2失点が示す通り、不十分で、こちらも実戦では、特に守備の部分で、バランスを取っていかないといけない。
7、このTRMの捉え方
正直なところ、前日にようやく全体を使っての戦術練習を行ったという事で、内容や結果を残せるかどうかというテストというよりは、課題を見つけれるかどうかという位置づけであると考えるべきである。
組み合わせの可能性の探り、その組み合わせを煮詰めて行くかどうかの判断。
何人かの主力を温存した事を考えても総合力の底上げという意味合いが強いと考えるのが自然である。
こういったメンバーを主軸に考える必要こそないが、守備に関しては、実戦で戦えてなかった事を考えても守備の総合力を上げる事が出来なければ、怪我人や出場停止になった時に守備が不安定になる可能性の大きさを感じる内容であった。
誰が出てもある程度安定感のある守備にできるかどうかは課題である。
正直守備の面では課題があり過ぎるぐらいなので、しっかり分析して、練習で修正を進めていって欲しいと思います。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
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