ファジアーノ岡山2017シーズン前考察Part5「TRM環太平洋大学」その2
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杉野雅昭
2017年01月29日 21:29 visibility128
3、最終ラインに大きな不安
このTRMで180cm以上のCB不在という怖すぎる布陣で2本とも臨んだ。
大学生相手ながら守備のインテンシティに欠ける部分が目立ち、シュートまで運ばれるシーンも目立った。
足元の技術に関しては、高い水準にあったが、プロレベルのハイプレスであったり、高さという武器を迎えた際にどれだけ対抗できるか。
少なくともパワープレーを弾き返す力はかなり弱い。
かといってスピードもある訳ではなく、ラインを高くすれば裏を狙われ、ラインを低くすればパワープレーで負けるという事が容易に想像でき、昨季以上に繊細なラインコントロールが求められる。
大学生のロングパスに対して、はじき返しきれたという部分はほぼなく、多用こそしてこなかったが、明確な怖さを感じた。
ラインの裏も14喜山 康平の後ろのスペースを使われ、サイドで対応するという場面も多かった。
1本目の右CB31下口 稚葉もロングパスに対して、プレーを切れずそこからすぐに奪いきるという力もまだ不足している印象を持った。
2本身の右CBの2澤口 雅彦もボールを奪われて失点するという凡ミスを犯し、1本目と2本目の合計で、大学生相手に3失点と崩壊とも言ってもいい散々たる結果であった。
開幕前という事もあって、こういった経験をしつつ煮詰めていきたいところであったが、23久保 飛翔が今季も怪我で離脱し、4近藤 徹志もまだ厳しい。
空中戦に強い選手はこれで、33張 碩元(チャン・ソグォン)1人で、27塚川 孝輝を開幕までにプロレベルに仕上げるのは難しいと考えざる得ず、正直3失点もしてしまった事は非常に痛い。
39篠原 弘次郎も真ん中に挑戦していたが、結局45分ハーフで大学生相手に2失点と厳しい結果であった。
個人的に39篠原 弘次郎の最大の武器は、積極的で激しい守備だと思っているので、真ん中でバランスを取るポジションよりは、ある程度リスクを持って勝負できる左右どちらかのCBに適正が高いと思われるし、ファールも多い選手なので、危険な位置でFKを取られる可能性も高く、怖い。
左右のCBにスピードのあるCBが3久木田 紳吾、潰しきれるCBが39篠原 弘次郎、後の選手のサイドのスペースであったりハイボールは危険な印象を持ちました。
昨季までであれば、サイドからクロスをあげられても岩政 大樹という空中戦に強い選手が居たが、今期は不在で、最低でもスローインに逃げたいが、サイドで1対1の状況を作られるケースは昨季以上に増えそうで、クロスまで行かれる可能性は高い。
14喜山 康平はスピードがないので、サイドのスペースへ出された時にはクリアで外へ逃げる事が難しく、1対1の対応になる事は多いのは、大学生相手のこのTRMでも顕著だったので、昨季以上にクロスには要警戒である。
更に後半の2失点もボールロストや積極的な守備でかわされた時の粘りがなく、簡単にシュートを打たれてしまっている。
昨季まであれば、しっかりシュートブロックにいったり、コースを切ったりして限定できていたが、シュートを打たれる更にシュートブロックも満足とは言えず、この辺りを最低でも開幕までに修正できなければ、開幕戦で、5-0で負ける可能性も十分ありえる。
この試合で出ていなかったCB候補として、33張 碩元(チャン・ソグォン)と27塚川 孝輝、3久木田 紳吾。
更に他のポジションの19片山 瑛一と怪我の4近藤 徹志と23久保 飛翔であり、この3人に関しては、計算し辛い選手であり、前者の3人も試しつつ改善する必要がある。
33張 碩元(チャン・ソグォン)に関しては、今季からの加入であり、過度の期待は禁物とはいえ、1年間通して怪我なく、主軸として考えたいのは、この試合の内容を考えても極めて強く感じる。
27塚川 孝輝も状況によっては積極的に起用し、育成し、真ん中を任せられる状況を夏場以降まで作れなければ33張 碩元(チャン・ソグォン)が怪我した時に大量失点という可能性は高い。
3久木田 紳吾に関しては、ハイボール処理というよりは、サイドでの起点潰しに期待したい。
CBに試合に出ていたシーズンは、1対1を仕掛ける前に起点を潰してスローインに逃げる事が出来ており、裏への対応もスピードがあり、この点に関しては非常に魅力的で、右CBだけではなく、39篠原 弘次郎や14喜山 康平、6竹田 忠嗣といった主軸の状態を相談しつつ左CBでの起用も模索しつつ、「被クロス回数」を減らしたい。
4、変化があったセットプレー時の守備
後半に気づきましたが、前線に1人残す形を採用していました。
後半だと26田中 奏一がその役割を担っていました。
後は、前半では19片山 瑛一がストーンを任されていました。
CBの平均身長が低くても他のポジションで高い選手が居れば補えるので、そういった選手を他ポジションで起用するという選択肢も考えてるかもしれないですね。
このTRMで180cm以上のCB不在という怖すぎる布陣で2本とも臨んだ。
大学生相手ながら守備のインテンシティに欠ける部分が目立ち、シュートまで運ばれるシーンも目立った。
足元の技術に関しては、高い水準にあったが、プロレベルのハイプレスであったり、高さという武器を迎えた際にどれだけ対抗できるか。
少なくともパワープレーを弾き返す力はかなり弱い。
かといってスピードもある訳ではなく、ラインを高くすれば裏を狙われ、ラインを低くすればパワープレーで負けるという事が容易に想像でき、昨季以上に繊細なラインコントロールが求められる。
大学生のロングパスに対して、はじき返しきれたという部分はほぼなく、多用こそしてこなかったが、明確な怖さを感じた。
ラインの裏も14喜山 康平の後ろのスペースを使われ、サイドで対応するという場面も多かった。
1本目の右CB31下口 稚葉もロングパスに対して、プレーを切れずそこからすぐに奪いきるという力もまだ不足している印象を持った。
2本身の右CBの2澤口 雅彦もボールを奪われて失点するという凡ミスを犯し、1本目と2本目の合計で、大学生相手に3失点と崩壊とも言ってもいい散々たる結果であった。
開幕前という事もあって、こういった経験をしつつ煮詰めていきたいところであったが、23久保 飛翔が今季も怪我で離脱し、4近藤 徹志もまだ厳しい。
空中戦に強い選手はこれで、33張 碩元(チャン・ソグォン)1人で、27塚川 孝輝を開幕までにプロレベルに仕上げるのは難しいと考えざる得ず、正直3失点もしてしまった事は非常に痛い。
39篠原 弘次郎も真ん中に挑戦していたが、結局45分ハーフで大学生相手に2失点と厳しい結果であった。
個人的に39篠原 弘次郎の最大の武器は、積極的で激しい守備だと思っているので、真ん中でバランスを取るポジションよりは、ある程度リスクを持って勝負できる左右どちらかのCBに適正が高いと思われるし、ファールも多い選手なので、危険な位置でFKを取られる可能性も高く、怖い。
左右のCBにスピードのあるCBが3久木田 紳吾、潰しきれるCBが39篠原 弘次郎、後の選手のサイドのスペースであったりハイボールは危険な印象を持ちました。
昨季までであれば、サイドからクロスをあげられても岩政 大樹という空中戦に強い選手が居たが、今期は不在で、最低でもスローインに逃げたいが、サイドで1対1の状況を作られるケースは昨季以上に増えそうで、クロスまで行かれる可能性は高い。
14喜山 康平はスピードがないので、サイドのスペースへ出された時にはクリアで外へ逃げる事が難しく、1対1の対応になる事は多いのは、大学生相手のこのTRMでも顕著だったので、昨季以上にクロスには要警戒である。
更に後半の2失点もボールロストや積極的な守備でかわされた時の粘りがなく、簡単にシュートを打たれてしまっている。
昨季まであれば、しっかりシュートブロックにいったり、コースを切ったりして限定できていたが、シュートを打たれる更にシュートブロックも満足とは言えず、この辺りを最低でも開幕までに修正できなければ、開幕戦で、5-0で負ける可能性も十分ありえる。
この試合で出ていなかったCB候補として、33張 碩元(チャン・ソグォン)と27塚川 孝輝、3久木田 紳吾。
更に他のポジションの19片山 瑛一と怪我の4近藤 徹志と23久保 飛翔であり、この3人に関しては、計算し辛い選手であり、前者の3人も試しつつ改善する必要がある。
33張 碩元(チャン・ソグォン)に関しては、今季からの加入であり、過度の期待は禁物とはいえ、1年間通して怪我なく、主軸として考えたいのは、この試合の内容を考えても極めて強く感じる。
27塚川 孝輝も状況によっては積極的に起用し、育成し、真ん中を任せられる状況を夏場以降まで作れなければ33張 碩元(チャン・ソグォン)が怪我した時に大量失点という可能性は高い。
3久木田 紳吾に関しては、ハイボール処理というよりは、サイドでの起点潰しに期待したい。
CBに試合に出ていたシーズンは、1対1を仕掛ける前に起点を潰してスローインに逃げる事が出来ており、裏への対応もスピードがあり、この点に関しては非常に魅力的で、右CBだけではなく、39篠原 弘次郎や14喜山 康平、6竹田 忠嗣といった主軸の状態を相談しつつ左CBでの起用も模索しつつ、「被クロス回数」を減らしたい。
4、変化があったセットプレー時の守備
後半に気づきましたが、前線に1人残す形を採用していました。
後半だと26田中 奏一がその役割を担っていました。
後は、前半では19片山 瑛一がストーンを任されていました。
CBの平均身長が低くても他のポジションで高い選手が居れば補えるので、そういった選手を他ポジションで起用するという選択肢も考えてるかもしれないですね。
その3に続く。
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