2017:J1:1節:鹿島アントラーズvsFC東京「GKのパフォーマンスの差が勝敗を決する」その2
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杉野雅昭
2017年02月25日 23:14 visibility355
3、戦評
数値評
評価基準
良:1~5:悪
H:鹿島
攻撃評価:C
守備評価:C
采配評価:C
総合評価:C
FC東京
攻撃評価:C
守備評価:B
采配評価:B
総合評価:B
文章評
率直な感想として、非常にタフなゲームであったと感じました。実際に、両チームとも球際に厳しく、デュエルが多くの場面で見ることが出来ました。ここ数年で、Jリーグの接触プレー数は増加してきている印象を強く持ち、ジャッジも流すように少しずつ変化しています。
まず、そういったゲームで、勝負を分けたのは、過密日程の影響が大きいと考えられます。恐らくACLと同時並行でなければ、鹿島の石井 忠久監督は、より積極的な采配を振るったと思います。例えば、SBの交代に関しては、疲労などを均等にする狙いがあったと思います。本来であれば、点に絡む選手の交代を第一候補に考えますから、その線は濃厚であると思います。しかし、今後、もし勝ち上がって行き、怪我人や出場停止などにより選手が欠ければ、事態はより悪化します。何故なら、若手の起用も選択肢に入れる必要も出てくるからです。多くの方は、鹿島をJリーグの中では、選手層が厚いという印象を持っていると思います。しかし、少なくとも現状ではベンチと控えの選手の差は、大きいと思われます。出来れば、下カテゴリーでも経験を積む必要がある選手が多く、特にDFは手薄である点を考えると今後に不安を持ちました。
また、GKのパフォーマンスが最大の勝敗を分けたポイントと考えています。33林 彰洋がセットプレーやクロスで長身長の選手でありながら積極的な飛び出しで、キャッチを何度もするシーンが何度もありました。鹿島は、セットプレーが武器ですが、33林 彰洋のプレーの多くが、そういった長所をしっかり抑えました。一方で、鹿島の1權 純泰(クォン・スンテ)は、的確なポジショニングなどの安定感があるもののシュートへの反応であったり、スーパーセーブという印象を持てなかったので、少し頼りなく感じました。このままのパフォーマンスが続けば、21曽ヶ端 準が正守護神の座を奪取するのは、近いように思います。
ただ、オウンゴールで勝負を決した通り、両チームには大きな差はなく、今季のJ1の混戦を予感させる内容と結果であったと思います。各チームは、勝ち点1を最低限での獲得を目指し、守備から入るチームが多くなる事が予想されます。そういった中で、終盤の交代カードの意味合いは大きく、鹿島がこの試合の様に取りこぼす事は、十分考えられます。逆にFC東京は、大型補強で、充実の陣容であり、試合終盤の得点は大いに期待できる内容であったと思います。両チームが、今後J1やカップ戦などをどう戦っていくのか注目したいです。
試合評
MOM:33林 彰洋(FC東京)
MIP:23中島 翔哉(FC東京)
満足度:5点(10点満点)
Jリーグから世界へ
To Be Continued
by杉野雅昭
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
数値評
評価基準
良:1~5:悪
H:鹿島
攻撃評価:C
守備評価:C
采配評価:C
総合評価:C
FC東京
攻撃評価:C
守備評価:B
采配評価:B
総合評価:B
文章評
率直な感想として、非常にタフなゲームであったと感じました。実際に、両チームとも球際に厳しく、デュエルが多くの場面で見ることが出来ました。ここ数年で、Jリーグの接触プレー数は増加してきている印象を強く持ち、ジャッジも流すように少しずつ変化しています。
まず、そういったゲームで、勝負を分けたのは、過密日程の影響が大きいと考えられます。恐らくACLと同時並行でなければ、鹿島の石井 忠久監督は、より積極的な采配を振るったと思います。例えば、SBの交代に関しては、疲労などを均等にする狙いがあったと思います。本来であれば、点に絡む選手の交代を第一候補に考えますから、その線は濃厚であると思います。しかし、今後、もし勝ち上がって行き、怪我人や出場停止などにより選手が欠ければ、事態はより悪化します。何故なら、若手の起用も選択肢に入れる必要も出てくるからです。多くの方は、鹿島をJリーグの中では、選手層が厚いという印象を持っていると思います。しかし、少なくとも現状ではベンチと控えの選手の差は、大きいと思われます。出来れば、下カテゴリーでも経験を積む必要がある選手が多く、特にDFは手薄である点を考えると今後に不安を持ちました。
また、GKのパフォーマンスが最大の勝敗を分けたポイントと考えています。33林 彰洋がセットプレーやクロスで長身長の選手でありながら積極的な飛び出しで、キャッチを何度もするシーンが何度もありました。鹿島は、セットプレーが武器ですが、33林 彰洋のプレーの多くが、そういった長所をしっかり抑えました。一方で、鹿島の1權 純泰(クォン・スンテ)は、的確なポジショニングなどの安定感があるもののシュートへの反応であったり、スーパーセーブという印象を持てなかったので、少し頼りなく感じました。このままのパフォーマンスが続けば、21曽ヶ端 準が正守護神の座を奪取するのは、近いように思います。
ただ、オウンゴールで勝負を決した通り、両チームには大きな差はなく、今季のJ1の混戦を予感させる内容と結果であったと思います。各チームは、勝ち点1を最低限での獲得を目指し、守備から入るチームが多くなる事が予想されます。そういった中で、終盤の交代カードの意味合いは大きく、鹿島がこの試合の様に取りこぼす事は、十分考えられます。逆にFC東京は、大型補強で、充実の陣容であり、試合終盤の得点は大いに期待できる内容であったと思います。両チームが、今後J1やカップ戦などをどう戦っていくのか注目したいです。
試合評
MOM:33林 彰洋(FC東京)
MIP:23中島 翔哉(FC東京)
満足度:5点(10点満点)
Jリーグから世界へ
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by杉野雅昭
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