2017:J2:2節:H:vsロアッソ熊本「深まる不安と期待」その2

2、得点経過

H:岡山:1-0:30豊川 雄太(21加地 亮)

流れ

20藤本 佳希(ポストプレー)→10大竹 洋平(溜めてから丁寧なパス)→21加地 亮(緩く落ちてくるピンポイントのクロス)→20藤本 佳希(前で潰れる)→30豊川 雄太(GKの至近距離からヘディングシュート)→30佐藤 昭大(近すぎて動けず)→ゴール

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緩くても正確なクロスが上げれば得点が決まるという事を証明できたシーン。そう考えると、21加地 亮には、もっともっとクロスを入れて欲しい。20藤本 佳希も不慣れながらポストプレーからしっかり繋いで、最後は前で囮になるとしっかり仕事をしたシーン。こういったプレーをしっかりして、選手とサポーターの信頼を掴み、ゴールという結果に繋げて欲しい。

A:熊本:1-1:23小谷 祐喜(7片山 奨典)

流れ

2黒木 晃平(サイドチェンジ)→7伊藤 大介(パスの先に寄せに行くも不十分)→8片山 奨典(時間が短く、間合いが十分あったので、アーリークロスを入れる)→岡山(ラインコントロールを失敗し、競り合いにいけず)→13櫛引 政敏(DF陣が競れないので飛び出すも間に合わず)→23小谷 祐喜(先にボールに触りにそのボールは、無人のゴールへ)→ゴール

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やはり、この形で失点してしまったというのが正直な感想です。DFラインが180センチ未満のCBであり、空中戦に弱い事を考えるとこういった事態は起きやすいという事は、危惧していました。やはり、空中戦に強い選手というのは、急激に伸びた選手を除いて、空中戦の対応は得意な選手が多いです。昨季の岩政 大樹の事を考えても、しっかり跳ね返す事ができていました。このシーンも彼が居れば何も問題は、起きなかったでしょう。13櫛引 政敏の判断は、誤りかもしれませんが、そもそもの原因は、CBの選手が誰も競ることができなかった事の方が、大きな問題と言えるでしょう。元を辿ればアーリークロスを簡単に入れさせてしまって寄せが甘くなった疲れもあります。この失点を「判断ミスによる不運な失点」と、捉えるか、「チームの脆弱性を突かれての必然的失点」と、捉えるのかによって評価は変わってきます。個人的見解としては、試合終盤までになかった形に対応しきれなかったと考えています。その形とは、CBである23小谷 祐喜を上げてのパワープレーという高さが前線に生まれた事でした。熊本より高いチームは多数あり、こういった状況を作られる前に試合を決めておかなければ、苦しい戦いになると言えます。今のままでは、90分間良い内容でも勝てないという試合は、多くなるでしょう。

その3に続く。

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