2014:J2:23節:H:vs栃木SC「リードした時の戦い方とリーグ戦の戦い方」その3

A:栃木:3-1:8廣瀬 浩次

経過

栃木の5チャ・ヨンファン?のロングパスに対して、39大久保 哲哉が4近藤 徹志に競り勝つ。
そのボールを26田中 奏一がクリア。
さらにそのクリアボールを17山形 辰徳が、ヘッドで、8廣瀬 浩次に繋ぐ。
8廣瀬 浩次は、絶妙な胸トラップから後ろ向きから回転する様なシュートを放つ。
これには、意表を突かれたのか1中林 洋次も反応できず、失点。

コメント

空中戦対策で、背の高い選手を投入したのに競り負けた流れからの失点。
悔しい失点の仕方。

4、ポイント

4-1:気持ちの良い勝利より日程を考慮

この試合では3点差から追加点を狙う攻撃的な交代を採ることも可能だったが、水曜に試合をあることを考えて、温存したという見方もできる。
3点差というスコアを考えれば、守備を固めれば岡山の守備力を考えると十分逃げ切れる。
そう考えるとこの試合での影山 雅永監督の消極的とも採れる采配も合点がいく。
この試合で、あの場面から追加点を奪って、より快勝するよりこういったリードした場面で、温存もハードワークを信条のチームでは、重要。
GWの様に大幅に変更はしないというより出来ないが、水曜の試合でも自分たちのサッカーを出来る様にしたい。
つまりこの試合の戦い方が、水曜のアウェーの岐阜戦の及び日曜のホーム東京V戦の内容及び結果によって変わってくるだろう。
ただ、こういった戦い方が出来る様になったのもある種の成長の証。
このこと以外にも最近こういった成長を強く感じて、嬉しい。

4-2:13久保 裕一に求めるもの

13久保 裕一に色々求める事は、難しそうだ。
ここまで、何試合か見てきたが、14押谷 祐樹や9荒田 智之の得点力。
30清水 慎太郎の様な総合力。
そういった物を求めるのは、酷だろう。
ゴールに絡まなくても泥臭いプレーや体を張ったプレー。
最悪居るだけ良い。
13久保 裕一の様なフィジカルの強いCFは、居るだけに脅威だし、相手にプレッシャーを与える事ができる。
先制点もそういったプレーから生まれた。
ただ、今後高いレベルを目指していく中で、今のままだと足りないものが多すぎる。
その辺り厳しく評価して頂きたい。

4-3:3-4-1-2も視野に

3-4-1-2という2シャドー1トップからトップ下と2トップもオプションにしたい。
提案理由は、20妹尾 隆佑、10千明 聖典、50上田 康太のテクニックを活かすためである。
20妹尾 隆佑は、自陣では、テクニックを活かしたドリブルからのボールキープからの繋ぎ。
さらに敵陣では、高いテクニックを活かしたテクニカルなボールタッチのプレー。
まさにファンタジスタ。
さらにボランチには、説明不要なぐらい高い技術を誇る10千明 聖典と50上田 康太。
3人でCUST(千明・上田・妹尾・トライアングル)の結成すれば、さらなるパス回しの質の向上が期待できる。
そのポゼッションで、崩して、この3人から2トップに良いパスを配給する。
一つの選択肢として面白いのではないだろう。

その4に続く。

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