2014:J2:23節:H:vs栃木SC「リードした時の戦い方とリーグ戦の戦い方」その2

2、戦評

立ち上がりは、岡山で、攻守で、いいスタートをみせる。
開始してしばらくは、栃木は、なかなかシュートまでいけなかった。
するとセットプレーから岡山が、立て続けに得点を奪うと、前半終了間際にも流れから加点。
栃木の良い所がなかった訳ではないが、内容が良かった岡山が、前半で、ほぼ試合を決めた。
後半になると岡山は、攻めの意識が、明らかに低くなり、バックパスが増えると、栃木の2枚交代に2枚交代させるなど、守備的な消極的な交代が続いた。
結局その采配により、試合は、栃木に意地を見せられるも2点差で、岡山の快勝。
同期の栃木は、今季は、岡山に対し、2敗で、苦杯を嘗めた。
岡山は、クラブ新記録の15試合無敗で、3位磐田との差を縮めた。

3、得点経過

H:岡山:1-0:19久木田 紳吾

経過

50上田 康太の左サイド深くからFKを蹴る。
13久保 裕一が、3岡根 直哉のマークを振り切り、上手く3岡根 直哉前の裏で、頭で合わせるもGK21鈴木 友幸の正面で、セーブされる。
それでも19久木田 紳吾が、5チャ・ヨンファンのクリアの前に頭から飛び込んで押し込んで、得点。
ちなみにこの際、不運にも19久木田 紳吾の手を5チャ・ヨンファンが、足で踏む形になり出血。

コメント

ゴールは、ストライカーらしい嗅覚溢れる野性的得点。
今後は、セットプレーだけではなく、色んな形で、得点を重ねて欲しい。
13久保 裕一のホーム初得点にならなかったのは、残念。
しかし、50上田 康太は、本当に良いボール蹴るね。
後、19久木田 紳吾の指が、骨折とかで無ければいいけど・・・

H:岡山:2-0:3後藤 圭太(50上田 康太)

経過

50上田 康太が、左CKを蹴る。
後方で、3後藤 圭太と19久木田 紳吾、13久保 裕一の3選手が、固まっていたのに対し、栃木の選手が2選手で、マークして1選手を余らせる形をとる。
50上田 康太が、スペースにボールを蹴り、13久保 裕一が、マークについていた1選手をブロックして、3後藤 圭太が、そのスペースに飛び込む。
余っていた選手が慌てて向かうも間に合わない。
3後藤 圭太は、フリーで、力強いヘッディングシュート。
シュートは、GK21鈴木 友幸も一歩も動けない誰もいない所に突き刺さって得点。

コメント

上手くフリーに出来たと思います。
ゾーンだとそこにスペースが、出来ないからマンマークの弱点を突いての得点。
50上田 康太も味方選手た相手選手のポジションを見て、可能性のある所を狙ってそこに蹴れる。
本当に素晴らしいセットプレーからの得点だと思います。

H:岡山:3-0:20妹尾 隆佑(32片山 瑛一)

経過

32片山 瑛一が、ロングスローと見せかけて、一つ間合いを置いて気を抜かせる様にゆっくり普通のスローイングを25田所 諒に投げる。
25田所 諒に釣られて、32片山 瑛一が、フリーとなった所に25田所 諒が、スルーパス。
32片山 瑛一が、裏へ抜け出して、ペナルティエリア内に切り込んで行く。
相手選手のスライディングタックルが、届かない絶妙なタイミングで、マイナスのグラウンダーのクロスを入れる。
13久保 裕一が、前で潰れて、後方から走りこんできた20妹尾 隆佑が、合わせて、GK21鈴木 友幸が、飛びつくも届かず得点。

コメント

ちょっとした変化というのは、やはり重要で、こういった意表を突けば、こういった得点に繋がる可能性は、高くなる。
継続と変化の組み合わせ。
それらの組み合わせのバランスを上手くを取れば大きな武器になる。

その3に続く。

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