2014:J2:24節:A:vsFC岐阜「個の力と将来性」その2

MOM

「9ナザリト」

高い身体能力とゴールの嗅覚で2得点の大活躍。
PKを外したのは、愛嬌だが、決めていればハットトリックで、勝利出来ていた。
それでも十分な活躍。
岐阜に9ナザリト有りを岡山に印象付けた。

MIP

「10千明 聖典」

再三のスルーパスが示す通り覚醒した。
元々のテクニックに加えて、視野の広さを最大限活かしたスルーパスで、決定機を多く演出し、J2屈指のDHという評価を再び得るには、十分な働き。
今後は、スルーパスではなく、シュートを決めて得点という結果も残したい。

2、戦評

立ち上がりは、両チーム均衡状態。
なかなか両チームシュートに行けない展開が続く。
そんな中、セットプレーで、均衡を岡山が破ると、2本目のシュートで、岡山が追加点。
その後も岡山が、何度かチャンスを作るも岐阜が、懸命に守る。
すると展開とは逆に前半終了前に9ナザリトが、驚異的身体能力を活かした打点の高いヘッドで、1点返すと流れが変わる。
スコアは、1-2で前半折り返し、分からないゲームになる。
後半は、岡山が決定機を逃すと逆に岐阜が多くの決定機を演出。
PKを外したり、疑惑の判定等、逸機もあったもの混戦の中、押し込んで同点まで、持ち込むもそのままスコアは、動かず2-2試合終了。
岡山は、苦手岐阜に対し、リード後の不味い試合運びをまたしても露呈し、立ち上がりの良さを最後まで維持できない課題が、守備を中心に依然残っている。
対して、岐阜は、9ナザリトと22川口 能活という役者が仕事をして、今後に向けて自信を深めた。

3、得点経過

A:岡山:0-1:19久木田 紳吾(50上田 康太)

経過

50上田 康太が、ニアサイドに低い弾道のCKを蹴る。
19久木田 紳吾が、ニアサイドに飛び込み上手く合わせたヘッドで、ゴールに飛ばして、技ありヘッドを決めて得点。

コメント

50上田 康太のCKも良かったが、19久木田 紳吾のヘッドが、一番。
上手い。
あの角度にあのスピードで、合わせるのは、難しい。
本当に凄かった。

A:岡山:0-2:26田中 奏一(32片山 瑛一)

経過

流れから10千明 聖典の追い越す動きで、前の方で、パスを受けると、スペースに走りこんでいた20妹尾 隆佑にスルーパス。
20妹尾 隆佑は、GKとの1対1という感じになるが、DFに寄せられシュートコースを狭くなった事で、パスを選択。
そこには、誰も走りこんでなかったが、岐阜の選手に当たり偶然32片山 瑛一の元にいく。
32片山 瑛一は、胸トラップ後倒れながら26田中 奏一にスルーパス。
フリーで、走りこんできた26田中 奏一が、助走を付けて強力なシュート。
これが、GK22川口 能活の手を弾きゴールに突き刺さって得点。

コメント

ラッキーな形での得点。
狙ったプレーではなかったが、この試合の岡山には運があった。

H:岐阜:1-2:9ナザリト(4田中 修人)

経過

4田中 修人のシンプルに精度の高いクロスに9ナザリトが、シンプルに身体能力を活かした高さで、3後藤 圭太に競り勝ちヘッドで、合わせる。
GK1中林 洋次も飛びつくも届かず得点。

コメント

4田中 秀人のクロス精度も良かったが、3後藤 圭太にあれだけ圧倒的に高さで、競り勝てる9ナザリトが、凄かった。
解説者も言っていた「シンプル」に高さで、負けたというシーンだった。
9ナザリト恐るべし。

その3に続く。

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