2014:J2:28節:H:vsジェフユナイテッド千葉「岡山版ボールも人もスピーディーなサッカー」その3

4-2:3後藤 圭太と1中林 洋次が支える↑へのスピード感

まず、30清水 慎太郎からその下の8石原 崇兆と14押谷 祐樹、さらにその両翼の38三村 真と26田中 奏一。
ここのΛのスピードもしくはテクニックが素晴らしい。
対応するDFは、かなり苦労する。
1対1の局面で、突破する形と連動した動きのコンビネーションが、良いハーモニーを生み出している。
これが、カウンターの成功率を上げる要因となっており、この試合の得点の形を上げる可能性を上げている。
さらにその下地の50上田 康太と10千明 聖典さらにその下サイドの25田所 諒と19久木田 紳吾。
ここのΙのの部分からの縦へのロングパスや楔形パスが効果的で、非常に展開を早くしている。
こういった攻撃の土台に3後藤 圭太が支え、1中林 洋次が、根となって非常に安定した強さを生み出している。
↑という形のように推進力のある攻撃が上手く機能している。
前へしっかり運べるというのは、改めて非常に大きいアドバンテージと言える。

4-3:両WBキレキレPart2

両サイドの突破力が本当に素晴らしい。
ただ、その試合が、凄かったのではなく、試合毎に成長しているのではないかというぐらい攻撃も多彩になりつつある。
ゴール前に出て行くシーンも増えて来て、両WBの得点に絡むシーンも増えつつある。
チームが良い事もあるが、岡山のWBが、J2トップクラスなのではないかと思ってしまうぐらい良い。
チームのパスの連携の良さも相まって、良い形で、ボールを持てていることも大きい。
また、そういった個人技だけではなく、CBやSTとの連携も良い。
左サイドは、38三村 真がある程度見れているので、オーバーラップしてきた25田所 諒へ出したり、裏へのパスで、STやCFにへのアシストも出来ている。
26田中 奏一サイドは、周りとうまく連動出来ている。
ドリブルと突破してクロスに繋げる場面があるものの基本的にパスを繋いで崩すパターンが多い。
つまり1対1で勝負できる場面を自力で作るのではなく、チームで作ってクロスまで行く。
そういった連係プレーが、光る。
似た様なタイプに見えるが、こういった違いがあるものの両WBが1対1まで行けば、歴代の岡山の選手の中で、一番勝負出来ている。

5、満足度

8点(10点満点)

無敗記録ストップの影響も心配されたが、危ない場面があったもののなんとか勝利。
内容的に岡山らしいサッカーをみせてくれた。
それで、今後に期待を持てたので、これからの岡山に希望を持てた。

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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