コテコテ母娘のイベリア半島旅行記~7日目前編・ポルトガルの明るい港町『ポルト』☆

  • ひろ☆
    2010年11月01日 17:34 visibility359

この日は、まだ真っ暗な朝7時半過ぎに出発!


『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』からバスで南へと向かいます。


 



8時半頃、ようやく空が白み始めました・・・。


ビーゴという町の辺りは、山と入江が複雑に入り組んで


美しい海岸線を見ることが出来ます(^^♪


この地形はスペイン語で「リア(=入江)」。


そう、日本の「リアス式海岸」の語源なんですって!


 


ホタテや牡蠣、ムール貝、エビなどの養殖イカダが並ぶ様子は、


いつかどこかで見た日本の風景にそっくりでした^^


 



スペイン時間の9時頃に、ポルトガルとの国境を通過!


今回もパスポートコントロールはなく、


ただ標識の横を走り抜けただけ。


まるで、中国道を走ってて「大阪府→兵庫県」、


中央道を走ってて「東京都→山梨県」に入るような気軽さでした♪


 


時計を1時間戻し、ポルトガル時間(イギリスと同時間)の8時に合わせます。


これでようやく、「国境を越えた」のを実感しましたw


 



国境を通過して10分くらいで、やっと日の出[d1]


 



『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』から予定通りの約4時間で、『ポルト』に到着!


日曜日はEUの協定でトラックの走行が禁止されてるそうで、高速道はガラガラ。


まったくトラックを見かけませんでした。


さすが、日曜はお店もほとんど休みのヨーロッパ!


 



ドウロ川沿いに広がる人口約30万人、ポルトガル第2の都市『ポルト』。


(↑「川なのにドウロ」という添乗員さんのコメントが頭を離れません[d88]w)


 


ローマ時代からの古い町で、町の名前が「ポルトガル」の語源になりました。


市街地は世界遺産に登録されています。


 



川の対岸には、ポートワインの工場が並んでいます。


ドウロ川の上流はブドウの栽培地域。


ブドウがワインへと発酵する過程でブランデーを入れ


強制的に発酵を止めたポートワインは果実味が残り


とても甘く、とても強~い味わいになるそうです。


 


フランスと非常に仲の悪かったイギリスが


ポルトガルのワインを船で運ぶのに、


途中で発酵が進み過ぎて品質を落とさないための工夫だったとかww


 



丘陵地に築かれた町だけあって、坂がハンパなく多いです。


強い日差しに、南国風の木々、白い壁とオレンジ屋根の家々。


南欧っぽい雰囲気が漂っていました[d231]♪


 


世界地図で見ると、『ポルト』はバルセロナ、ローマとほぼ同緯度。


さらに東に目を向けると、何と青森も同じ辺り!!!


なのにこの明るさ、この暑さ?ビックリです!


気温は20℃を越え、歩いてると汗をかきました[d223]


 


しまった!念のために持ってきたサングラスは


大型バスに積みこんだキャリーケースの奥底に入れたまま。


日差しが眼にイタい・・・[d234]


 



「アズレージョ」と呼ばれるタイル装飾で


美しく飾られた建物がいっぱい![d136]


 



「サン・フランシスコ教会」は素朴な外観ですが、


中は天井も壁も柱も、金泥でキンキラキンに装飾された


「金泥様式」と呼ばれる木彫りの彫刻があふれてました[d150][d150]


(写真撮影NG[d156][d156])


 



高い丘の上に建つ「ポルト大聖堂」。


ここで事件が起こりました!


 


ツアー参加者の1人をジプシー風の若い女性2人が囲み、


1人が帽子を落として足止めしたスキに


もう1人がかばんから財布を盗ろうとしました!!!


異様な雰囲気に気付いた別の参加者が連れ出し、


スリ未遂で事なきを得ました・・・。


観光客が多い場所で、狙ってるんですね[d276]


気をつけなくっちゃ・・・[d232]


 



中は重厚でいて、きらびやか[d150]


「サン・フランシスコ教会」や「ポルト大聖堂」の絢爛豪華さから、


かつて『ポルト』がどれほど栄えた町だったか分かります^^


 



公園で日向ぼっこをする人、犬の散歩をする人、


風景をスケッチする人を見かけました。


ゆったりとくつろいで過ごす日曜日の昼下がり[d1]


 



ペット市がありました!


ポルトガルのオウムは、やはりポルトガル語でしゃべるのかしら?ww


 



セグウェイで走る人を、初めて生で見ました!(笑)


 




ドウロ川。まばゆい日差しを浴びて輝く水面が美しい・・・[d150][d150]


もっと時間があれば、遊覧船に乗ってみたかったな~(*^_^*)


 



ドン・ルイス1世橋。エッフェル塔を建設したエッフェルの弟子によるもの。


 



橋の上をメトロが走ってます!


 



歩いてるだけでワクワクする、カラフルで陽気な町。


昼食の時間も入れて、たった4時間しか滞在出来なかったのですが


すっかり気に入ってしまいました![d227]


機会があれば、ぜひまた訪ねたいです[d231][d145][d145]


 


この後は、バスでさらに南へ向かいます!


・・・旅行記7日目後編へ続く^^


























































































































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