そうそう思うようには行かないのだ
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さとっち
2008年09月21日 09:47 visibility82
今節を迎えるに当たっては、ジャーン、ツットの怪我、菊池の出場停止に斉藤先生の負傷具合も思ったりは軽かったようでしたが、今節の復帰はならず、チームの総合力が試される局面になって参りました。おまけに対戦相手は、大の苦手徳島。徳島はここまで、15戦勝ち無しと苦しんでいるようですが、湘南は徳島の連敗ストッパーとか言われてますし・・・。
まあ、ネガっていてもしょうがないですし、石原も戻ってきたしぃ〜、泣いても笑っても残りは10戦。徳島に行けるのも、これで最初で最後かもしれないと、気合いを入れて遠征を決断した次第。
さて、先発メンバーは魂のカピトン、ジャーンの怪我が思ったよりよかったようで、包帯巻いたまま先発してくれまして、それ以外は大方の予想通り。
石原 原
望様 ナザ
坂本 田村
ノブ 山口 ジャ 臼井
金永基
サブは、トモ、三田、永田、大山、阿部。菊池の位置にナザ。ツットの怪我はやはり少し時間かかるようですが、他のメンバーにとってはチャンスです。
徳島は、
石田 ソウ
片岡 六車
米田 倉貫
藤田 柴村 登尾 麦田
島津
サブが古田、ダシルバ、玉乃、大島、阿部。う゛〜ん、サブメンバーも怖い面子揃っとる・・・。
台風13号がさった後の、乾燥した空気、気温は30℃を超える、完全な夏日。午後4時のキックオフ時には、陽もたっぷりと残っており、歌い始めと同時に汗だくになっていた中、キックオフ。
フォーメーションがガチの4-4-2同士の対戦で、先週同様に厳しい展開が続きます。特に、右サイドに入ったナザが、他の選手との連携がまだまだまだまだまだまだのようで、プレイスタイルの特徴を周りが理解していない事が攻撃のブレーキになってしまっていました。彼自身のプレーが酷く悪いわけではなく、マイボールも大事にして、丁寧なボールの繋ぎを好むようですが、仕掛けの怖さがなく、たまに気の利いた配球をするものの、周りがあっていませんでした。
それと、石原が1試合休んだにしては、随分試合勘が戻っていないように感じられたのも展開を難しくしていましたが、時間が進むにつれ、取り戻しつつあったのは、仙台戦に向けては好材料でしょう。
そんな感じで、お互い攻め手を欠いたまま前半を終えますが、HTに周りと議論になったのは、後半頭からナザを替えるか、替えるとしたら誰を入れてどんな戦術を繰り出すのかが焦点になりましたが、10分とかで結論の出ようもなく、後半開始。私的には、10分使って、好転しなければ、今日のメンバーでは、阿部ちゃんいれて、石原をナザの位置にしたほうが良いように思えたのですが、15分経っての交代は、大山投入というオーソドックスなもの。
菅野監督は、スタメンやベンチのメンバー選択には「どんなギャンブルぢゃい〜!」と吃驚させられる事は多いのですが、試合中の交代策については、基本的に非常にオーソドックスですな。ま、今日のナザでは大山の方が少しはマシですが、あまりゲームの流れを変えるようなタイプではないですので、展開は特に変わりません。
徳島は、前半終了間際に六車が負傷したらしく、玉乃に変わっていましたが、大山投入後にソウザを下げて阿部祐太朗を入れてきました。この交代策は正直助かったように思います。徳島の攻撃で非常に手を焼いていたのがソウザでしたので、山口も、ソウザ番で奮闘し、なんとかやられずに済んでいましたが、疲労の蓄積する終盤は怖いなと思っていましたので。
まあ、その阿部祐太朗にしても、J2に来てからそうそうたくさんのゴールを上げているわけではないのですが、山形に行っても、徳島に行っても、うちからは点を取るところが憎らしい・・・。残り15分では、その阿部祐太朗のポストプレーにマークしていたジャーンに突然赤紙で一発退場となってしまいます。現地では詳細不明でしたが、マークの時に使った手が阿部祐太朗にあたってのが主審的心象を害するものだったことが推察されます。
尤も、試合の展開的には数的優位に立った徳島は、いよいよ勝たねばならないという事で、攻め上がったくれた方がチャンスだと、声を振り絞り、実際、数的不利を感じさせたのは、最初の5分ほどで、あとはイーブンか、またはカウンター鋭い湘南がペースを握っていたと思います。
ただ、この日はどうにもこうにも、なかなかシュートが枠に飛ばず、中盤のリズムや攻撃参加が有機的なものとはならず、坂本もそうした状況をわかって、枚数不足する、4-4-1ながらも、4-3-2の2topのような働きを見せていましたが、ゴールを得るには至らず、タイムアップの笛を聞くことになったのでした。
ま、ここはこうなったら、苦手徳島に数的不利の中で負けなかったことをポジティブに捉え、兎に角、ホーム連勝継続、次の仙台戦に向け、切り替えて参りましょう!
- 事務局に通報しました。
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