勝つには勝ったものの・・・
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さとっち
2008年09月28日 08:15 visibility80
今節の対戦相手、甲府は、ここ9試合負け無しと、第2クールまでの不調が嘘のように、助っ人外人獲得後は勝ち星を重ねてきており、気がついてみれば順位こそ7位ですが、勝ち点差は5と、シーズン終盤にむけて、大アウトからまくりに来るような勢いがあります。J2サポの皆が口を揃えて、今1番対戦したくない相手としてあがるチーム、甲府はそんな対戦相手です。
我らが湘南といえば、前節の直接昇格を争う仙台とのホームでの悔しい敗戦で、11試合負け無しとホーム連勝の記録が同時に途絶えてしまいましたが、残りは8試合、中3日の厳しい日程、落ち込んでる暇はありません。
その湘南のスタメンは、34節の愛媛戦以降の3試合を負傷でお休みしていた斉藤先生に、1試合の出場停止明けのジャーンがCBに戻り、甲府の勢いを考慮したか、右SH菊池の位置に臼井をあげ、右SBに山口を起用するという、守備に意識をおいたと思われるむ布陣。
石原 原
望様 臼井
坂本 田村
ノブ 斉藤 ジャ 山口
金永基
サブは、トモ、三田、永田、菊池に阿部ちゃん。対する甲府は前節岐阜戦爆勝から、御厨→秋本、保坂→林と若干のカスタマイズ。
サー
マラ 大西
林健 藤田
石原
輪湖 秋本 山本 杉山
阿部
ベンチは、鶴田、御厨、保坂、美尾、羽地。
先週の観客動員、1万人作戦には及びませんが、その効果もあってか、この日もなかなかの観客の入り。早々に空けられた両ゴール裏も、甲府側から結構人が入って参ります。今節はコレオが無いため、開始前の慌ただしさも無く、いつもの仲間も試合に集中できる中、キックオフされた試合は、両チームのこの試合にかける意気込みが感じられる、玉際の攻防に厳しさの感じられるものでした。
特に、甲府の選手がDF時に、ボールホルダーにかけるチェックが厳しく、バイタルに近付くにつれ、意図的なボールの展開は阻止されるため、シュートチャンスを与えてくれません。湘南も、右SBに入った山口が、時折入れ替わる両外国人の鋭い切り返しに食らい付き、センターも固いため、お互い守備は安定、攻撃はフィニッシュまでは持ち込めないという展開で時間が進みます。
すると、中盤での厳しい攻防に触発されたか、小川主審が確変モードに入ってしまい、12分、21分と立て続けになんでも無いプレーに黄紙を提示。なんとこの2人は、2試合停止の累積リーチとなっていたため、続く広島、熊本戦を、ボランチ2枚を欠く事になってしまいました。
お互いの堅守が目立ちつつ、攻撃面では甲府にペースがあったように見えた前半でしたが、残り5分ほどの時間帯、神経質な主審の吹く笛で得た距離のあるFK。位置的にはハーフウェイくらいだったように思いますが、望さんからずらしてもらったボールをノブが絶妙のコース、スピードでクロスボールを送り込むと、甲府GKの阿部がこれをパンチングで逃れようしますが、ボールの飛んだ先には石原が待ち構えており、これをヘッドで折り返した、ループシュートがきまり、欲しかった先制点をゲットォ〜♪
ま、内容からしてどちらに転ぶか全くわかりませんし、主審の確変振りが激しいので、ボランチに2枚が既に一枚ずつカードを貰ってしまっており、2枚目退場を恐れるようなプレーになってしまえばやられるし、かといって厳しくいけば、本当に退場になってしまうかもしれない、緊張した気持ちで見守るなか始まった後半も、願い虚しく主審の確変振りはパワーアップ・・・。
記録で見ると、12分先生、14分望様、20分山口と出ていますが、望様と山口は遅延行為だと思いますが、今日の主審のテンパリ具合を見れば防げたであろう警告だったのが残念。お互いのチームのリズムを崩す、最低のジャッジでしたが、酷い笛の後のプレーへの戻りも早く、あるいみ、酷い主審にあたってもやられない練習になったかもしれません。
さて、サッカー的試合内容の方は、当然の事ながら、追いつきたい甲府の方が攻撃圧力を強め、前節2得点の大西を中心に際どいシュートのシーンは2-3回はあったでしょうか・・。ヨンギのスーバーセーブで凌いだシュートもあったかと思います。残り30分での両チーム選手交代は、湘南がノブ→三田。甲府が林→美尾と、この交代策でさらに甲府の流れ加速(涙)。
前半からやや脚を痛めた様子だった雄三にかえて永田の投入が残り15分。耐える時間帯が続きますが、単純なクロスはジャーンが弾き、裏をとるプレーは先生がカバーと、やはりセンター2枚が固いまま、なんとかロスタイムの4分も凌ぎきり、この大事な時期にきての貴重な勝ち点3を得ることに成功したのでした。
いや〜、この勝ちはでかいす。暫定とは言え2位浮上。2008年、湘南のシーズンはいよいよここから盛り上がりを見せていきます。
- 事務局に通報しました。
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