3試合連続完封


■33節(08/30)草津戦@平塚 ○(4-0)
ここ2-3日、晴れていても突然激しい雷雨となるなど、非常に不安定な天候が続いており、この日も朝方買い物のついでに馬入をチェックに行ったときには激しい雨が降っており、相模川の水位もかなりのものでしたが、グランドに迫るほどではなかったので、安心して、午後一にはONDASに行き鳥栖戦で預かった幕を返して、少し遅めのお昼を家族でラスカで取っていたときには、すっかり晴れ模様。

勝ち点48で4位につける湘南と、僅か2差で7位と好調草津の、昇格圏内を争う試合を盛り上げようと、数々のイベントも予定されていましたので、このまま天気がもってくれればと、誰しもが願っていたと思うのですが、雨雲予想図通りに、試合開始が近付くに連れて厚くなっていた雲から雨が降り始め、遠く雷鳴も轟き、開門時間後もコンコース内への立ち入りが制限され、イベントは全て中止に(涙)。

ま、こうなったら試合に集中しようと頭を切り換え、携帯に送られてきた本日のスタメンは、湘南は前節から永田の位置に菊池が入るところまでは予想通りでしたが、ベンチがなんと、ツットにナザの2人とも入っており、吃驚。相変わらず勝負師っぷりを発揮する菅野監督。

   石原 原
 望様     菊池
   坂本 田村
ノブ 斉藤 ジャ 臼井
    金永基



サブが、トモ、山口、永田、ナザ、ツットなので、大山、将太、阿部がベンチ外に。

草津は、川崎から獲得したFW都倉を軸に、いつもながら渋い中盤の布陣。

   都倉 後藤
 島田    鳥居
   喜多 熊林
寺田 田中 ペス 崔
    本田



サブは、常澤、尾本、石亀、松下、山崎。

そのまま試合に入ると、全身ずぶ濡れになる事が予想されましたので、ONDASで後半用のTシャツをゲットし、スタジアムに到着すると、大分小雨になっており、試合開始時点では、それまでの荒天が嘘のように雨があがり、心配されたピッチの状態も、練習を見る限りでは、ボールが止まるような水たまりも無く、スリッピーなピッチは得意な湘南に持ってこいの状態に見え、さすが湘南造園メンテナンスと思わせるものでした。

さて、そんなわけで、なんとか雨も上がった中、ポーランドからの審判団、マルチン・ボルスキ主審の笛で開始された試合は、展開は互角ながら、ボルスキ主審の笛が適切かつ、毅然とした態度で、草津の荒めのプレーをことごとくファールにすると、徐々に湘南の流れとなり、17分にはCKのこぼれ球を原竜が蹴りこみ、先制点奪取に成功します。前節5試合振りのスタメンから2試合連続ゴールと、とても嬉しい先制点でした。

ただ、立ち上がりから珍しく、ジャーンの守備が不安定で都倉のポストプレーに苦しんでいましたので、1点差では全く安心できんと、気合いを入れた声援を送っていると、なんでもないシーンで本田がゴールキックをミスして、ボールは石原の足下に。ここまでは、普通「危なかったじゃねぇかぁ〜」で終わるシーンなんでしょうけど、草津的には渡した相手が悪かった・・・。

90分間、一瞬のチャンスを狙い続ける石原は、これを逃しようもなく、慌ててマークにつくDF2人を振り切り、ファーサイドネットに突き刺すゴールを決め、2点差リードとなります。前回対戦時は、ヨンギのミスからみすみすヤスに3点目献上もありましたので、これでイーブンと言えるかも知れませんが、草津とはそんなことばかりしているような気が・・・。

守備面でも、都倉へのジャーンの対応も時間が進むに連れて安定感を増していき、相変わらずカバーリングに冴えを見せる先生と中央の守備が固く、サイド攻撃が活性化しており、FW陣の動きも軽快で、原竜のキャノン砲も炸裂しましたがこれはバーを直撃と、湘南がペースを握ったまま、前半を終えます。

後半も、ペースは握りつつも、頭から攻勢をかけてくる草津に押される形で、中央から持ち込んだCBのペ・スンジンに良いシュートを放たれますが、これは枠を逸れてくれて助かったものの、後藤に変わって入った山崎からも、島田との連携で、フリーのシュートを撃たれ、ヨンギが気迫のセーブを見せます。

この日も、ガテン系守備で獅子奮迅の雄三が腰を押さえながら永田と交代したのが、後半10分。スコア動かず時間が進むと、お疲れ様望様に替えて、なんと、ツットを投入。入れるなら前二枚のどちらか、というかこれまでの采配であれば原竜との交代が予想されましたが、左SHの位置に入ります。

2点差リードということで、どちらかに次の1点が入るかで、試合の大勢が決まりますので、ツットの所でボールが収まればいいのだがと、やや不安な気持ちで声を嗄らしていると、この日も調子のよかった臼井からあげられた、少々ゆるめのクロスにドンピシャのタイミングで走り込んだ原竜が、この日2点目、チーム3点目を叩き出し、勝利を手元に引き寄せます。

直後には、菊池に変えてナザ投入と、3点差リードでFWを4枚投入というわけわからん(笑)布陣に混乱したか、時間をおかず、3点目と似たようなシーンから臼井がエリア内に侵入すると、原竜がつないだボールをツットが蹴りこみ4点目。大事な試合を圧勝で飾る事に成功したのでした。

ま、この試合に関しては、喜ぶだけ喜んで、次の愛媛戦ですね〜。ま、こんな事は私が言わなくてもみんなわかっているとは、思いますが、上位2チームはスコアだけ見ると、ともに4点取っての圧勝と、残り試合の少なさにあわせて、実力差を結果に反映させていますので、うちとしても、全く気の抜けない試合が続いていきます。

#雄三の状態がちょっと心配です・・・。

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