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2016 天皇杯 3回戦 鹿島アントラーズ 2-1 ファジアーノ岡山 ＠カシマ





【岡山視点による雑感】（PA：ペナルティエリア）
スタメンは、直近のリーグ戦・アウェイ熊本戦（０△０）よりCB竹田、片山を除く
９人入れ替えだが、完全に天皇杯仕様なので、２回戦・アウェイ札幌戦（１○２）と
比較して４人入れ替え。
CB篠原→金、DH矢島→関戸、DH渡邊→島田、WB澤口→秋吉
対する鹿島は、DF昌子選手からリオ五輪後初先発となる植田選手に
代わった以外は、５日前のリーグ戦・ホーム磐田戦（３○０）と
全く同じのほぼガチメンバー。
試合前から降り続く雨は、強まったり、弱まったり、止んだりと、風も一定せず
選手もサポーターもかなり厳しいコンディション。
コイントスで岡山がサイドを選択し、鹿島ボールでキックオフ。
前半ペースを握ったのは、意外にも岡山だった。
岡山の素早い寄せとスペースを埋める守備に鹿島攻撃陣が
攻めあぐね、最終ラインのビルドアップも不安定。
岡山はバランスの取れた守備からボールを奪うと、前線３枚が
ドリブルで縦に仕掛け、鹿島守備陣を何度か慌てさせると、
前半１２分、OH豊川がドリブルでPAに侵入し、ボールを奪われた
DFブエノ選手に倒され、PKゲットかと思ったが、ノーホイッスルに
ファジサポはブーイング。だが、その１０分後の前半２２分、
最終ラインのCB金からのロングボールが裏へ抜け、飛び出したCF藤本が
PA内でマーカーのDFブエノ選手を巧みにかわし、左に切り返して
左足を振り抜くと、GK曽ケ端選手とゴール右ポストの間を抜け
ゴール右隅に突き刺し、CF藤本の天皇杯３試合連続ゴールで
岡山が先制！！
その後、OH三村がキレのあるドリブルからPA手前で左足を振り抜くも、
バーを越えていき、決定機を物に出来ず。これが結果的に
悔やまれることになろうとは・・・。
前半３０分以降は、鹿島がボールを支配する時間は続いたが、
左CKからDF植田選手のドンピシャヘッドとPA手前からのFW赤崎選手の
右足ミドル、鹿島の前半のシュート２本に抑え、岡山リードのまま前半終了。

後半は、一転してギアを上げた鹿島ペース。岡山は圧力に屈し、
押し込められ、クロスを入れられる回数が増していき、後半１５分、
同点に追いつかれてしまった。岡山の右CKをクリアされ、CB金が戻りながら
ボールを奪うも、簡単に前線へ蹴ってしまい、これが相手に当たり、
拾ったのは鹿島。MF永木選手が持ち上がり、PA手前で右足を振り抜くと
岡山の誰かに当たり、ドライブがかかったシュートがGK椎名の頭上を越え
ゴールイン。

DH島田のCKがニアを越えて、ゴール前に入っていたら。
CB金がキープし、確実に味方にパスしていたら。
防げた失点でした。

その後、岡山は酒井を左WBに、矢島を前線に入れるも、流れは変えられず、
終了間際の後半４３分、ショートカウンターからのオウンゴールで
鹿島に勝ち越されてしまった。CB片山が自陣でボールを奪い、中へドリブルして
中央のDH関戸へパスをするも、足元から離れており、トラップが流れ、
拾ったMF柴崎選手が右サイドへ流し、FW鈴木選手からのリターンをPA内
受けると、フリックでゴール前へ流すと、懸命に戻ってきたWB田中が
ダイビングヘッド。ものの見事に岡山ゴール右隅へ突き刺さった。

CB片山が前線へ蹴り出していたら。
防げた失点でした。

岡山の後半のシュートは、後半９分、OH三村のPA内での左足１本のみと、
完全に攻撃が封じられ、善戦するも逆転負けで、
クラブ初の天皇杯４回戦進出は夢と消えた。


ペースを握っていた前半に２点目が取れていたら、結果は違っていたかも
しれないが、後半は完全に力負けでしたね。

リーグ戦を優先して、ベストメンバーで挑まなかったのは理解出来るが
２失点目を喫し、残り５分以上、交代カード１枚残りして、茫然としていた
長澤監督には、オウンゴールした田中よりも腹が立つ。
あれだけ攻め続けられていたので、２失点する前に渡邊を投入し
中盤の守備を安定させるか、ボランチかセンターバック削って
伊藤を前線に入れ、点を取りにいくとか、
２失点した後は、王靖斌をファジデビューさせて、パワープレイを決行するなり、
打つ手はあっただろうに・・・。
延長戦を見越して１枚残していたんだろうけど、完全に見込み違いなんだよ。

勝負所で動けない指揮官だと、リーグ戦残り１０試合とプレーオフ、先が思いやられるわ。


【遠征記と写真諸々】
３時半起床。４時半、自転車にて岡山駅へ。途中、松屋で朝定食。
６時始発ののぞみ乗車。
９時半過ぎ、東京駅改札内Ｂ１Ｆグランスタ内の「築地寿司 清」で
朝メニューの「鯛胡麻だれ」（670円）で早めの昼食

量は少なめでしたが、ご飯も鯛も美味しく、出汁をかけて、
最後まで美味しく頂けました。

東京駅八重洲南口から出て、右手の高速バスチケットセンターの
券売機で鹿島行き往復（1830円×2）をクレジットカードで購入。
近くのおにぎり屋でおにぎり２個買い、１０分間隔の運行で
２本待って１０時２０分発に乗車し、１２時半頃、カシマスタジアム到着。
外は雨と風が強く、傘、合羽で防護し、カシマサッカーミュージアムに行くも
開門１時間前（１２時）に閉館。開門後（１３時～）は、バックスタンド内から
入館出来ないシステムで、アウェイゴール裏のチケットしか持っていない
アウェイサポは入館出来ないらしく、完全に無駄骨だった。
カシマサッカーミュージアムの真裏のアウェイゴール裏から
スタジアム入りしたのが１３時半前。
手持ち検査でペットボトルの蓋は回収されたのは、Ｊ１仕様の残念な所。
売店にもつ煮、カレー、飲料類などはあったが、手持ちのおにぎり２個で
小腹を満たす。
荷物を持参したビニール袋に詰め、合羽姿で意を決して
雨が止まないスタジアム内へ突入。

アウェイゴール裏の大型ビジョン

試合中、スコア表示ではなく、プレー映像を流してくれて有難かったです。

選手入場前のメインスタンド


選手入場前のホームゴール裏


選手入場前のバックスタンド


選手入場前のアウェイゴール裏（立ち応援組）

２階席は解放されず、１階席の最上部以外は、雨に濡れての観戦。
２回戦札幌戦とは比べ物にならないくらい多くのファジサポ、来てました。

自分の観戦ビュー（倍率１倍）

流石、専用スタジアム。観易かったですが、ホーム、アウェイ、完全隔離で
鹿島グッズが購入出来ず、残念過ぎる。リーグ戦なら、購入出来るのかな？？？

試合終了後、なかなか動けず、ファジサポと目を合わせられなかった田中奏一

奏一コールは、感涙ものでした。
これまでに奏一の活躍で勝った試合もあった。
これから先、奏一の活躍で１試合でも多く、勝ってくれたら、いいんですよ。


５ゲート裏のバス乗り場から１７時半頃、東京行きのバス乗車。
１９時過ぎ、東京駅到着し、八重洲口改札前のＢ１Ｆの
東京ラーメンストリート内の「牛タンねぎ塩ラーメン 㐂蔵（きぞう）」で
「仙台牛タンねぎ塩ラーメン」（1100円　牛タン１枚増し＆玉子）で夕食。

牛タンはやわらかく、ネギも麺も美味かった。
玉子は、何の工夫も無かったのが残念。

１９時５０分広島行きののぞみに乗車し、２３時過ぎ岡山駅着。
夜食は、なか卯の「牛丼 並」（350円）で締め、２４時過ぎ帰宅。

天候には恵まれず、サッカーミュージアムに入れず、
鹿島グッズも買えず、試合にも勝てず、散々だった初カシマでしたが
リベンジせずにはいられないんで、Ｊ１昇格、絶対にしてくれーーー！！！

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