原宿ナイト☆

昨日は、とある雑誌で企画された寄席に行ってきました。

会場は若者の街・原宿！

と、書く時点でオッサンだな（笑）

ま、それはともかく…

だいたい、寄席とかいって、上野とか浅草とか、あるいは亀有とか、

なかなかもって渋い場所で開催されることが多いんだけど、

昨日は原宿といっても、竹下景子通りを抜けたちょっと裏の通り！

はらたいらもびっくりのシャレオツな場所でした～♪

普段、原宿なんて行ったって、

山登りのお店か、サッカーショップに立ち寄るしかしないボクにとって、

かなりの新鮮さでしたね☆

ただ、狭い会場に、すし詰め状態の聴衆がいて、

ちょっと空気が薄い感じ。

さらに会場内には雑誌と連動した屋台村が乱立してして、

焼きいもの香りとかが漂ったりして、

ちょっとしたカオスになってた（笑）

でも、客席と高座の位置が近すぎても、

あるいは人口密度が高くて暑苦しくても、

周囲の環境などカンケーないとばかりに

落語を演じ切る噺家はさすがでした！

しかも、普段は年齢層が高い寄席の場も、

原宿とあってか客層が若い！

そんな客層をみて、落語の基礎から噺をしはじめ、

小噺を挟みながら落語のオチについて解説を入れるあたり、

柳屋三三師匠の機を見るに敏な感覚はお見事でした♪

やっぱり、生の舞台って、

演者と観客との間でコミュニケーションが生まれていて、

その空間を両者が感じとっていき、

つくりあげていく楽しさがあるんだよね。

まぁ、これ、芸能に限らずのことなんでしょうけど。

そんなことを感じた原宿の夜でした。