2014年巨人戦力評価(捕手・1塁・二遊間、2013年11月18日版)


レギュラー 対抗 控え 育成
捕手 阿部(35) 實松(33) 加藤(33) 芳川(21)
河野(23) 鬼屋敷(23)
小林(25)** 井野(31)           

 小林は新人ですが,ドラ1の即戦力扱いですから,優先的に起用されるとみて対抗に入れました.市川が日ハムにトレードされましたが,捕手8人というのはまだ多いので,もう一人トレード等で出すべく球団は画策中と見ています。1軍は当面は阿部・實松でやりくりし,その間に小林・河野・鬼屋敷を競わせてポスト阿部にするというのが球団の考えでしょう。實松の保険が加藤と井野,若手3人の保険が芳川という位置づけでしょうが,實松の保険に二人もいらないので,加藤か井野が上記のトレード候補です。
 小林は,来季の紅白戦やオープン戦でどんどん使われて河野と競わせ,両者の結果をみて開幕の第3捕手をどちらにするか決めると思います。後は,1軍の実戦で,どれくらい思い切って小林か河野を使うかですね。

レギュラー 対抗 控え 育成
1塁 ロペス(31) (ボウカー) 石井(36)
(亀井) 横川(30)
(中井) (大田)
(阿部)
(坂口)
                      
昨年同時期のレギュラー不在の状況が変わってロペスがレギュラーとなりました。対抗には,他のポジションが本命の選手が並びますが,いずれも実力はあるので補強は不要でしょう。石井は今年の調子(64打数13安打0本2点,打率203,出塁率271)では来季オフは戦力外の可能性があります。

二遊間
レギュラー 対抗 控え 育成
2塁 寺内(31) 中井(25) 脇谷(33) 荻野(26)  
遊撃 坂本(26) 藤村(25) 和田(22)
大累(24)
立岡(24) 
                辻(20)           
和田恋(19)*
奥村(19)*  
  
2塁のレギュラーは暫定で寺内。こうしてみると,藤村の伸び悩みと大累の期待外れで二遊間のバックアップが弱いです。新人の二人はもちろん、辻ももう少し時間がかかるでしょう。結果として,レギュラー以外の選手すべての守備力がレギュラーより劣る(または不安)という状況で守備固めに使える選手もいません。原さんが,第2回WBCで一緒に戦った片岡選手を欲しがるのも理解はできます。片岡を獲得できると寺内を「対抗」に回せるので布陣としてはかなり安心できます。夏場の中井のケガのせいで,あの活躍が一時的なものか,シーズンを通して期待出来るのかといった判断が出来ないのが痛いですね。

結論
 捕手と1塁については補強の必要は無し。監督として2塁手が欲しいというのは理解出来ます。若手ファンとしては,中井以下の成長を期待してもう1年は待って欲しいという気持ちが強いです。お金のことも考慮して判断はGMが下すしかないでしょう。

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