巨人のホールトン獲得について(12/17, 274,669,野球2,総合6)

2年500万ドル(約3.9億円)とのことですが,ソフトバンクが2年:6億円と提示したという話は「ガセ」だったのでしょうか?

ホールトンの今年の成績:26試合,172回,19勝6敗,防御率2.16

 上記から単純に計算すると,1試合平均:6.6回ですから,指名打者があるパリーグにも関わらず,7回途中で降板することが多い投手であることがわかります。田中マー君やダルビッシュ投手が平均で8回を越え,和田投手や杉内投手が7回を越えていることを考慮すると,19勝(パリーグ最多勝)という勝ち星は,ソフトバンクの強力な打撃陣(リーグ一位)とリリーフ陣に助けられたものであると考えるべきでしょう。

参考までに澤村は:29試合,200回,防御率2.03,1試合平均:6.9回と,ホールトンを上回る成績をあげていますが,巨人での勝敗は11勝11敗でした。

したがって,過大な期待は禁物で,10勝前後を計算できる先発投手が入ってきたと考えるべきと思います。CSや日本シリーズでのソフトバンクの起用の仕方も,先発3-4番手という扱いでした。

11月29日の巨人の投手の戦力評価では

先発レギュラーとして:澤村・ゴンザレス・東野・西村・内海をあげていました。この中にホールトンが入ってくるとして力関係は,

内海>澤村>ゴンザレス>=ホールトン>西村>東野

といったところだと思います。

もちろん,先発は間違いなく充実します。他方,リリーフが弱いので,かなりの確率で東野をリリーフに回すと私は思います。今季については,一時的ですが抑えの経験もありますしね。

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