2015年3・4月の個人的月間MVP(巨人2軍)

巨人の2軍の2015年3・4月の個人的月間MVPです.

投手のポイントのポイントの付け方は,リリーフ投手は2回1失点(1自責点)以下なら(つまり防御率4.5以下なら)1ポイントで,それ以外は0ということで1軍のポイントの付け方と同じです.先発投手はQSより若干ハードルを高くして,「5回以上投げて自責点2以下」を達成したら1ポイントとしました.本当はHQS(7回以上投げて自責点2以下)としたかったのですが,2軍では,投球内容が良くても他選手との兼ね合いで5-6回で先発投手を下ろしてしまうこともあるので,回数の縛りを少しゆるくしました.打者は、安打・四球・犠打・盗塁・打点・本塁打をすべてそのまま合計してカウントしていて1軍と同じです.
 3・4月の2軍公式試合数は31試合でチーム成績:16勝11敗4分けでした.

ポイント上位者(年齢は今年末で計算)
・先発投手
 田口(20才)が3試合に投げて2ポイント(2勝0敗,防御率0.44)→1軍昇格,平良(20才)が4試合に投げて3ポイント(3勝0敗,3.04),小山(27才)が5試合に投げて3ポイント(1勝2敗,3.33),今村(21才)が4試合に投げて2ポイント(2勝1敗,2.91),宮國(23才)が2試合に先発して1ポイント(リリーフで3試合に投げて2ポイント,)→リリーフで1軍昇格となりました.田口が抜群の成績をあげ,1軍でも結果を出しています.平良は,フォーム改造した結果,球威が落ちてしまい,結果の割には内容は今一つです.

先発投手MVP:田口

 2軍の先発は,現状,大竹(32才)・西村(30才)・小山・平良・阿南(31才)・今村といった所で回しています.大竹・西村・小山は,1軍調整の意味合いが強く,これ

に内海(33才)も入ってきますから,当面,「新鮮な顔ぶれ」はあまり望めそうにありません.まあ,その分,新戦力(高木勇・田口・ポレダ・マイコラスが1軍先発に食い込んでいる訳ですが・・

・リリーフ投手
 公文(23才)が16試合で14ポイント(2勝0敗,0.87),香月(33才)が13試合で13ポイント(0勝1敗4S,防御率2.41),田原誠(26才が11試合で9ポイント(0勝0敗,1.50),久保(35才)が10試合で8ポイント(0勝0敗3S,1.80),土田(25才)が6試合で6ポイント(0勝0敗,0.00),青木(34才)が7試合で6ポイント(1勝0敗,0.69)ということで登板数の多さとポイントの多さで公文が一番だろう.

リリーフ投手MVP:公文

・捕手
 鬼屋敷(24才)が(捕手として)21試合に出場して25ポイント(打率259,本塁打1,打点6),加藤(34才)が10試合に出場して7ポイント(打率281,本塁打1,打点2),河野が(24才)8試合に出場して12ポイント(打率280,本塁打1,打点5).河野が(おそらく故障で)出遅れていたが,最近は鬼屋敷と交互に使われるケースが増えている.位置づけとしては互角と言う所か.ただ,相川・阿部の故障で代わりに上がったのは加藤だった.なかなか信頼を得る所までには到っていない.

 捕手MVP:該当者なし.

・野手
 立岡(25才)が58ポイント(打率280,本塁打0,打点7,盗塁9),隠善(31才)が55ポイント(打率321,本塁打1,打点18),矢野(35才)が48ポイント(打率338,本塁打5,打点12),和田恋(20才)が46ポイント(打率229,本塁打1,打点17)でした.立岡・隠善・矢野と甲乙つけがたい成績ですが,打率と本塁打の2つで上位の矢野を選びます.

 野手MVP:矢野

・故障者?情報
  田中大輝(23才)は2軍でも3軍でも登板なし.松本竜(22才)は3/18に先発して以降2軍でも3軍でも登板なし.昨年故障した青山外野手も
 試合に出ていないようだ(私の見落としがあるかもしれないけど・・・)

 
全体として
 打撃陣が好調.去年の後半と大きな違いである.内田コーチ効果かもしれない.

昇格の可能性
 投手陣は,1軍の投手が好調なので,なかなか上がるのが難しそう.捕手も若手は,小林を除いて,實松・加藤未満というのが首脳陣の評価なので昇格は難しい.
野手は,長打不足の1軍を考慮すると,矢野の可能性が高いが,1軍の右の外野手として大田・長野がいるのでこれも難しそうだ.
 

 

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