岸投手と河野捕手が支配下登録選手に

岸投手(左投手)と河野捕手(右投げ左打ち)が支配下登録されました。

岸(25才)は軟投派の左腕で二軍で先発として使われ、結果を出していました。一軍には、杉内・内海という左腕の両エースがいますが、それに続く筈の、金刃・辻内といった所が伸び悩んでおり、松本竜・今村の高卒ルーキーコンビは、一軍先発にはまだ時間がかかると見ての岸の支配下登録だと思います。岸については、以前から舎人さんが推していましたが、軟投型の投手を評価しない巨人の伝統(？)から支配下登録は難しいと私は思ってました。統一球になって、日ハムの武田勝投手に代表されるような左の軟投型の投手の活躍が目立つようになり、「球威重視」だった巨人の投手評価の基準も変わって来たのかもしれません。

河野(21才)は、育成選手ながら、昨年後半は二軍のレギュラー扱いであり、昨年オフには「(一軍の)第二捕手は河野」等というコーチのコメントが報知に載ったりして、早期の一軍登録があると私も期待していました。しかし、その後の中谷の獲得で支配下登録は見送られたように思います。
今シーズンに入っても、昨年のようにイースタンで重点起用される事もなく、支配下登録は更に遠のいたと思ってました。もしかしたら、一昨日の阿部のケガが、支配下登録の最後のひとおしになったかもしれません。右投げ左打ちで内角にも体が開かない良い打撃をします。私は、阿部が一軍デビューした頃の打撃フォームを思い出しすぐにファンになってしまいました。個人的に、育成選手の捕手・野手の中では最も期待していただけに嬉しいです。捕手としての総合力は、同期でドラ2の鬼屋敷より現状では上と舎人さんも書いています。詳しくは、舎人さんのレポートを御覧ください。

二人ともおめでとう！早く一軍にあがって来い！