ソフトバンク3-11巨人 内海が完投で通算100勝目!

投げる方は,内海が序盤の大量リードもあって,ひさしぶりに直球主体の攻めるピッチングで9回10安打1四球5三振3失点で完投.これで3試合連続完投勝ちで4試合連続先発投手に勝ち星がついて,一時の先発投手不安定状態から脱却した.内海が復活の兆しをみせたことは,交流戦後のペナントレースを考える上でも非常に大きい.


 打つ方は,16安打11点とソフトバンクを圧倒.ただし,調整登板で出てきた,五十嵐投手と岩嵜投手にはともにパーフェクトに抑えられた.9番の寺内と1番の長野が失策も含めて3度ずつ出塁し,それを亀井・坂本・阿部が返す形で3人がそれぞれ3打点と久しぶりに上位打線で打点を稼いだ.死球で途中退場したロペスのことが気になるが,打線も一時の低迷期を脱したように思う.

 パリーグ本拠での4連戦を予想外の4連勝で締めくくった.交流戦の途中で阪神に首位を奪われ,成績も5勝9敗一分となったときはどうなるかと思ったが,そこから8勝1敗と盛り返して,最終的に13勝10敗1分けに持ち込んで交流戦も3位に食い込んだ.この成績は,最後の4試合を1勝3敗と失速した阪神(12勝11敗1分)を上回り,交流戦前の1.5ゲーム差から2.5ゲーム差にすることができた.

 リーグ戦再開後もなんとかこの調子を続けてほしいものである.

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