2014年5月の個人的月間MVP（巨人2軍）

2014年5月の2軍の個人的月間MVPです．ポイントの付け方については，5/3の日記を参照して下さい。5月の2軍公式戦試合数は19試合．チーム成績：10勝9敗でした．

ポイント上位者

・先発投手

　5月は，小山（25才，3試合1ポイント）・江柄子（28才，4試合2ポイント）・今村（20才，2試合1ポイント）・阿南（30才，3試合3ポイント）・公文（3試合1ポイント）といった所で主に先発を回しました。3-4月の先発ローテーションに入っていた松本竜（21才）は，5試合の先発すべてで打ち込まれたためか，5月からは先発を外れ，リリーフにも出ていません。故障した可能性もあります。代わりに先発に抜擢されたのは公文です。まあ，本格先発転向というよりは，ロングリリーフの練習のような気がします。

　阿南は通算の成績でもイースタンの防御率トップとなり，高木京（25才）と入れ換えで1軍に昇格しました。3日や今日のゲームで投げて少し打ち込まれましたが，須永ほどひどくはなかったので，またチャンスは与えられると思います。今日は1回に2点本塁打を浴びましたが，，内海の故障で急遽先発したことを考慮すれば，先発のチャンスがまた与えられるかもしれません。

　5月25日の1軍の日ハム戦で7回1/3を0に抑えて今季初勝利を挙げた小山は，日程の関係で2軍落ちしましたが，6月1日の阪神との甲子園での二軍戦で好投したので（6回2/3を二失点，ジョンさんによる観戦レポートあり），6日からの1軍での4連戦で昇格→先発すると思います。ただ，こういうやり方は調整が難しい筈で（4月に同様な措置をとった今村は調子を落として結局二軍落ち）心配しています。原さんは，余りにも選手を「コマ」として見すぎの気がしますね。まあ，「優しい監督」よりは「厳しい監督」の方が選手は働くのでバランスが難しいですが・・・

　気になる宮國（22才）ですが，5月1日以来登板がありません。宮國も故障したのかもしれません。

先発投手MVP：阿南．

　

・リリーフ投手

　右投手では，土田（24才）が6試合で6ポイント，福田（31才）が5試合で4ポイント（1軍昇格）．左投手では，須永（29才）が6試合で5ポイント（1軍昇格したがすぐに2軍落ち），星野（30才）が6試合で6ポイント，青木が6試合で5ポイント（1軍昇格）．土田は，1軍での結果は今一つで2軍落ちしましたが，腐らずに頑張っているようです。ロングリリーフできる左投手を1軍は必要としているようなので，上記の公文に加えて星野にもチャンスがあるように思います。

　リリーフ投手MVP：土田・星野。

故障者（？）情報

　宮國と松本竜については上述した通りです。西村については，故障したとの報道がありました。ルーキーの長江（育成，23才），野間口（育成，31才），高木康（育成，32才）の登板がありません．なお，高卒新人の平良（19才），田口（19才）は，巨人の育成方針としてまだ公式戦登板はありません．

・捕手

　鬼屋敷（23才）が5試合に捕手として出場して3ポイント，河野（23才）が7試合で4ポイント，井野（31才）が5試合で3ポイント，加藤（33才）が4試合で8ポイント。各捕手に満遍なくチャンスを与えている感じ，打撃成績は加藤を除いては似たり寄ったりです。小林（25才）が1軍で確固たる地位を固めつつあるので，井野・加藤の立ち位置は微妙です。

　捕手MVP：該当者無し。

・野手

　坂口（24才）が37ポイント，中井（25才）が30ポイントで1軍昇格。左打者では立岡の33ポイントが目立ちますが，茶柱さんによると故障した可能性があるとのことです。

　3-4月に52ポイントと好調だった大田は，舎人さんのレポートにあるように調子を落として5月は20ポイント。歯がゆい状況が続きます。

　故障して二軍落ちした橋本は出場していません。当初「軽傷」と伝えられましたが，時間がかかりそうです。アンダーソンは練習を開始したようですから，橋本よりは先に上がると思います。

野手MVP：坂口

当面の1軍昇格の可能性についてまとめ

先発投手

　大竹に加えて内海もケガをしました。内海は登録抹消です。小山に加えて江柄子にもチャンスはあるかもしれません。。

リリーフ投手

　左は星野・公文。右は，今日の試合でボロボロだった福田が落ちるとすると，土田にチャンスがもらえるかもしれません。