2013年8月の個人的月間MVP(巨人2軍)

2013年8月の2軍の個人的月間MVPです.ポイントの付け方については,1軍でのポイントの付け方と同様ですが,投手に関しては,2回1失点以下ではなく,3回1失点以下をポイント対象とし,1軍より基準を厳しくしています.また,ポイント対象は原則としてイースタン公式戦ですが,フューチャーズ(イースタン混成軍)のプロの二軍相手の試合における巨人選手のポイントも加えています.フューチャーズのアマチュア相手の試合のポイントは入れていません.
 8月の2軍公式戦試合数は20試合.チーム成績:13勝7敗で7月に続いて好調さを持続しました.フューチャーズのプロの二軍相手の試合は2試合(西武・ヤクルト)でした.なお,ここの記録には関係ありませんが,プロアマの交流戦が12試合(大学と巨人が10試合,東アジア大会日本代表とフューチャーズが2試合)ありました.

ポイント上位

・先発投手
 宮國が2試合で2ポイントで1軍に上がりました.小山が2試合で2ポイント,雨宮が3試合で2ポイント,今村が3試合で2ポイント(2試合が0で1試合が3失点),江柄子が2試合で1ポイントですが1軍に上がりました.阿南が2試合で2ポイントです.ホールトンは2試合で1ポイントで1軍に上がり,1軍でも結果を出しましたが,来節の先発投手が5人でよいということから2軍にまた落ちました.阿南や今村は1軍で投げさせても,そこそこ投げられるようには思いますが,ホールトンと比べてどうかというと先発として上とはいえません.リリーフとして考えると若干球威不足に思えます.小山は,1軍で困っている「ビハインドゲームでのロングリリーフ」枠に十分入れると思いますが,8月31日の試合でも,セットポジションの時の投球に課題が残っていました.

先発投手MVP:今村

・リリーフ投手
 一岡は,6試合で5ポイントで1軍に上がりました.土田(育成,23才)が12試合で9ポイント,田原が11試合で9ポイント,アコスタが9試合で5ポイント(最近5試合なら4ポイント).公文が8試合で8ポイントですが,茶柱さんによれば,「1軍にはまだ課題がある」とのこと.

 リリーフ投手MVP:田原,公文

投手の故障者情報
 2軍の選手でイースタン等の試合に8月は出ていない投手.
 成瀬(育成,21才)・野間口
 松本竜・高木康


・捕手
 鬼屋敷(22才,2009年ドラ2)が11試合でマスクをかぶって6ポイント,河野(22才,2009年育成ドラ2)が6試合でマスクをかぶって7ポイントで1軍に上がり,プロ初安打・初本塁打・初打点を記録しましたが最近2軍に落ちました.加藤が4試合でマスクをかぶって8ポイント.井野は1試合しかマスクをかぶって3ポイントですが,先日1軍に上がりました.ペナント終盤~CSにむけて井野がどれくらい使えるかと言うことのチェックだと思います.河野は,プロ初本塁打を打ったものの,ペナント終盤~CSの戦力としてはまだ使えないという判断でしょう.

 捕手MVP:該当者なし.

・野手
 大田が44ポイントです.藤村が37ポイントで1軍に上がりました.坂口が32ポイントで引続き頑張っています.坂口と大田を比べると,長打力は大田の方が上ですが,坂口の方が選球眼が良く大田のような大穴(外角スライダー)もないので,実戦での力は坂口の方が上だと思います.

 野手MVP:大田

・その他

25才以上で,今年1軍にまだ上がっていない支配下選手

投手
右:越智・野間口・久保
左:岸・辻内・須永・星野・阿南

捕手
 市川

野手
 横川

全体として
・1軍は野手の方は,ペナント終盤からCSにむけてメンバーの固定化を図りつつあり,1軍昇格は,中井が復調したときを除いて難しそうです.投手は,リリーフ5-7番手(ビハインドの時に投げる投手)が1軍は不足しているのでチャンスがあります.一岡がすでに上がりましたが,右で小山・笠原,左で公文・今村・阿南あたりはチャンスがある筈です.頑張って欲しい.
sell月間MVP

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