巨人の選手の「珍プレー」への出場が減ってきた?!(4/30,135225,12)

時折スポーツニュース等で紹介される「珍プレー」.以前は,巨人の選手が常連だったと思うが,最近減ってきた気がする.もちろん,昔は,映像に関して巨人戦のそれが圧倒的に多かったということはあったろう.しかし,長嶋・王・堀内監督時代は,きっちりした野球というより,豪快な(悪く言えば大味な)野球を目指していたが,原・伊原体制になって細かい点にも気をつけるようになった点が大きいと思う.逆にパリーグでは,日ハム・ロッテを除いて「豪快野球」が主流だし(岡田監督は,オリックスの体質改善を図っているようだが・・),セリーグでも,横浜・阪神が「豪快野球」に舵を切り,中日も,1塁・3塁・左翼に関しては打撃重視の布陣で,セカンド:セサルなんて布陣を引いていたこともあった.結果として,珍プレーへの巨人選手の露出度が減ったのだろう.


 


思えば,昨日のようなロースコアの試合なんて(しかも,ナゴヤドームで),少し前なら「中日ペース」の試合であり,僅差でリードしていても,たいてい終盤に逆転されるのがパターンだった.ところが,エラーで痛い追加点を与えたのは中日だったし,盗塁をからませて貴重な追加点を取ったのは巨人だった.最後のクルーン劇場は余計だったが・・・.28試合経過した時点で,東京Dでは7勝5敗だが,それ以外の球場で12勝4敗であるのは偶然ではないと思う.東京Dで主に勝っていたチームが,他球場でも,それ以上に勝てるようになった.


 


よい傾向だと思う.セの他球団(ヤクルト除く)が,東京D対策で打撃重視に偏る一方で,巨人はその先を行っているともいえるのだから・・.


 


さて,その「バランス野球」が本当に強いかどうかを確認するのに絶好の舞台が「甲子園での阪神戦」である.前回の3連戦では2勝1敗と勝ち越した.今回も勝ち越せるかどうかと言う点に大変興味と期待を持っている.


 


 

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