木村コーチは、桜・龍馬・赤穂浪士? (4/8,126715,10)

亡くなった木村コーチに関する1連の報道を見ていて、どうしてこんなに涙腺が刺激されるのだろうと考えていたらら・・・散り際がきれいすぎるからであると、やるべきことをやってさっと消えてしまったからであると・・・思った。


もちろん、指導者として父親として夫としてやるべきことは、まだまだ一杯あって、それに関しては、木村コーチは無念であろうけど、野球プレーヤーとしては、与えられた才能を、努力と知力で開花させて満足して散っていったなと・・・私は勝手に思っています。


 


ここで「知力」と書いたのは、自分がプレーヤーとしてグランドに立つために、何をすべきか(チームは自分に何を期待しているか)を必死で考えた結果が、「投手以外のすべてのポジションを守れて、かつ、スイッチヒッター」という究極のユーティリティープレーヤーに結びついたと思うからです。


 


流されたいろいろな過去のインタビューの中で「野球は面白いです。勝っても負けても野球は面白いです。」という言葉が印象に残っている。それはプレーヤーだから言える言葉だろう。


 


残された選手達は、野球のおもしろさを味わうために、知力を振り絞ってグランドに立つ努力をしてほしい。木村コーチ以上の才能を持ちながら、努力が足りない選手、あるいは努力をしていても見当違いの努力をしていてグランドに立てない選手が一杯いると思うから。


 


木村コーチ、ありがとう。

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